家族探し&お知らせ  銀次郎


〜お知らせ〜
初めて会った日から何度目かの春がきました。

保護犬として長く共に暮らしてきましたが、
桜咲くこの季節に銀次郎と私たちは家族になることに決めました。

今までたくさんのご声援やご支援、ありがとうございました。

                  2009.04.01 銀次郎 ちばわん卒業
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2010/9/14

銀ちゃん近況  銀次郎

2009年4月に最後の記事UPをしてから1年半。


ふと思い立って
こちらに銀ちゃんの近況を書いてみようと思います





銀ちゃんは6才になりました。


年を重ねて落ち着きが・・・とは口が裂けても言えません(笑)


うちで預かるどんな仔犬より、
誰よりも仔犬らしく無邪気に、
あきれるくらい毎日遊び倒しています。 ふふ


甘え方もおっきな赤ちゃん。

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      ▲ とろける〜


座っているとお構いなしに膝に乗って来ます。




お客様が来ると、
率先してご挨拶に行くのは銀次郎。


ハイパーな仔犬がやってきて、
ヘトヘトになるまで付き合ってくれるのも銀次郎。


足のない子がやってきて、
引きこもっているのを優しく見守ってくれるのも銀次郎。


ほかの犬とケンカをしてしまうわんこがやってきて、
みんなと険悪な雰囲気になっていても仲間はずれにはしないのも銀次郎。


いつも率先してごはんを美味しく食べるのも銀次郎。







たった5年前まで、
引きこもり(立てこもり)、誰にも心を開かず、
食べることも飲むことも生きることも拒否した銀ちゃんが、
数々の困難を乗り越えてここまで来ました。


今も出来ないことはあるけれど、
マイナスからスタートした銀ちゃんが乗り越えてきたモノは、
いわゆる「普通のわんこ」のそれより遥かに多く、大きかったと思います。



乗り越えてきた困難の数だけ、銀ちゃんは強くたくましく、
人に優しく、犬に優しく、ネコに優しく、すべてに優しい。





成長しない日なんて1日もなかったね〜、銀ちゃん。


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         ▲  んだ♪ んだ♪


今は毎日庭を駆けまわり、誰より長く庭で遊んでいます。
毎日泥んこだらけになって、わんぱく小僧〜



銀ちゃんのように、
色々なことに順応するのに時間がかかる子は少なくありません。


1歩進んで2歩下がる状態をじれったく思う人もいるかもしれません。
なかなか笑顔を見せてくれないことに思い悩んでしまうこともあるかも。


だけど。。。

「ぼくたち、成長しない日は1日もありません」 byぎんじ



2歩下がる日があっても、
それはその先で成長するために「必要な2歩下がり」なのだと思います。


今まさに苦しい局面にあるとそうは思えないかもしれませんが、
1年後2年後、もしかしたら明日にも、
それを感じることがあるかもしれません。


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「懐かないから」「慣れないから」とあきらめたら、
懐くことも慣れることも出来ません。




頑張らなくてもいいと思います。
ただ、あきらめなければそれで十分。




ね、銀ちゃん。



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    ▲ ぼくたちは、待っててくれる人がいれば、安心して出来るんだよ



と、銀ちゃんが申しております



また機会があったら銀ちゃんの近況をUPしたいと思います。
ひっそりと更新でした
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2009/4/9

◆ 最後に ◆  銀次郎



沢山のお祝いの言葉をいただきましてありがとうございました。

改めて銀ちゃんがこれほど多くの皆さまに見守られていたのだと思い、
ありがたく、心強く思います。


新生銀次郎は「うちの子」として、
今後は☆わん☆だふるに時折登場します。

今も刻々と成長し続ける銀ちゃんへの変わらぬエールを、
これからもどうかよろしくお願いします(*^_^*)


============

正式に家族になってから、
前の日記や移行してきたこちらのブログをちゃんと読み返してみました。

いつかのブログに、
『銀ちゃんと同じように接し方が難しい子や、
 今接し方で迷いのある方に少しでも参考になればと思い、
 いぬ親さん募集とともにその歩みのブログをつけている』とありました。

