2007/3/20

健先生の思い出  サロン

クリックすると元のサイズで表示します

小説家高橋健先生が逝かれた
奥様から遺作となった小説集と書簡が送られてきた
癌が分かってから一年、本を書き上げ家族や作家仲間に見守られながら
ホスピスで眠るように命をおえられたという

すみれ屋をオープンしてからの3年間毎朝のように黒いかばんを抱えてお出かけ下さり
サロンの一番奥の窓辺の席で髪の毛をかきあげながら文筆活動に余念がなかった
痩身で少し神経質そうな先生の横顔が思い出されて寂しさがこみ上げ
小説集を読みながら信じられない思いでいっぱいだった

時には「先生ご一緒させていただいてよろしいでしょうか?」と
先生が好きだったスペインのお話に耳を傾けながらスタッフともども
コーヒーをいただいたことも・・
俳句や短歌も教えていただいた
「すみれの俳句を100句作ってごらん」と宿題をいただいたこともあった
まだまだ半分ほど、果たせないない約束だった
「新聞でこんな粋な句を見つけたよ」と先生・・「緋のカンナ今恋愛の射程距離」
<キタキツネ物語>は先生の原作で映画化もされた

東京から自然保護のお仕事で信州に住まわれたたった3年間の思い出
今となっては夢のように楽しいサロンの思い出となってしまった
心からの感謝を捧げご冥福をお祈りしたい

クリックすると元のサイズで表示します



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