2016年08月21日にフラリと我が家に訪れた野良犬の「風子」

女の子だけど年齢不詳・・・かなり年配のようですが尻尾が短くて大人しい感じの良い子です。
一応迷い犬の登録をして待機! その後飼い主も現れず正式に我が家の一員となりました。

18年9月に他界したチャッピーとも仲良しで元気に暮らしていました。
19年には脳梗塞を患い半身不随でこりゃあ大変だ!!と思いましたが自力で克服、かなり良い感じに戻りかけていました。
とにかく大人しい子で犬嫌いな子供でも友達になっていました。
我が家には無くてはならない「癒し犬」となり、私たちにも色んな喜びを与えてくれました。
ほとんど吠えない彼女が15日の夜、突然寂しい遠吠えを2回ほどしました。
慌てて外に出てみると庭に倒れていて顔だけがこちらを向いていました。
抱き上げて勝手口に入れ、寝床を作って私達も一緒に横に寝ることにしました。
思い出話を沢山して、体を撫でてあげると短い尻尾をプルプルさせて応えているようでした。時折力を振り絞って立ち上がろうとするのですが体を起こすのが精一杯、それでも朝まで頑張る姿を見せようともがいていました。
朝になり仕事に出かけるので小屋に戻すと外に顔を向け、真っ白になって見えていないはずの目でこちらを見ていました。
出勤前に「行ってくるよ!」と頭を撫でながらと言うと短い尻尾をふり私の顔をじって見ていました。その後、恭子が出かけるときも同様だったそうです。
近くに勤める恭子がお昼に帰って見たときには冷たくなっていました。
よく「飼い主に見送られて」と言いますが、優しい風子は私たちをいつものように見送ってから旅立って行ったようです。
ありがとう。短い間だったけど本当に幸せな毎日だったよ。
風子がどんなところで生活していたのか知れないけど、とても可愛がられて育ったんだろうね。名前はなんて呼ばれていたんだろう?最後の時を我が家で迎えたことをどう思っているんだろう?
今頃天国でチャッピーに会っているかな?
静かに旅立った「風子」私たちはずっと忘れないよ♡
本当に本当にありがとうm(_._)m これからは首輪もないんだよ、自由にしていいんだからね!たまには夢の中で会いに来てね、さようなら・・・・・

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