長くこのブログを見てくださっている方の中にも、
ご自身の愛犬と銀ちゃんを重ねて同じ思いで見てくださった方が少なくないと思います。

簡単ではありますが、
銀ちゃんと私の歩みをまとめてみたのでお時間のある方はご覧ください 

※これまでいぬ親さん募集中という銀ちゃんの立場上、
 そして預かりとしての私の立場上、言えなかったことも全部書いちゃいます。


       ↓



銀ちゃんと初めて会ったのは2006.03。
人里離れた竹林でまさしく「のら犬」「野犬」といった風貌と目つきでした。
毛の1本1本から「人間には近づくな!」のオーラをがんがん出している子。
でもその表情からはまだ幼さも。。。



その日から始まったのは、
「保護」ではなくて「戦い」だったと思います。

噛まれたり亡くなってしまったりで泣くことはあっても、
接し方に悩んで泣いたりしたのは銀ちゃんだけかもしれません。
そしてこれからも、銀ちゃんに鍛えられた私は滅多なことでは泣かないと思います(笑)



最も泣かされたのは、
水さえ口にしてくれなかった数日間と、
ごはんを食べてくれなかった数週間。

どんどん痩せていくうえに、
数週間はまったく動かず排泄はそのまま垂れ流し。
若くて体は健康なのに床ずれまで出来て、まるで野犬の介護状態。




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   ▲保護から1ヶ月経過。1ヶ月前とほぼ変わらぬ姿勢




銀ちゃんはもっと大変だとは思ったけれど、
手つかずの糞尿まみれのフードを回収しながら、
保護したつもりがそれが原因で殺してしまうのではないかとモヤモヤしたものです。


どの人に話を聞いても、どの本を読んでも、
犬が自殺することはないから必ず食べると書いてあるし、
確かに、どんなに怖がりな子でも、どんなにグルメな子でも、
ほっとけば必ずいつかは食べだしました。

ところが銀ちゃんは自力で立てなくなるまで食べなかったのです。
無理に立たせれば足に力が入らず壁にぶつかる始末。
明らかな貧血、脱水症状が銀ちゃんに襲ってきました。

これはヤバいと思ってようやく強制給餌に切り替えたものの。
口を開けたら開けっぱなし。食べ物を舌に乗せたらそのまんま。

誰かに触られていると、誰かに見られていると、
舌の上に乗せられたものを飲み込みという行動すら出来ませんでした。

可哀想だけど仕方がない。
どんなにおえっとしようと出来るだけ奥のほうに押し込んでは、
タイミングよくのどをきゅっと押して飲み込ませていました。




そうこうするうちに時は経ち、
銀ちゃんの足から肉球が落ちました。

4つ足の肉球が1本1本バラバラに落ちるものだから、
無理やり立たせると今度はバランスがとれません。

まるで、1足はスニーカーを履き、1足はハイヒールを、
1本はビーチサンダルを、1本は雪駄を履いているようなそんなバランスの悪さです。

クリームで補いきれるものでもなく、
結局最後はバランスが整うように肉球を削り、剥きました。


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強制的に食べさせ、歩かせていた半年が過ぎ、
銀ちゃんが床に頭をつけて横になっている姿を見たのは、
保護から7ヶ月が過ぎていました。

自力でご飯が食べられた日のことは今も忘れません。
年が明けて2007.1の終わり。
保護した日から実に10ヶ月目の出来事でした。



ここに来るまで、
どれほどの勇気を出してきたのか。

銀ちゃんのその勇気を称えたのも束の間。


とあるトレーニングの先生に、
「 車で言えばポンコツ 」と言われた銀次郎くん。

私は人に対して初めて猛烈な怒りを覚えたのでした。



その後も銀ちゃんを見ては「処分」を勧める先生。
見てもいない時点で「処分」を勧める先生。


「犬の一生は短い。
 でもその短い一生の中で、この子が乗り越えなければならないものは多い。
 死ぬまで辛いことばかりで過ごさせるよりは。。。。」と。


処分を勧めた先生たちの中には、
銀ちゃんのためを思って言ってくださった人もいたと感じました。


でもそうではない先生も。



私は、
銀ちゃんがどうしたら快適に過ごせるのか、
そのためには私はどうしたらいいのか、
それを教えてもらいたかった。


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処分をしたって、
銀ちゃんにとっても私にとっても、なんの解決にもならない。

