3日間の強制参加ミニキャンプが金曜に始まりました。デニス・グリーンは「過去2年アリゾナ・カーディナルスは10勝22敗だったから、これからの2年は22勝10敗が目標だ」と練習終了後にコメント。
ドラフトされた新人たちも全員参加(数年前には来なかった1巡もいたけど)。1巡CBロールは「自分は勝手な思い込みをしてた。みんなチームとして一緒に練習していた。カレッジとよく似てる。とても満足した」。NFLの練習をどんなだと思ってたんでしょうか(笑)。いきなりドリルで去年の1巡WRフィッツジェラルド(大学時代に対戦して抑えた経験あり)とマッチアップしたけどかなり苦労したらしいです。ただし選手全体のスピードに関してはマイアミ大にいたから慣れているとのこと。
去年開幕直前にIR入りしたあとDEからOLへのコンバートを命ぜられたフレッド・ウェイクフィールドは初めてOGのポジションでパスラッシュドリルをこなしました。同僚からもかなり注目されて野次も飛んでたみたいです。最初のプレーは良かったけど2プレー目はDTコロッジーに抜かれたそうです。
2年前の1巡DEカルビン・ペースはオフに10パウンド増量して270パウンドで現れました。去年はバルク不足を指摘されて徐々に起用されなくなったけどオキーファの加入とゼルナーの残留で危機感を感じてるようです。「(コーチ陣に)要求されてることだからそれに応えようとしてる」。
不参加はWRボルディンとOTシェルトンの2人。来てたけどケガのため練習しなかったのはRBシップ、OTデービスと数日前に契約したばかりのOTアレン。なのでRBはハンブリックが1本目に入ってました。2巡新人アリントンは「俺は競争は大好きだ。出場できるように一生懸命やる」と先発争いに加わる意気込み。
ボルディンについてはチーム側も1年前にすでに契約見直しの考えを持ってたんだけどまとまらないうちにボルディンが代理人を強硬派のドリュー・ローゼンハウスに替えてしまいました。ボルディンの新人時の契約は4年総額258万ドルで今年のベースサラリーは38万ドル。対してボルディンより成績が劣るフィッツジェラルドはすでに約1,630万ドルを受け取っているという矛盾があるのは確かで、ボルディンはもっと貰う価値があるとチームも認めているんですが。
シェルトンはグリーンから不参加を許可されてたそうで、チーム側としてはまだトレード要員だからケガをさせたくないという考え方みたいです。このままトレードが成立しなければ6月1日以降に解雇されるのではないかといわれています。アンソニー・クレメントが解雇されてすぐブロンコスと契約したところを見るとシェルトンが解雇されるのを待ってるチームは確実にありそうです。

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