ちょっとほっとくと引きこもりがちだ。
家でグラグラ貧乏ゆすりをしながらウメキ声とか上げてると
自分が魔物に近づいていく気がして散歩に出かけた。
普段行かない曲がり角から、なぜか強烈な磁力を察知して
行ってみると
犬が
首輪から伸びたリードがおじさんにからまりまくりで
おじさんは困っていた。
その様子を一秒も手助けせず
都会の女、東條は
「写真撮らせて下さい」と即依頼。
おじさんは犬たちに
「ほら、写真だぞ!ちゃんとしろ!写らないぞ!」
と叱る。
その直後、半分の犬がカメラ目線に。
おじさんの抱き上げた犬にも注目。
↓
全部飼ってるんだってさ
おじさんは、雲に乗って移動する神様のように犬たちとわさわさ
移動していった。
ご近所の奥様たちも「んまぁーお見事ねぇ〜」
と固まっていた。
その興奮も冷めないまま、また歩き出すと
近くの駐車場のほうから
「ほら!行くよ!」
ヒョウ柄の派手なコートを着たお母さんが呼んだ。
カミナリ様の格好をした
真ピンクのもじゃ頭のツノ二つのパンツ一丁の男の子が
てけてけっと歩いてきた。
あまりの突然に写メ撮れなかった。
知らないことがある。
外のスタンダードは、知らないうちに変わっている。

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