福島原発事故レベル7は日本の「敗戦」。 我々はいまその現実を直視しなくてはならない (週刊・上杉隆)投稿者 七転八起 日時 2011 年 4 月 15 日 から転載します。
福島原発事故レベル7は日本の「敗戦」。 我々はいまその現実を直視しなくてはならない(週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン)
発生直後から指摘されていた
「レベル6」の可能性
ようやく日本政府がレベル7を認めた。だが、残念ながら遅すぎた、あまりに遅すぎたのだ。その「敗戦」を認めるのが――。
少なくとも今回の事故が、その発生直後から、レベル6の事故に発展する可能性のあることは一貫して指摘されてきた。
筆者自身は原子炉に詳しくない。だが、原子炉の構造や過去の同種の事故を知っている者に直接取材をし、そのほとんど全員が、当初から口を揃えてそのように指摘していたことで、この事故が政府や東電、さらには大手マスコミなどの言うような軽い事象では済まされないことに気づいたのである。
私はすぐに取材を開始した。と同時に日本人として、この事実を広めなくてはと決心したのだ。
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本コラムやラジオあるいはツイッターなどで私の発言を知っている方々はご理解いただけるだろうが、結果として私の役割は、「最悪の事態(レベル7)」にならないために、政府や東電に直接訴えかけること、さらには彼らの隠している情報を暴き、住民や国民に提供することにあった。
ちなみに、3月16日の午後の取材メモにはこう記されている。
【再臨界の可能性。1号機、3号機の建屋爆発は重大事態。原子炉、冷却できず、燃料棒のメルトダウン。格納容器? 絶対的に壊れないというのは嘘? 3号機、MOX燃料。ヨウ素、セシウムが検出されれば、普通にプルトニウムも放出されている? 作業員への健康チェック。最低30キロ圏外への住民避難。妊婦、赤ちゃん、思春期前のこども、緊急避難が不可欠。最悪の場合 チェルノブイリ化(石棺?)も】
正直に告白すれば、この時点での私はまだ原子炉についての知識を持ち合わせていなかった。そのためか、このメモにも、原子力の専門用語に疎い部分が窺える。
しかしその後、朝から晩まで取材を続けたり資料を読み込むことで、徐々に理論武装ができてくる。
そのうち、私は取材をしながらも、直接的にこうした危険性について、政府、東電に訴えかける必要のあることに気づいた。しかもそれは急務であるように思えた。
一方で、それはひどく困難な仕事になることも容易に想像が付いた。
なぜなら、3号機の建屋が吹き飛んだ15日、「米国とフランスの新聞がそれぞれメルトダウンの可能性に触れている」とラジオなどで発言しただけで、想像を超える大量の批判が私のツイッターに寄せられていたからだ。
異論は排除され、多様な言論が
併存できない未熟な言論空間
これを続けるとどうなるのか。不安がなかったといえば嘘になる。
それでは、テレビや新聞に登場して安全地帯からものを言っている御用学者や御用評論家のように根拠の無い「安全デマ」を飛ばせばいいのだろうか。実は、日本において、それはとても簡単な選択だ。
しかしながら、私はそうすることができなかった。なにしろ、自分自身に嘘をつくわけにはいかないのだ。では、仮に、私の指摘がすべて間違いになったらどうなるのか。
それはそれで日本にとっては良いことである。作業員の安全が守られ、地域住民は再び自分たちの家に戻り、普通の生活ができる。その可能性は薄そうだったが、それでも日本人である私にとってもそれは最良のシナリオであった。
そして私自身は、嘲笑の対象になり、世に晒され、想像を絶する非難を受けることになるだろう。なにしろ日本の言論社会ほど未熟な場所はない。記者クラブ制度によって異論は排除され、多様な言論が存在する場が完全に失われている。よって私は覚悟を決める必要があった。
