Kn’sファクトリー店長の飛鳥井です。
日産系チューニングパーツを販売する「株式会社東名パワード」が平成30年6月19日をもって創立50周年を迎えました。
当時、レーシングドライバー兼メカニックであった「鈴木誠一氏」が立ち上げた会社です。(当時は東名自動車)
レーシングカーに貼ってある「TOMEI」のステッカーは誰でも一度は見たことがあるのではないかと思います。
1970年代 特殊ツーリングカーレースにて、常勝していた3K-R DOHCエンジンを搭載するトヨタKP47スターレット優位の中、東名自動車チューンのA12型OHVエンジンを搭載する日産B110サニーが唯一出場して優勝を飾りました。プッシュロットをもつOHVエンジンが1万回転以上回り、DOHCエンジンを搭載するスターレットに勝ってしまったレースは有名で、「TOMEI」の名は全国に広まりました。 その後、89年まで特殊ツーリングカーレースでA型エンジンを搭載するサニーは大活躍でした。 現在でもA12型エンジンが名機と言われ、ファンが多いのも、当時 鈴木誠一氏の率いる東名自動車が、A12型OHVエンジンでレースに果敢に挑んだ功績の賜物と言っていいのだと思います。
現在は、 東名スポーツ、 東名エンジン、 東名パワード の三つに分社化され、東名パワードは日産系チューニングアフターパーツを中心に開発販売しているチューニングパーツメーカーで、チューニング界にとって無くてはならない会社の一つです。
平成30年6月19日創立50周年記念パーテイがグランドプリンスホテル高輪にて盛大に開催されました。
TOMEIエンジンデイラーでもある当店も招待され、当店からは私が出席させて頂きました。
向かって右が、鈴木誠一氏がドライブした日産B110サニー
左が、現在トムスの会長を務める 舘信秀氏がドライブしたトヨタKP47スターレット
これだけでも、感動・・・
日本のモータースポーツの礎を築いた 多くのレジェンド 。 感動・・ 感動・・ 写真を撮る手が震えました。
この方々が乗るレーシングカーのプラモデルを買い集め、日産ファンになった幼少の頃。 この方々のレースを見に何度もサーキットに足を運んだ10代後半。
この方々のレースを見てレーサーに憧れ、フレッシュマンレースやN1耐久レースに参加させてもらった20代。 感無量。。。
株式会社東名パワード様 創立50周年 本当におめでとうございます。
これからも永いお付き合いの程、よろしくお願い致します。