・CBロバート・アルフォードは今年IRから53人枠に戻さないかも
・新人QBカイラー・マレイはOffensive Rookie of the Year有力候補
・パス成功率64.6%、2,703ヤード、14TD、5INT、ランで3TD
・オフェンスROY受賞なら2003年のWRボルディン以来になる
□Robert Alford, And A Return In 2019 Versus 2020 (チーム公式サイト11月20日水曜の記事)
・CBロバート・アルフォード(前ATL、今年2月に3年契約で加入)はトレーニングキャンプで足の脛骨を骨折してIR入り。IR on returnの制度を使ってシーズン中盤に復帰するという希望が持たれていたが第12週の時点でまだ練習に参加してない。
今シーズン中の復帰はないのかという質問にキングスベリーHCは「彼は懸命にリハビリをしていて、復帰したがっている。だが我々は彼の安全のために賢明でありたい」。
(現段階でまだ練習に参加できないということは無理して復帰させるよりじっくり治して来年に備えるほうがいいのかもしれない)。
(RBデビッド・ジョンソンも一昨年開幕前に手首脱臼してIR入り、結局シーズン中に復帰できなかった。開幕前に全治2ヵ月くらいのケガすると単純計算でIR on returnでシーズン後半に復帰できると考えてしまうけど、実際は難しいみたい)。
(一昨年LSアーロン・ブリューワーが手首の負傷で第6週にIR入りしたあと8週経過後の第15週に復帰したこということはあった)。
(CBのトップ3みんな契約が残ってるから来年はパトリック・ピーターソンとアルフォードが先発でニッケルにバイロン・マーフィーという強力布陣になる。強力すぎてベテランのどっちかがトレードで放出されるんじゃないかと心配になるレベル)。
□The Potential Of Kyler Murray As Offensive Rookie Of The Year (チーム公式サイト11月20日水曜の記事)
・QBカイラー・マレイ本人は狙ってないがOffensive Rookie of the Yearの最有力候補。対抗格がRBジョシュ・ジェイコブズ(OAK)でWR DKメトカーフ(SEA)がダークホース。
マレイは11試合でパス254/393(成功率64.6%)、2,703ヤード、14TD、5INT、パサーレイティング91.2。ランで67回418ヤード(平均6.2y)3TD。35被サックでファンブルロスト無し。
OAKのRBジェイコブス(ドラフト1巡24位)はラン191回923ヤード(平均4.8y)7TD、パスキャッチ17回144ヤード。WRメトカーフ(ドラフト2巡)は35キャッチ595ヤード5TD。
カーディナルスはOffensive Rookie of the Yearの賞ができた1967年以降で受賞者は2人。1979年のRBオーティス・アンダーソン、2003年のWRアンクワン・ボルディン。
最近6年でQBの受賞は2016年のダク・プレスコット(DAL)だけらしい。
(マレイはあのOLのパスプロテクションの状態で逃げ回りながらだし投げ捨てもけっこうあるのにこのパス成功率。まあほとんどゲインのないショートパスも多いんだけど約65%は立派。しかもINTの少なさ。ドラフト全体1位指名の価値は紛れもなくあった)。
(小さなテークバックから速くて鋭くて正確でなおかつスパイラルの綺麗なパスに惚れ惚れする)。

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