2009/11/2

ドリーム夜さ来い  

夕暮れ時
ライトが点き始めた風景の中に浮かび上がる
東京タワーが美しかった。

ゆりかもめの車窓から見えるお台場の風景。
船の科学館会場での演舞が見える。
待機している数チームの衣装が色とりどりで鮮やかだ。

改札口ですれ違うチーム同士「お疲れさまでした」と挨拶を交わすが、
初めて出会うチームが多くて、なんだかわくわくする。

もちろん顔なじみの千葉のチームと出会うと
お互いに手を振り合い、駆け寄り、
「次、どの会場?」「がんばろうね!」などど言葉を交わす。

ちょっとした空き時間には応援にきてくれた人たちや
前後に演舞するチームの人たちとの交流が
とても楽しかった。


今回は、お天気がよかったせいか
病気のための欠席者がいなかったせいか
場所がお台場のせいか
はたまた貸切バスで出かけたせいか、
集合した時点でチームの雰囲気は非常に明るく
朝から晴れ晴れとした笑顔がはじけていた。

例によって子どもたちは、キャッキャとはしゃいでいたが、
演舞に支障の出ないよう様子をみながら
なるべくのびのびさせてやろうと思っていた。

狙いは大当たり。
本番の声がかかると
直前までとは別人ように
「踊り子モード」にスイッチが切り替わり、
「構え!」とともに
ある踊り子曰く“狂ったように”踊り始め
一気に踊り切る。

その踊りたるや
練習の時には何度やっても
どこかビシッと決まらず
「あ〜あ」とため息をついていた決めポーズが
どんどん決まっていくではないか。

おまけに私の前列で踊る人たちは
こんなに低くなれたのか!
というくらい低い体勢で止まるため
それに合わせて後列の私は相当無理をした(笑)
強風にも煽られたが
なんとか転ばずに済んで本当によかった。
ときどき頭の中が真っ白にはなったが・・・。

寄る年波の代表自身の不安な思いも知らず、
踊り子たちの集中力と本番力(?)は大いに発揮され
客席からは大きな拍手をいただくことができた。
ありがとうございました。


6回の演舞を無事成し遂げた充実感を胸に
メイン会場に戻り、しばしの自由時間。
最終グループのチーム演舞を見学したり、
この日初めて温かい食べ物をお腹に入れたりして
お祭りの開放感も味わうことができた。


思えば、
春、佐倉でのお披露目に始まり、
夏のふなばしを経て、
大雨の中で演舞した野田も忘れられない。
秋は、鎌ヶ谷、木更津、銚子、
そして、お台場。

演舞を重ねるごとに
家族や周囲の人たちから差しのべられる
温かい協力の心と手が増えてきた。
そのおかげで、
踊り子たちの努力は一応の実りのときを迎え、
明日風は大きく成長することができたと思う。

チーム改造2年計画完了。
そんなものがあったのか?と
メンバーは思うかもしれないが、
あったのだ(笑)

まもなく次の2年計画が始まる。
今度それを推進していくのは
メンバーの1人1人と全体だ。

その夢を拓いてくれたお台場に感謝。
フィナーレに降り注いだ雨にも感謝。





327



2009/10/31

土曜日の朝  

寝床の中で
眠るともなく目覚めるというでもなく
宙ぶらりんな状態で
い〜い気持ちでうとうとしていると、

ラジオから
「T橋N子のサインはQ!」という
元気な声が聞こえてきた。

走ることが好きで好きでたまらない
彼女が生の声で語るこの番組は、
寝ぼけた私の頭を
いつも清々しい目覚めへと導いてくれる。

今朝は、
「行ってきましたよ〜!
○○で行われたマラソン大会。
とっっても楽しかったです!」
と興奮気味に語っていた。

何がそんなに楽しかったのか?

