2006/8/25

スタンドアップ(’05)  アメリカ

先日見た「クジラの島・・」のニキ・カーロ監督最新作。「クジラ・・」とは、男性主権社会の圧力に悩まされる女性(少女)、という部分は一応共通ですが、ファンタジックな部分のあった前作とは全く趣の違った、80年代アメリカ初の集団セクハラ訴訟の実話ベースの作品。

暴力夫から離れ二人の子供を養うため故郷北ミネソタの鉱山で働くヒロイン(シャーリーズ・セロン)が受ける、悪質なセクハラ、嫌がらせの数々。彼女の訴えに会社の上部も冷淡で、ついに法廷で戦う決意。心情的な共感はありながら、同調にしり込みする同僚女性達。そういうシーンでの彼女の孤独が沁みるような。

やはり愚かしく偏狭な集団に対し、彼女への理解を示す男性陣も存在してこそのスタートラインで、彼らを実際協力へと動かしたのは、普段やり手でもリーダー的でもない彼女の奮った勇気。彼女をずっと敬遠していた父がついにある場面で援護したり、望まぬ十代での妊娠で生まれた長男との確執、和解等家族の絆的要素も折りいれ、女性監督作品らしいといえばそういう感もある硬派作品。(http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6546クジラの島の少女(’03)

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