4月29日の日記で最近のオーディオ熱再燃について書いたが、思い立ったら吉日通貨、節操のない恥書きっぷりで勢いに任せてMark Levinson遂に購入!!!!しかもオールドレビンソンのなかの、モジュールタイプで修理・メンテナンスともに手の掛かるといわれるプリアンプML-1Lを買ってしまった。某ショップなどに問い合わせをしたり、連日ネットにアップされる中古情報などチェックしていたが、PSE絡みかどうか、最近はビンテージレビン損は相場が高騰傾向で、手ごろなものが見当たらなかったところ、オークでションで出品されているのを見かけ、根性で落札。現在の相場から考えたら比較的安く買えたかもしれない。
それで、先日のパーティー後は、このアンプで過去のCDをいろいろ引っ張りだして聞いて過ごしている。初め接続した時、出て来る音を聞いて、様々に形容されて来た修辞の意味を知った。曰く、独特の癖のある・妖艶な・魔性の・中毒性のある・などなど・・・。自分なりに表現してみると、癖、艶といわれる部分は中域〜高域にかけて/声の掠れの部分や、シンバル等の音域に微妙にノイズが乗っていて、その荒さが絶妙な色づけになっているのではないか。まただからといってレンジが狭い感じを受ける事もなく、意外に静寂感もあり、高域も低域も伸びている感じがある。あと特徴的なのは音の切れ、先程のノイズとも関係あるように感じるが、音の切れ目が「ズバッ」「ジュワッ」っと切れ込むように消えて行くように聴こえる。現在使っているZingaliのホーンスピーカーの特徴と相まって、まるでSR用の機器のような音の聴こえ方をする。かといって雑な訳ではなく、妙に繊細な揺らぎのような音質を持っている。
以前使用していたMF A3.2に比べて、音の鮮度と実在感は上がった。ただ、盤のソースを選ぶようになった。高SNの機器が良く録音の悪い盤の録音のアラを気付かせるというが、例えばレンジが広く録音されたエレクトロニカなどは音の微粒子がスピーカー間に広がり、しかも迫って来るように感じられ非常に心地よいが、その反面ハウスのMixCDでもののなかには、レンジが狭く、低域が伸びず、アナログ盤のノイズが盛大に聴こえ、フォノからライン取りしてリリースしている模様まで伝わって来るようで、非常に粗末な録音に聴こえてしまう。逆に最新の録音のR&BやハウスでもOMレコードの作品群はとても録音が良く、またその音楽の持つ感情に訴える力が、ダイレクトに伝わって来て、とても気持ちよい。ボーカル、パーカッションなどが気持ちよく聴こえるのは、中域重視の音作りをしているからだろう。いまのところSRスピーカーのようなドンシャリ感がありながら、中域も気持ち良く聞かせ、解像度も高く感じさせる、相反する要素を絶妙に昇華させた不思議なプリアンプだというのが第一印象。今後のセッティングでも大きく音は変わりそうだ。
パワーアンプはFlying Moleでしばらく充分だとして、スピーカーがどうしてもネックになってくる。中高域のツイーターの音域は非常に満足度が高いのだが、低域については貧弱で、これはユニットの小ささ故仕方ない部分。超低音域まで深く沈み込む低音と、量感、切れ込みのよさなどを表現する為には、15インチ以上のウーハーが必要なのかもしれない。
system
CDP Meridian 507
preAMP Mark Levinson ML-1L
powerAMP Flying mole DADM100pro
speakers Zingali OCM106

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