「ほとんど全部の参加者とハイタッチしましたねえ!
後ろから追いかけていって肩をポンとたたくと
みんなびっくりして。すごく喜んでくれましたよ。
先回りして待ち伏せしていると、
向こうからキラキラの笑顔で近づいてきてくれて、
ハイターッチするんですよ!」

そりゃあ、うれしいに決まっている。
Qちゃんとハイタッチできるなら
私だって老骨に鞭打って
ニッコニコで走っていくさ(笑)

そのあとの言葉。
「現役のときならタイムとか順位とかも気にしたけれど、
今はそうではありません。
皆さんにマラソンを心から楽しんでもらえるようにすることが、
私の役目だと思います」

さりげなく人を勇気づけてくれる細やかな感性。
そして、自分に厳しい毅然とした強さも兼ね備えている。


彼女のように、
「楽しむ」という気持ちが
すべての人の原動力になったら
地球は変わる。きっと変わるに違いない。

「待っててくださいね!
またどこかのマラソン大会やジョギング大会でお会いしましょう!」
元気な声で番組は終わった。


しっかり目が覚めて思う。

明日、お台場、ドリーム夜さ来い。

チームを挙げてたっぷり楽しんで来よう!
そして、私たちの演舞を観てくださる人たちにも
たっぷりと楽しんでいただこう!

いざ、行け、明日風!

午後から最終練習だあ〜!!!
62

2009/10/22

うれしい復帰  

インフルや体調不良で休んでいたメンバーが
1人2人・・・と元気になって
練習に復帰してきた。

おかえり〜!

待ってたよ。


折しも、練習場は
ドリよさの立ち位置合わせの真っただ中。
そうそう、1人ずつ戻ってくるので
いつも立ち位置合わせなのだ。

時間もないので
1回さらっと合わせたら
「じゃ、がんばってね!」と
2回目には曲で流す。

あれ?どの子がどのイベントを休んだんだっけ?
ちょっと見ただけではわからないくらいしっかりついてくる。
ひとまず安心。

家で静養中に練習していたのかなあ。
踊りたくてたまらなかったんだろうなあ。
そんな気迫が感じられた。


ところが、
ドリよさまであと少しというところへ来て、
中2が学年閉鎖。
小学校の方は少し収まってきたかに見えるが、
インフルの猛威はまだまだこれからのようだ。
本人たちは元気だが、練習は休んでもらった。

でも、もう動じない。

残った練習時間を有効に活かすのみ。


“Look at me!”

自分自身を真正面から見つめてきた1年、
人様に見ていただける踊り子になるための1年。

踊りたい気持ちをストレートに表せる自分になれただろうか?
喜んでくださったお客様の顔をまっすぐ見て
お礼が言えただろうか?
どれだけたくさんの人たちの温かい心に支えられて
踊ることができたのだろうか?

踊り続けて知ったことも多いが、
休んだからこそわかったこともあるだろう。

その両方を寄せ合って
その両方がわかるようになろう。

「♪踊り子輝け わが銚子♪」
(このフレーズ好きだなあ)

で、ちょっとお借りして、

踊り子輝け、明日風!






31

2009/10/19

お台場下見  

昨年初めて観に行って
観客として楽しい一日を過ごした
「ドリーム夜さ来い」。

今年は思いがけず初参加のチャンスに恵まれ、
観ていただく方に立つこととなった。

あー、この「今年は」「思いがけず」「初めて」という
フレーズをどれだけ登場させたことだろう。
「今年は」「初めて」の二つはともかく、「思いがけず」に関しては、
いかに欲のないぼやっとした代表であるかを露呈してしまってお恥ずかしい限りだが、
「今年はどうしちゃったの、私たち?」という驚きとともに、
チーム全体に笑顔と元気があふれているのは、じわ〜っとうれしい。

ここまで来るには、踊り以外にも
チーム活動と日常生活との間のスケジュール調整や体調管理に
苦労した人が多かった。
少しでも練習時間が多く確保できるように
1つでも多くのイベントに参加できるように
本人たちの努力はもとより
メンバー間での助け合いも大きな力を発揮した。

実際、どうしても調整がつかずに、
泣く泣く休会した人や出たいイベントを諦めた人もいる。

その人たちの分までがんばろう!という気持ちが常にあった。
だから、皆がんばれたのだろうと思う。
時間が空いてしまって、顔を出しにくくなったと思っている人がいたら、
それは違うよ。
少しも早く元気な顔を見せてほしいと願っている。


今年のイベントの締めくくりは
この「ドリーム夜さ来い」と
いつもお世話になっている公民館の「サークル文化祭」。

舞尊、黒潮と2週続いた興奮と疲れも鎮まり、
そろそろ明日から本格再始動だ。
休んでいた子たちも回復して戻ってくる。

ドリよさの会場となる場所をひと回りしたが、
昨日はトライアスロンの大会をやっていて
よさこいとはまた違った楽しさが漂っていた。

会場設営も出店も観客もいないお台場は
これが普段の姿なのだが、どこかさっぱりとして見えた。
そこでステージの位置を確認したり
一歩二歩・・・と歩数で長さを測ったりしている私たちの方が
異質な感じがしないでもない(笑)