銀ちゃんのことで悩んでいるからって、
私にとって「処分」は絶対に「解決」じゃない。



失望がせまりくる中で、
銀ちゃんと私と支えてくれたのは、当時の預かり犬たち。
そしてその子たちとご縁を結んでくれたいぬ親さんのみなさん。
ブログを通して銀ちゃんを応援し続けてくれたみなさんのエールでした。


『 昨日のことは忘れて、
  今日を一生懸命過ごして、
  明日のことは明日考える! 』


そんな風に銀ちゃんと接し暮らしていく中で、

「昨日と今日はあまり違わないけど、
 1年前の今日とは全然違う!」

ということに気付くようになりました。



出来ないことを数えるととても難しい無限のことに思えてしまいます。
出来ないことへのジレンマや焦りや喪失感が、更にさせづらくなってしまうことも。

出来る子と比べてみても出来ないものは出来ないのだし、
嫌なのにうんと我慢させて見た目は出来るようになったとしても、
本当にそれでいいのかどうか。

誰にも分からない成長も、れっきとした成長だし、
誰にも理解できない楽しいことも、その子がそれを楽しいと思うなら、
それはその子にとっての幸せなのだと思う。


時にすっぱりあきらめることや、
出来なきゃ出来ないでいい!と割り切ることも、
その子にしてあげられることのひとつになります。



銀ちゃんから学んだ、
銀ちゃんのような子に最も必要な心構えは、

『 夢は持ち続けるけど 目標は掲げない 』 ということです。



焦りもしなければ、急ぎもしないけど、
 でも君は出来ると思うよ、いつかはね。



そんな風に接するうちに、
銀ちゃんは着々と色んなことをやり遂げて、
そのたびに私は「えっ 今!?」と驚く羽目に 笑


目標はないから、出来なくってもいいんです。
でも夢には見てるから、出来たらもちろん嬉しい



そんな風にしていたら、
いつの間にかこんなに可愛い寝顔を見せてくれるようになりました。


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今もしどこかで銀ちゃんのような子と暮らし始めた方がいて、
私のように藁にもすがる思いで同じような子のブログや接し方を探していてこのブログへたどり着いた方がいらしたら。。。少しでも参考になればと思います。




銀次郎と歩んだ3年間 : 完


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2009/4/6

朝露キラキラ  銀次郎

露がキラキラとキレイな朝です。


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沢山の出会いと別れの季節です。






銀ちゃんは昨日と同じ今日を送るわけですが、


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ひとつだけ、昨日と違う今日が始まりました。






昨日とは違うこと。



それは、







     銀ちゃんには家族がいること。
















はい。













銀くんをこのまま迎えさせて頂くことになりました





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私は銀ちゃんが大好きです。
銀ちゃんと家族になれたこともとても嬉しいです。

それを前提に、少し長いですが聞いてください。






銀ちゃんには過去2件ご希望がありました。
そこで銀ちゃんのありのままをお話しすると、
どちらのご家族さまからもご辞退のお申し出を頂き、
まったく問い合わせのないままに時間が過ぎていきました。


私は今でも、うち以上に幸せになれる家・ご家族がいると思っています。

良縁に恵まれなかったことは私の努力不足、力不足で、
銀ちゃんには申し訳ない結果となってしまったと思っています。


きっとこのブログを見てくださる多くの方は、
そんなことはないと言ってくださると思いますが、
『預かり』として、良い方向に導いてあげられなかったことには違いありません。


そして、預かり家庭という特殊な環境の中では、
銀ちゃんの精神的サポートも十分にはしてあげられません。

だから今でも銀ちゃんは、
次々に来る新しい預かりっこの存在に毎回目を腫らして、
その環境に早く慣れるようにと必要以上に頑張らないといけないのです。

優しすぎるがゆえ、
次々にかつぎ込まれる痛み傷ついたイヌネコの、
その気持ちを自分のことのように敏感に感じ取ってしまい、
自分のことのように痛み傷つき恐怖を共有してしまいます。


