佳境に入ります 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 8 月 02 日
レス有難うございました。
私の本音投稿はこの辺りからいよいよ佳境に入ります。
先進国経済がゴム風船ではなく紙風船であるとのご指摘は、その通りと思います。
ことに日本経済は耐性の強い紙風船と言えるでしょう。構造改革路線を進める一応の根拠もこの強さにあります。
一方で、民需・官需・輸出ともに伸びが期待できない中、デフレ路線とも言える構造改革や増税を行って本当に大丈夫か、という根強い懸念も故あってのことで、経済学をまともに学び、近代経済史に通暁している者なら誰でも抱く疑問です。
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誤解を恐れずに言う事にします。
日本経済は地獄を見なければならないのです。
高率のデフレ昂進、失業率の高騰、企業利益の低落や倒産件数の増大、自殺率や犯罪件数の増加、国民生活全般の窮乏化等です。
なぜか。
国民にしかと目を見開いて現実を直視してもらうためです。
従来通りの国家運営や産業・金融界のあり方では全く通用しなくなったことを肌で感じてもらうためです。
そのためには、民衆に阿る妙な政治的妥協や改革路線を鈍らせるようなことは一切行うべきではありません。
政治家は口が裂けてもこのような事は言えませんが、私は言います。
このような状況になって初めてこれまで禁じ手とされてきた様々な政策手段の発動が可能となります。
企業のリストラにも多額の費用がかかるように、国家の仕組みを大規模に変更してゆくには莫大なコストがかかります。
誰もこの部分を包括的に取り上げ論じようとしません。
わが国においてこのことを考えているのはごく限られた一部の官僚だけです。
情報開示が足りないからだというご批判は甘んじて受けます。
しかし、国家統治にはどうしても「知らしむべからず」という面が不可避的に出てくるものです(だからと言って同情されるとは期待してませんが)。
こうして本格的に国の立て直しモードに入ると、当然あらゆる意味で国家統制色は強いものになります。
ことは金融界の立て直しだけの話しではありません。
税制や予算を始めとするありとあらゆる組織・制度改革を一気に進めて行く事になります。
民主的プロセスはかなりの部分犠牲になりますが、塗炭の苦しみを味わった国民の間ではコンセンサスが完全にできあがっているというわけです。
一枚岩となった日本国民は強靭です。
>ここまでわかっていながら、銀行に対する抜本的な政策とそれを活かす経済税制政策を断行しないとしたら、国家統治機構は無能のそしりを免れないと考えています。
これはまさに仰る通りです。
しかし、まだその時期ではありません。
金融問題が端緒になることはほぼ間違いないでしょうが、時期が来れば、これまで潰されることを恐れ温存してきた国家再生プランを一挙に開示します。
新しい時代に相応しいグランド・デザインを世界に先駆けて公表し、実施に移します。
今までとは随分異なる「この国の形」を示す事になりますが、冷静に考えると頷けるというものばかりです(その中の項目として、ここでも議論となった所得税率の累進性強化や政府紙幣の導入、富裕老齢層への負担強化が含まれていることをここの閲覧者へのサービスとして明かしておきます)。
金融と産業の一体的不良債権債務処理に政府紙幣ではなく、国債増発を充てるべきだとのご議論がありました。
私自身は政府紙幣で構わないと思います。
広く国民に「相当に異常な事態だ」と言うことを認識して戴くには、従来の財政赤字累増ではなくインパクトも必要です。
政府が日銀券と政府紙幣は等価であることを保証すればさしたる混乱はありません。
同じ100円であり、1000円なのです。
そもそも政府紙幣が信用されないような国の中央銀行券が信用されるということもあり得ません。
政府も日銀も広い意味で日本国政府ですから。
有事の際に国を救ったのは官僚達だった、そう後世の歴史に書き記されることを信じています。
7/1/11

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