2005/3/13

カナリア(’04) AOLメッセージボードスレッド  日本

日本国内 スレッドマスター:Autumnroom 投稿日時 2005/3/13 2:48
アクセス数:2 更新日時 2005/3/13 2:48

「黄泉がえり」の塩田明彦監督の新作「カナリア」。

昨日の新聞に今月20日で地下鉄サリン事件から10年・・とありましたが、オウム真理教事件をベースに、母に連れられカルト宗教団体に入信したある少年の、教団崩壊後の「その後」を祖父に連れ出された妹に会いに行くというロードムービー風に描いた作品。「誰も知らない」同様、日本という豊かな国でのエアポケットのような”難民”的子供、それでも自分で歩もうとする姿がありました。

以前森達也監督の、事件後のオウムドキュメンタリー「A」「A2」を見ましたが、そこでは地域住民と談笑したりナイーブに悩んだりする普通の青年達としての信者の姿もありましたが、今回描かれていた(どこまでが事実を元にしているかはわかりませんが)内部の教育の様子等はまさにカルト集団・・思春期に半ば脅迫的に徹底した価値観を押し付けられる姿はやはり痛々しいものが。

だからといって、概して家庭や教育機関が現代社会で心豊かに生きるため子供に示す信じるに値する”何か”を持たないままであるのが、オウムが慢延した一因・・という忘れかけていた問題を思いました。

主役の石田法嗣は前作「ハーバー吉野」でも髪をその土地の習わしの”吉野刈り”にされることを断固拒絶した反逆転校生キャラでしたが、並んで評価される柳楽君の静かな精悍さに対してもう少し硬派な存在感感じました。彼と旅を共にする谷村美月もいい目してるな・・と。

この作品が気になっていたのは、「誰も知らない」同様子供を扱った問題作ということもありますが、予告編見て以来劇中流れていた♪遠い遠い遥かな道を・・の「銀色の道」(http://bbs.jp.aol.com/redir/?url=http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/ginironomichi.html)が作品の切ないイメージと相まってずっと頭の中をリフレインして離れず・・ということもありました。

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