演舞6回は、夏の市民まつりと並ぶ最多。
ハードではあるが、
時間的には余裕があるので
たっぷりと楽しみたいと思う。


244

2009/10/16

初めてのバス遠征  

銚子へは、45人乗りの中型バスで出かけていった。

初めてのバス遠足、いや遠征。
とってもにぎやかで楽しい旅だったので
実質的には「遠足気分」で当たり(笑)

朝6時頃の出発。
母たちは皆4時起きという凄まじさだ。

お団子ヘアーと大まかなメイクはしてくること。
衣装も着てきてOK!

私の髪はショートなのでお団子は作らないが
スーパーハードなジェルでガッチガチに固めて、
目にはどピンクのアイシャドウもギュンと入れて、
衣装の赤いダボパンツもはいてしまって、
上はパーカーの上に明日風ジャンパーを着て、
忘れてはいけないマスクをして(インフル対策)、
ぱんぱんに膨れたスポーツバッグをたすき掛けにして、
徒歩で家を出た。

集合場所まで約10分。
この恰好で歩く。

当然誰にも会いたくない。
見ず知らずの人でも
人間という存在に会いたくない。

だから表通りを避けて
裏道を選んだのに、
早起きな人はいるもので、
日曜日の朝の5時半に
どうして外に出るかなあ???
ゆっくり寝ていればいいのに・・・。

5、6人はすれ違ったか。
幸いどの人も
気がつかないか(そんなはずはないが)、
見てはいけないものを見て目をそむけたか(たぶんこっちだ)、
私が下を向いて歩いていたか、
不思議なことに
何の騒ぎも起こすことなく目的地に着くことができた。

が、人を避けて早足で歩いたため
早過ぎた。
まだメンバーはだれも来ていない。
が、買い物に来る人たちはぼつぼついる。
そう、ここは24時間営業のスーパーの前なのだった!!!

あ〜、だれか早く来て〜!

・・・・・・・・

このスーパーにおにぎりを予約してあったので
朝ごはんの心配はなかった。

乗ったらすぐにパクつくメンバーたち。
お菓子も回ってくる。
食欲にかけてはどこにも負けない明日風。

やりかけのメイクを仕上げようとすると、
おっと、バスが揺れる。危ない、危ない。

高速で同じ型のバスが前を走っている。
「あ、Y奏B陣さんだ!」
並んだ。
「お〜い!」
とみんなで手を振ったが
あちらは怪訝そうな顔で見ている。
そうだ、こちらは全員白いマスク着用の異様な集団だった。

やっと気がついてもらってほっとした。


・・・・・・・・


帰りは帰りで
乗ったらすぐにパクつくメンバーたち。
2回続きのパレード会場の真ん中辺にあったコンビニに
前もって夕飯用のおにぎりとお茶を予約してあったのだ。
このコンビニは下見の時にしっかり目をつけてあった。
食べることにかけては抜け目のない明日風。


昼は、実行委員会が用意してくださったつみれ汁をいただき、
出店で、好きなものを買って食べた。
私は、イワシまんとチョコバナナクリームクレープ。
すごい組み合わせ。

でも、イベントの時は
味が合うとか合わないとか
座って食べられるかどうかなどはどうでもよくて、
食べるヒマが少しでもあったら
少しでいいから口に入れておく
というのが基本。

演舞と演舞の合間の小休憩のときにも
ひと口大福やミニクリームパン、
塩飴や梅干しなどが
踊り子の口にばんばん放り込まれる。
うちのサポート隊は最強なのだ。

腹が減っては踊れない!

・・・・・・・

バス遠征の話が、いつの間にか食べる話になってしまったが、
こうやって明日風の踊り子たちは
力いっぱい踊り、
目いっぱいはしゃぎ、
どすーんと爆睡して、
初めての黒潮よさこいをたっぷりと楽しんだのだった。


帰りのバスの中で、
信じられないほどテンションが上がりっぱなしの子が3人。
よくくたびれないものだと呆れてしまったが、
これだけ元気なら

インフルエンザも逃げていくだろうね。


5



Powered by teacup.ブログ “AutoPage”