京介さんのことがあってから、しばらく。ちょっとした折に、椅子や布団の上など京介さんの好きだった場所に、ついつい目が行くことが多かったです。何となく、いるような気がして……。
前にも書いた通り、別れたつもりはなく、今でも傍にいてくれていると信じたいけど……そうだとしても、姿が見えないのは辛いです。
そんな中、7月に入って職場の人から、仔猫の引き受け手が無いという相談を受けました。
まだ間もないので少し考えましたが、他に当てがないということなので、自分で飼えないとしても、里親だけでも捜してあげられれば……と思い、まずは預かることに。
……そして。預かって何日もしないうち、我が家の新しい家族になりました。
模様は全く違いますが、鼻筋が通っているところや耳が大きいところ、尻尾が長いところは、ちょっと似ているようにも感じます。
連れてきた初日から家の中を臆せず歩き回り、トイレも普通にできました。生まれ変わりか、あるいは京介さんが教えてくれているのか……と思いました。
名前を決めるに当たっては、いろいろ考えました。「京介」は、いわば永久欠番みたいなものなので、それ以外で……「京次郎」……は、ちょっと呼びにくいか……。……他にも色々と考えた結果、それらを組み合わせるような感覚で
「虎次郎(とらじろう)」、愛称
「トラ」と決まりました。
これまで飼った猫は、
・タマ(ミケ・雌……幼少時)
・ミミー(茶トラ・雌……小〜中学生時代)
・トム(灰色っぽいトラ・雄……中高〜大学時代)
・梅千代(雉トラ・雌……大学〜社会人時代)
・京介(黒猫・雄……大学〜社会人時代)
仔猫の段階から自分が中心になって世話をするのは、トラが初めてだけど……今は情報が多いし、それに今までの猫たちと暮らす中で分かったことも沢山あるから……それらを全て、目一杯の愛情と共に、トラに注ぎ込んでいきます。


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