私は銀ちゃんにうちのような特殊な環境じゃなくて、
ごく普通の家庭犬として落ち着いた生活を送らせてあげたかったです。

預かりをやめて銀ちゃんを迎えるか、
預かりをやめないで、銀ちゃんの募集を続けるか。

そのどちらの答えも出せないままに、
次々に来る預かりっこたちを拒めるわけもなく、
銀ちゃんを迎えることを決めました。


銀ちゃんがこれから先も私といることで、
他の所でならしなくていい苦労をしていかないといけなくなりました。
共に生きると決めたからには、一緒に頑張りたいし乗り越えていくのだけど、
苦労させることが分かっている私は、この縁組を手放しでは喜べません。



でもこれ以上、
銀ちゃんの名字がないままに年を重ねさせることに限界を感じました。



そして、
生涯の課題ともいえるかもしれませんが、
一生うまく付き合っていかなければならない点もあります。

例えば、
トイレシートの角度がいつもと数センチ違うことや、
折りたたまれたシートのその少しのしわですらトイレが出来なくなり、
家具は勿論、縁や壁、ベッド、敷き物に関わらず、
少しの段差や少しの角、ありとあらゆる場所にあたりかまわず排泄します。

銀ちゃんには叱っても褒めても効果はありません。
人がなにかアクションを起こす行動そのものが「興奮材料」なので、
褒められているのか、叱られているのかは理解できません。


また、
鳥が飛んだのが見えた。とか、風が吹いて葉っぱが舞ったのが見えた。とか、
そんな日常のどこにでもあるような些細なことがきっかけで、
自身で制御がきかないほどパニックを起こし怪我をする頻度が高い・・かと思えば、
同じことが起きてもまったくの無反応だったりと、
トレーニングや忍耐や工夫だけではどうにもクリア出来ない問題も抱えています。



銀ちゃんと銀ちゃんを迎えてくれるご家族の本当の幸せを願えば、
これを話さずに譲渡することはあり得ません。



家族として迎えたら、365日、24時間、毎日、一生です。


そういう子と向き合おうと思ってくれる人がどれくらいいてくれるだろうか。


そう真剣に考えたときに、
銀ちゃんの家族を探すのは現実的ではないと思いました。


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事実、銀ちゃんの預かり4年を迎える私ですら、
銀ちゃんと一生を暮せしていけるのか、今もまだ自信がありません。


とにかく今日の1日を過ごしていく。
この1ヶ月を過ごしていく。この1年を過ごしていく。。。
そんな思いで過ごしてきた3年間でした。


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これからも今日の1日を銀ちゃんと過ごしていくうちに、
5年、6年、10年、15年が経っていくのだろうと思います。





銀ちゃんが大好きだから、
うちでは迎えたくなかった。

でも銀ちゃんが大好きだから、
共にいることを決めました。



うちで迎えることで銀ちゃんには苦労をかけてしまいますが、
出来る限りのサポートをこれからも続けていきたいと思います。






銀ちゃんにぴったりの家族を見つけてあげることは出来ませんでしたが、
銀ちゃんはこれからも私たちとともに生きていきます。


このブログはここで一旦終了とさせていただきます。
長く見守り続けてくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。

言葉やカウントが、
人を、私を、支えてくれる原動力になりました。

銀ちゃんが幸せになれるよう、
頑張っていきたいと思います。


今度は私が頑張る番です







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銀ちゃん。
ふつつか者ですが、これからもよろしくお願いします  杏より




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2009/3/31

仕事  銀次郎



amiままが育児疲れで爆睡しているとき、

わるたまの子守役は銀ちゃんに決定したようです。





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         ▲ 寝てるのを見守るのもボクのお仕事



銀ちゃんは外に働き(散歩)に出られないので、
amiままが外で勤めている(散歩)ときは、
お家の中でしっかり内職(子守)することにしたようです。


主夫の鏡です。


今どきの♂は育児にも参加しなくちゃね。
例え血は繋がっていなくても、同じ家で暮らしている以上は「家族」だから



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銀ちゃんは♂だけど、母の優しさをもっているんだね。



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