卒業しました。何をって、中学校をです。ぬるオタ卒業とか、ピーマン嫌いとか、そういう自己的なモノではなく、公式的なモノです。卒業証書も貰っちゃいました。わーい。しゅぽんって音鳴らして遊べるぞー。
さて、激動の卒業旅行編もついに最終章。ギャグをお披露目するハメになった年増伯爵の運命や如何に!?
そんなわけで二日目の朝。昨晩は酒を飲みまくっていた先生方、辛そうです。あの例のギャグ先生も頭が痛いとかで辛そうです。
もしや…酒の影響で今日のギャグの事は忘れてるかも!?
「今日は宜しく頼むよ、年増君っ」
その宜しくってのが何に対してなのかは分かってはいたけど分かりたくもなく、ネギ君への恋心を抑える夕映のごとく気付かないフリを全身全霊を込めて遂行したわけですが、現実は厳しく、「今日やるギャグの内容、忘れちゃってないかい?」てな感じの全くありがたくもないな心遣いを受け、落胆。
ギャグへの不安と緊張なのか、それとも夜更かしの毒性が効いていたのかは定かではありませんが、朝飯は喉を通らない状態。恥さらしの時は刻一刻と迫ってきます。
そしてついにその時がやってました。誰かが急にラリったり、心臓発作起こしたりしないかなーとか不謹慎な要望を心の奥底で募らせていましたが、実現するはずもなく。てか、したらしたで困ります。
ここで、ギャグ披露のスターティングメンバーのご紹介。
1番:平成のハイテンションことギャグ先生
2番:紅一点の底力を見せるか?青葉中女子生徒
3番:スベリ確実?やる気はスタメン中最低、我等が年増伯爵
4番(トリ):開き直ってモチベーション充分。余りある舞台度胸を伯爵に分けてくれ。Mercury7さん
野球であればクリーンナップとも呼ばれる3番ですが、あいにくここでは微妙な立ち位置。トップバッターの先生の荒川静御用達の滑り様を見ると、私の滑り方は類を見ない光景になりそうな予感。辛くもエラーで出塁した感じです。
2番手、青葉中女子。
「今日のパンツは、何色だー!」
私は黒だー、と控えめに続け、私は紐パンだー、とフォローの発言をするトップの先生。本当にお疲れ様です。恥ずかしそうに舞台から下りる女子生徒。見事教師&生徒一同の笑い(薄笑い2割、同情8割)を獲得し、2番手としての職務を充分に発揮してくれました。
こうなると重要なのは、2塁に送られたランナーをホームに生還させる3番手。つまり、適度に温まった場内を保温し、4番のM7さんに受け渡すのです。む、無茶な…。
舞台に立つ私。ああ、60もの目が私を、私を見ている。そう思うと緊張もほどよく膨張してきます。
ギャグ終了後。なんていうか、明らかにやる気のない語り口調とか、細かな失敗に意外と受けられました。「お湯のヌメ加減が…」というトコがよく聞こえなかった教師一同に「お湯のヌメ加減です。ヌメ加減。ヌメ。」と、何度も言い聞かせたトコもウケました。つまり、ギャグ自体には対しての笑いをとる事は決して無く。平凡な内野ゴロをサードがファンブルしてくれた、みたいな出塁。ヒットで出塁はしない我がメンバー。
そんな情けないランナーを見事ラストのM7さんがホームランで一掃してくれました。舞台上でも落ち着いた語り口調を存分に見せつけ、適度な笑いをとってくれたM7さんに乾杯。ていうか完敗。
正直その後の出来事はあまり覚えておらず、というのも帰りのバスでは更なる殉職者が続出し、私もその中の一人に配属されまして。昼に食べたカレーの味も、あんまり鮮明には残っていません。
かくして、年増伯爵のオチない卒業旅行記は静に幕を下ろしました。色んな意味で一生忘れなそうな体験をしてしまった罰ゲーム被害者に大きな拍手をお願いします。

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