「エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史 ―経済刺客、暗殺者、グローバルな腐敗の真相」
小泉政権の足跡
エコノミック・ヒットマン(経済の殺し屋)と呼ばれる仕事についていた米国人・ジョン ・パーキンス氏が告白している動画があります。
米国に刃向う指導者や、賄賂が効かない国家指導者にはジャッカルと呼ばれる殺し屋を派遣し、飛行機事故などを装って殺害している事や、ODAなどで貧しい国を開発する事を大義名分にし、借金まみれにして植民地化してしまうという告白もしています。
参考:
竹中平蔵「民営化した郵政はアメリカに出資せよ!」 -- もしほんとにそんなことしてたら
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全編:時間が許せばこちらをご覧下さい。
オリジナルは/20070605-1">エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史 ―経済刺客、暗殺者、グローバルな腐敗の真相 に有ります。
以下DemocracyNow! Japanの解説から転載です。
アメリカでは超ベストセラーなのに、なぜか日本では紹介されない本。
どうみても日本人の興味を引きそうなのに、いまだに翻訳が出ないのが不思議なのが、ジョン・パーキンスのConfessions of an Economic Hit Man(『エコノミック・ヒットマンの告白』)です*。
グローバリゼーションの原動力となってきた、企業利益中心(コーポレートクラシー)の合衆国の世界支配戦略を、経済面で推進する勢力の深部で働いてきたと称する人物が、いかにこのシステムが第三世界の貧国を欺いて巨万の富をまきあげてきたかを内部告発。
かつて英仏がしたような直接の軍事占領や植民地支配を伴わないアメリカ帝国の搾取構造が、ある意味、非常にわかりやすく説明されています。
パーキンスは、10年にわたって国際経済コンサルタント企業で働き、主任エコノミストをつとめましたが、じつはその間に「エコノミック・ヒットマン」という影の仕事に従事していたと主張しています。
エコノミック・ヒットマンは資源のある第三世界の国の指導者に近づいて、世界銀行の融資を受ければ飛躍的な経済成長が可能になるともちかけ、巨額の借入をさせます。
でも実際の受益者は巨大なインフラ構築を請け負うべクテルやハリバートンのような米国の巨大企業(融資の大部分は彼らの手に落ちます)と、現地のエリート階級のみであり、庶民には国家が背負った巨大な負債のみが残ります。
この借金はとうてい返済できないので、世銀の指導により社会福祉や民生支出が大幅に切り詰められ、天然資源が略奪されます。
パーキンスは、自分の役割は、エコノミストという肩書きの裏で第三世界の指導者を抱きこんで、自国民をないがしろにして、米国の政府と企業にとってのみ好ましい政策をとるように誘惑することだったと告白しています。
彼は81年にこの仕事を辞し、長い期間をおいた後、2004年にこの本を出版しました。
高給を取り、国際金融界の一員として世界の指導者たちと交友し、なに不自由なく暮らしていた彼が、なぜこのような告発をするにいたったのか?
何がきっかけで意識が変わり、どのような経緯で告発に踏み切ったのか?
この告発が真実であるとすれば、そもそも告発をすること自体に危険はなかったのか?
パーキンスは、根源的な問題として、コーポレートクラシー(企業独裁)に支配された合衆国の現在のあり方を批判しています。
2007年に出た続編では、パーキンスはこの考えをさらに推し進め、多国籍企業の活動が貧しい国の環境や経済に与える悪影響を強調し、法人企業には人格が認められているのだから、彼らにも「善良な市民」として振舞うことを要求すべきだと主張しています。(中野)
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ゲスト:
* ジョン・パーキンス John Perkins, 1971年から81年まで国際コンサルタント会社Chas T. Mainのチーフ・エコノミストをつとめた。退職後に出版した回想録Confessions of an Economic Hit Man: How the US Uses Globalization to Cheat Poor Countries Out of Trillions(『エコノミック・ヒットマンの告白:グローバリゼーションを利用して貧国から巨万の富を巻き上げてきた米国の手口』)で、この時期の自分の役割は米国諜報機関と多国籍企業の手先であり、「経済の刺客」として第三世界の指導者たちをかどわかし、自国民を犠牲にして米国企業を優遇する経済政策をとらせてきたと告白した。最近その続編The Secret History of the American Empire: Eonomic Hit Men, Jackals, and the Truth about Global Corruption (『アメリカ帝国秘史 経済刺客、ジャッカル、グローバルな腐敗の真相』)が出版された。
翻訳・字幕:甘糟智子、中野真紀子
全体監修:中野真紀子
*日本語版が出ました
『エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ』 ジョン・パーキンス 著、古草秀子 訳 東洋経済新報社 東洋経済新報社
発売予定日 2007年12月14日 1890円(税込)
第1部 1963年から1971年まで(エコノミック・ヒットマンの誕生
一生の仕事
インドネシア―EHMへの第一歩
共産主義から国家を守る
魂を売る)
第2部 1971年から1975年まで(調査官としての役割
試練に立つ文明
浅黒い肌のイエス・キリスト
パナマの英雄
運河地帯の海賊たち
兵士たちと娼婦たち
将軍との約束
経済史のあらたな暗黒期へ
サウジアラビアでのマネーロンダリング
女をとりもち、オサマ・ビンラディンに資金を提供する)
第3部 1975年から1981年まで(パナマ運河条約交渉とグレアム・グリーン
イランの「王のなかの王」
拷問された男の告白
国王の失脚
コロンビア―ラテンアメリカの要石
アメリカ共和国vsグローバル帝国
偽りの履歴書
巨大石油企業と闘ったエクアドルの大統領
辞職)
第4部 1981年から現在まで(エクアドルの大統領の死
パナマ―もうひとりの指導者の死
私のエネルギー会社、エンロン、そしてジョージ.W.ブッシュ
賄賂を受けとる
アメリカ合衆国のパナマ侵攻
イラクでのEHMの失敗
九・一一とそれが私にもたらしたもの
サダムに救われたベネズエラ
エクアドル再訪
真実を追究する)
[要旨]
表の顔は一流コンサルティング会社のチーフエコノミスト。
裏の顔は工作員。
途上国を負債の罠にはめた著者が命がけで告発する。
9/8/20
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