WRフィッツジェラルドの契約見直し交渉がまとまらないのでオフの戦略に支障が出てます。
フロントとしては2008年のベースサラリーが14.6ミリオンという巨額になるWRラリー・フィッツジェラルド(契約残り2年)の契約を見直して、それで空いたサラリーキャップ枠でOLB/DEカルビン・ペース(契約満了でUFA)と再契約という目論見だったんだけど、フィッツジェラルドとの交渉は予想以上に難航していてすでにいろんなとこにガタが出はじめてます。
RFAになるOLBダリル・ブラックストック(2005年のドラフト3巡指名)にテンダーオファーをしないことが決まりました。RFAへのテンダーオファーで一番低い金額は今年は92.7万ドルなんだけど、チームはこの額をブラックストックに提示する余裕がないと伝えたそうです。期待外れだったとはいえ去年3サックしてブレイクの予兆も少しは見せていたので残念です。4年目ミニマムサラリーで再契約する可能性も残ってはいますが。
RFAについてはブラックストックにオファーしないことと、控えOGエルトン・ブラウンに一番下の92.7万ドルのオファーをすることだけは決まったんだけど、CBエリック・グリーンやDE/DTアントニオ・スミスにはどのテンダーオファーをするかまだ発表されてません。期限が現地木曜なので明日には分かります。
カルビン・ペースに対しては49ersなど数チームが関心を持ってるそうです。
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フィッツジェラルドとの交渉は、チームは6年延長をオファーしたけど、代理人ユージン・パーカーは4年延長を主張。しかもパーカーの案は4年目のサラリーが巨額なため3年後に再び契約見直し交渉になることが必至という内容。チームはこれを拒否。現在両者は5年契約を軸に交渉しているのではと言われてます。フィッツジェラルドは入団以来快調にインセンティブ条件をクリアしてるので2008年14.6ミリオンのあと2009年は17.4ミリオンにもなるので今年契約見直しが合意しないと1年後には解雇される可能性が高いみたい。
アリゾナが提示している金額はチーム史上最高額、さらにリーグでもQBを除いた全ポジションの中で最高額とのことです。ユージン・パーカーってのは以前にもDEアンドレ・ワズワースやCBアニーアス・ウィリアムズの代理人としてアリゾナは手こずらされてる人物なんですよね。
ウィゼンハントHCは最近フィッツジェラルドと直接会って、今オフのチームの計画はフィッツジェラルドとの契約見直し次第で変わると話したそうです。フィッツジェラルドはアリゾナでプレーすることが大好きだしチームの勝利に貢献したいと言っているとのこと。あとは代理人さえ納得すれば、って状態。

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