その結果、ジャーナリストという肩書きは失われるであろうし、おそらく日本の言論界から永遠に追放されることにもなるだろう。
だが、それだけで済むことだ。命まで奪われることはない。
むしろ命を奪われそうなのは何も知らされず作業に当たっている現場の作業員や地域住民の方だ。私はすぐに覚悟を決めた。
こうして政府、東電への取材を開始しながら情報を発信することを始めたのだ。
「最悪のシナリオ」を明らかにし、
それをいかにして止めるか
そうした中で、きわめて残念ながら、現実は大手メディアの言うような「最良のシナリオ」――(そもそも情報分析の前提が違っているので「最良」というものがなかったのだが)――にはならないことがわかった。たとえば、1号機、3号機の建屋の爆発時から、その危険性がなくなったことはただの一度もない。にもかかわらず、政府やテレビは「安全」と「安心」を繰り返していた。
この一ヶ月間、私が訴え続けてきたのは「最悪のシナリオ」に進行する可能性を突き止め、それをいかにして止めるかという一点に尽きる。
だから、メルトダウンが始まっている可能性、格納容器が破損している可能性、猛毒プルトニウムが放出されている可能性、海洋汚染の始まっている可能性、避難地域外にも放射性物質が飛来している可能性、東京にも飛んでくる可能性を指摘してきたのだ。
これらの指摘は残念ながら、結果としてすべて正しかった。これは結果論で言っているのでもないし、また、自身の指摘の正しさを誇るつもりで書いているわけでもない。
もはやレベル7を政府が認めた現在、私の役割は終わった。
その結果残ったのは、私自身の無力感と大手メディアによる「上杉隆」という存在の徹底した無視である。しかも、この結果が出ていても「いい加減なデマを飛ばした」「根拠無く煽っている」というレッテルを貼られている。
耳を疑うような「安全デマ」を、繰り返しテレビや新聞、ネットなどで述べ続けた御用学者や御用評論家たちは健在であるのにもかかわらず、である。
日本にフェアな言論空間が育つ可能性は薄いのだろう。国民は嘘に踊らされ、現実を直視できずに洗脳される方が楽なのだ。国民は仕方ない。問題は、大手メディアやそこに登場する発言者たちである。
取材の「現場」を踏まず、
偽情報に踊らされる人々
本来、真実を伝えるべき仕事をする者たちが、次々と政府・東電のプロパガンダに騙されたのには理由がある。
ひとつは、記者クラブ制度に洗脳された日本の言論空間が、不幸なことに機能してしまったこと。
もうひとつは、それと関係するのだが、テレビや新聞などで発言する評論家やコメンテーターやジャーナリストほど、現場に来ないために、東電や政府の偽情報に踊らされてしまう傾向が強いという現実だ。
原子力事故の取材現場は二つある。
ひとつはもちろん、事故現場である福島第一原子力発電所だ。だが、その取材には大きな制約がある。人間である以上、誰一人、原子炉の中を見ることはできないことからわかる通り、確実な死を覚悟しない限り、本当の現場にはいけないからだ。
もうひとつは情報の集まる東京電力や原子力・保安院、そして政府への現場取材である。換言すれば記者会見など情報現場への取材である。
だが、東京の目と鼻の先で行なわれている記者会見ですら、ニュースキャスターや御用学者、御用評論家、ITジャーナリストたちは足を運ぶことはなかった。
「大本営発表」を終わらせて
世界各国の力を借りるべき時
レベル7になった現在、日本がすべきことは限られている。
米国にいる私のもとには、日本から次々と情報が入ってくる。楽観的なものはひとつもない。それぞれの現場には相当の緊張が求められていることだろう。
福島第一原発の原子炉設計者とは毎日電話をしている。この一ヶ月間、連絡を欠かさなかった東電協力会社の作業員とも話している。総務委員会、法務委員会所属の国会議員とも連絡を取り続けている。民主党幹部、大臣クラスの政治家とも可能な限り情報を交換するようにしている。
