5月、かなりバタバタ忙しかったです。
週に一度のお休みも、予定がビッチリ入ってて電車に乗ってあちこち行って草臥れての連続でした。
そんな中、レコ買いなんてできる訳も無く、部屋でもゆっくり音楽聴いてる時間もないくらい。
なので、特別新しい出会いとかは無かったんですが、とても大きな意味を持つ体験を2つしたので報告。
まず1つめ、5月26日に渋谷東急文化村オーチャードホールにて、念願のイングリッド・フジコ・ヘミングリサイタルに出席できました。オーチャードは3年半前のジェーン・バーキン以来2度目。
クラシックのコンサートなんて、学生時代のアマチュアオケ見たの以来。お客さんの中では、僕たちが最年少クラス?ってな感じのヒヨッコ扱い。兎に角、ピアニシモの場面でおなかが鳴らないことだけを祈って席に着く。
大きな拍手に導かれてフジコさん登場!挨拶も程々に早速演奏開始。
PAらしきものはほとんど使用せず、ピアノの生音のみがホールに響き渡る。やはり、ロックコンサートに慣れた耳には小さく感じる。
選曲は、フジコさんの十八番ばかりで、聞き慣れたものが多かったが、やはり本人だけがその先に行っているといった感想。クラシック音楽に対する一般的なイメージは、作曲者の意図が詰め込まれた楽譜を、努力して練習した演奏者が正確になぞる、と行った感じだと思う。僕もそう思ってた。そう、僕たちは馬鹿だったのです。
どんな楽器を使ってもいいロックミュージックに比べ、クラシック音楽なんて制約が多くてつまんない!なんて思ってたケツの青い僕は最近まで何も考えていなかったのです。
今は違います。音の強弱と拍子の速度の制約から逃れ、時間と空間を自由に操りながら自分の感情を表現していくフジコさんの演奏を目の当たりにして、考えを改めました。41歳の春にしてまたはじめからやり直しです。うーん。
本編最後に演奏してくれた、リストの「ラ・カンパネラ」は今まで聴いたどの演奏より前衛的に感じました。フジコさん、まだ攻めるつもりですか?そんな気持ちになりました。
2つめの経験。それは、予告もなしにやってきました。
思えば、2001年冬にはまった、LP「FLOWER」に出会ってから、ずっと夢想していたことでした。
こだま和文氏率いるMUTE BEATのライブ映像が見たい!!!それも全盛期の!!!
ライブ盤は2枚ある。しかし、かなり末期のものしか無い。演奏は円熟味を増しているが、やはり鋭さに欠ける。
感じてみたいんだ、若きこだまさんのナイフのような尖った衝動を。
もう、25年前のことだし、今までも無かったんだからもう無いよね?
なかば諦めていたところに、日本のレゲエシーンのボス、ECから札が配られました。
「GLADDY meets MUTE BEAT」。
うーん。そうきましたか。ミュートの初めてのオフィシャルライブ映像ってだけでも凄いことなのにグラディも一緒に見れちゃうんですか?あの伝説の夜を?
レコ屋で見つけたときは、目を疑いました。時代錯誤も甚だしい。いったいどおいうつもりなんだと憤りました。
しかし、次の瞬間天に向かって手をあわせました。ありがとうございます。
一目散に家に帰り、即拝見。
その後のことは、ご想像にお任せします。いいもの見せてもらいました。
とても25年前の音とは思えない凄い音。ジャックスのライブ音源聴いたときと全く同じ感じ。
日本のレゲエシーンも25年間何もやってこなかったんじゃないか?と思ってしまうくらい、音が重い。
皆さんも、何も言わず騙されたつもりで(騙しはしないけど)三千円握りしめてタワレコへDASH!
と行った感じで、今年のハイライト、早々とやってきてしまいました。
そんなこんなでいろいろある中、10日前に人生初!の結婚をしました。
新居も無く、式も指輪も旅行も無いけど、相手を思いやる気持ちだけ持ち寄って二人暮らし始めました。
これが、ふたりのツーショット写真。
未熟な二人ですが、今後ともごひいきに〜。

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