その結果、いまできることは世界との情報の共有であり、本コラムでも提案した「国際緊急チーム」による事故対応に尽きる。
菅首相や枝野官房長官を筆頭として、政府は結果として、東電の情報隠蔽に協力し、国民を欺いてきた。
また、民放テレビを中心に大手メディアも、その「大本営発表」にまんまと乗っかり、誤った自説にこだわることで嘘をつき続けてきた。
また、インターネットの世界でも、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏を筆頭に、どの現場取材も行なわないネット有名人たちがいまなお同じ過ちを繰り返している。
いまの未熟な日本の言論社会ではそうした人々に、ただちに、批判の矛先が突きつけられることはない。その代わり、将来、彼らは歴史に断罪されるだろう。
断罪は今ではない。いつか、この事故を、日本人が冷静に振り返ることができるようになったそのときに初めて行なわれるはずだ。
あるいはそれはまた、70年ほどかかるのかもしれないし、もしかして永久にできないのかもしれない。
だが、そんなことはもはやどうでもいい。レベル7は日本にとっての「敗戦」なのである。私たちは、いまその現実を直視しなくてはならない。
コメント
01. 2011年4月15日 22:43:54: VeBRKyiFV6
問題なのは、先の敗戦の時の様に今回の敗戦は、ソノ後がアルかドウかヤネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
02. 2011年4月15日 22:43:58: Ft2YO9SqHo
日本の敗戦とは、日本人自身で問題を解決する「システム」を構築できずに、他国に依存した時です。
現在の政府が解決できないからと言って、日本人自身が問題解決できないわけではありません。
政府が変わり、日本中から叡智を募れば、今の停滞は解消する可能性があります。
まだ、可能性はあります。
丸投げ好きで、保身第一の現政府の維持こそ敗戦への近道に他なりません。
03. 2011年4月15日 22:48:11: Vmeho6r2y2
これくらいの事でくじけてどないするんですか
しょうしょう批判されたからっていじけてどないするんですか
矮小なジャーナリズムが大手を振って自分が排斥されたくらいでぐちってどないするんですか
真実を追究して発言するとはしょせん蝶の羽ばたきでござる
それくらいの覚悟無くしてやってはいけまししぇん
人からうとまれてもきらわれてもしんじてもらえずとも
蝶の羽ばたき、何時かは地球の裏側に達する
その一念で日々を生きる
それだけの事でござる
04. 2011年4月15日 23:11:16: 7aOCCrj8ww
プルトニウムが原発敷地内の土壌から発見されたことに関してロシアの専門家クズネツオフ教授は、「それは、最悪のシナリオに向っていることを示している」と語っています。
政府、東電、誤(御)用マスコミがプルトニウムについてかん口令を敷くわけです。
プルトニウムは人類にとってウラニウム以上危険だと別の専門家は語ります。そして
日本の専門家たちは無能か、災難の本当の規模を意図的に隠蔽しているとこき下ろしています。
http://www.thehindu.com/news/international/article1582428.ece
05. 2011年4月15日 23:13:28: VeBRKyiFV6
>03
ソノ台詞、
仮に日本が放射能汚染の東京を脱して遷都しなくてはナラナイ様な事態に為っても、
仮に日本に対して、世界中から太平洋の漁業が壊滅する代償として天文学的数字の請求書を突き付けられた後でも、
言えたら立派やケド!!!!!!!!!!!!!!!!!!
精神論を声高に言う奴が寧ろ何の役にも立たナイどころか、有害でさへアルのは先の大戦 特に末期の日本を見れば一目瞭然!!!!!!!!!!!!!!!!!!
06. 2011年4月15日 23:25:11: 1lyXQZvUm6
原発事故発生時から、とても東京電力の手に負えるものではないと、思ってきました。
東京電力は事故発生時から、自分では、殆ど、手に負えないことを知っています。この、1ヶ月を見ても、右往左往するだけです。事態はどんどん悪くなっています。
原発事故発生前は東京電力の責任でも、発生後は全て、菅政権の責任です。原発の恐ろしさを知らないなんて。一般の災害事故と、極端に違います。
政府が陣頭指揮をし、国内外の英知をただちに集め、全ての対策を、ただちに、平行して進めるべきです。東京電力に対策処理をさせるなんて驚きです。能力のない会社に対策を任せるなんて、政府の気が知れません。
事故現場に800人しかいないなんて驚きです。1万人でも少ない位です。他の電力会社や、メーカの人員を借り、国家総動員体制で臨むべきです。
国家の存亡を揺るわす大事故なのに、何故、政府は身を乗り出さないのでしょうか。この事故は東京電力に任せておくと、日本は滅亡するような気がします。政府、官僚は逃げています。全てを東京電力のせいにするつもりです。日本が壊滅しても。
07. 2011年4月16日 00:07:09: pEgCpfCxXY
現場の線量値が高すぎて、作業員は近づいて作業できないですよね。
すぐ気を失ってしまうし、十年して癌で死にますしねえ。最悪を想定した場合の
一つとして、
政府が今すべきことは、以下のようなアナウンスを果敢に行うことでしょう。
現場の線量値が依然として上がり続けてること、
近づいて作業できないこと、従って漏出している放射能の飛散を妨げるいかなる努力
もたかがしれてること、このような事態に立ち向かういかなる国内・海外の科学
技術もたかがしれてること、
断続的に再臨界が起きていることとその連鎖反応の繰り返しによる未曽有の
事態の可能性とそれに基づく日本国の破滅の可能性がゼロではないこと、
今のうちに大切な人と時間をともにしここで死ぬならここで死ぬまで汚染の中
最後まで取り乱すこともなく温和な日本人として評価されつつ生きる、
逃げるなら海外へ逃げ生き延びる、どちらも人の権利だ、
判断が急がれる。一刻を争う。
爆発の規模によっては海外ですら所により高レベル放射能汚染の被害に遭うだろう。
誠に遺憾ながら、残念ながら、
そのような事態にあると冷静に受け止め、認めなければならない。
「なるたけ福島から遠方に避難すれば助かる可能性が高まる」
「が、ホットスポット、放射能雲による高濃度汚染がありうるので
居住地ではガイガーカウンターでの計測を推奨する」「幸運を祈る」
というべきでしょう。
08. 2011年4月16日 01:30:07: OIxNYWfJog
あのね低線量被曝では日本は全滅しないの
癌発生率などが以上に高くなるだけ
09. 2011年4月16日 04:56:14: EnFXcTIUl2
原発敷地内にはチェルノブイリの100倍の核燃料がある。
しかし、共用使用済み燃料プールや、5,6号機のすべてが放出される事は考えにくいので最悪でもチェルノブイリの30倍くらいだろう。
その場合、東京が今の飯館村、大阪が今の東京くらいの被爆量になるくらいと予測している。
私は事故当初3月13日から日本からの脱出を計画していたが、今はそこまでの必要はないと考えている。(念のため計画は進めているが)
10. 2011年4月16日 08:15:29: DDYIjdd5cw
上杉さんたちの自由報道協会の情報を頼りに、妊娠中の娘を大阪に避難させました。テレビの情報を信用せずに、自ら、大阪や京都に避難した人たちを知っています。インターネットで情報を知ったものたちが行動を起こしたのです。友人たちもテレビを見ると、その虚偽性に胸が悪くなるといってます。私は頭が痛くなります。いかなる批判があろうとも、信じる道を進んでください。
11. 3号機 2011年4月16日 10:55:27: OSLW0OP6TGnHw : rx957AUCWM
ピューリタンの末裔どもに出来て日本人に出来ないこと…
それは意味の外に顔を向けること
およそ人間というものは
知っていること意外のことは認識出来ない
認識出来なくても顔を向けていることが重要で
出来ない日本人は知っていること…つまりは周りの人間の顔色を伺うこと
がその限界となる
これを変えることは容易ではない
日本には宗教改革が無かったかだ
それに近いのが終戦であり玉音放送であったわけだが
これは占領軍による外圧であって日本人が
自分でしたものではない
今度の原発事故で変われるかどうか
これが今の日本人に課せられた課題だと思う
これで変われなかったら日本人はずっと猿真似しかできない
イエローモンキーのままだ
12. 2011年4月16日 16:03:38: dUu5Ah9Rdc
上杉氏も人の子。愚痴りたくもなるね。 ただ、応援団は多いんだから、果敢に
ばったばったと斬りすすんでください。
それにしても ストップザメルトダウンよ。
国は同時進行で、考えうる策を次々に手を打っているとは とても思えん。
バケツの水をヘリコプターから撒いてみるという不細工なショーを、貴重な
初動の2日を使ってやってみた時に比べたら、
素人の独善はましになったようだが、
まだまだアイデアを 広く求めてはいないようだ。
東電OBの以下の、被爆下の現地作業に関する提案が
http://japannukecrisis.wordpress.com/fukushima-daiichi-proposal/
当事者たちにどう考えられて いるのか知りたいものだ。
13. 2011年4月16日 21:02:23: dsytPDWig6
原子力安全委は「2号機圧力抑制室で爆発があった3/15の朝から3/16の2日間に放射性物質はほとんどが放出し、放射性物質の放出はいまも続くが現段階ではかなり少なくなっている」としている。それを裏付けるかのように、次のURLのグラフからも放射線量がどんどん下がっているのがわかる。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/page:2
ロシア専門家は、引き上げに「行き過ぎ」「レベル4にも届かない」批判
2011.4.13 07:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110413/erp11041307040003-n1.htm
小型無人ヘリが撮影した福島第1原発3号機の原子炉建屋=10日(東京電力提供)
日本政府が12日、福島第1原発事故の深刻度を国際評価尺度で旧ソ連のチェルノブイリ原発事故並みの「レベル7」に引き上げたことに対し、ロシアの専門家らからは「行き過ぎ」などと疑問の声が上がった。タス通信が伝えた。
国営原子力企業ロスアトムのノビコフ報道官は「当初の評価(レベル4)は低すぎたが、今度は振り子が逆に振れ、高すぎる」と指摘。事故発生時に深刻な健康被害が出ていないことなどを理由に、レベル5より高くはないとした上で、レベル評価を含む政府の対応をこれ以上非難されないための政治的判断との考えを示した。
ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所のアルチュニャン副所長は、福島の事故で住民が浴びている放射線量は、日常生活で自然環境から受ける量の10分の1程度であり「健康への影響から判断すればレベル4にも届かない」と述べた。
(共同)
(コメント)
あまり過剰に反応し過ぎるのは、風評被害を助長するだけで、良くない。
14. 2011年4月16日 22:29:59: pEgCpfCxXY
もし一時的な風評被害なるもので済むならその方がましだっていいたい。
みんなはたとえ「最悪」だとしても、たとえば福島県の福一から半径五十キロだけが
癌になる確率が数パーセント増加するのと小児癌が増えるだけだというだろう。
そこから見積もってまあ、大げさに言えば東京含む首都圏がそうなる程度だろう、
とかなんとかいってる。
しかし、福島第一の現状について改めて確認しておくと、原子炉に手が出せない
状況に変わりないし放射性物質を飛散中であり、放射性物質含む汚染水を漏出中
であることも論を待たない。さらに臨界の連鎖反応が起きていることや
核燃料が漏出し格納容器の底を溶融し高濃度で溜まっており、今後どうなるか
見当もつかない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/394.html
ようするに出ている放射能を押さえ込むいかなる手立ても見いだせてはいないし
それによる低レベル放射線被曝が人体にどういう影響を及ぼすか、得体が知れてないのに、放射線は立派に広がる一方だ。
私は、「君子危うきに近寄らず」の見地から、人々の生命に責任ある立場の者は
「風評被害」の誹りを恐れることなく避難を告げるべきだと思う。
「風評被害」に対しては事故を引き起こした責任ある立場が
買取をしたらよかろう。「風評被害」を恐れるが故に避難指示が遅延され
それゆえ子どもたちの小児癌につながった場合、その生命はもう買い戻せないのだ。むしろできるだけ速やかに過剰に反応し、避難したら、助かる命がいまそこにある。

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