2006/9/24

ブロークン・フラワーズ(’05)  アメリカ

ギンレイホールは、一昨年春「ジョゼと虎と魚たち」「解夏」以来。1日2本見たのも、ジャームッシュ作品も久し振り。でも「ブロークン・・」「ナイロビの蜂」の順で、双方種類の違う引き込まれ方で、疲れなかった。ビル・マーレイ演じる中年男性に舞い込んだ一通の手紙が元で、彼が昔の恋人達を次々花束を持って訪ねて行く変り種ロードムービー。

とにかく、当惑・懐古、複雑な心境が滲み出ているビル・マーレイの苦笑的なくたびれた表情の味わい、に尽きる、オフビートな魅力の作品。訪ねていくシャロン・ストーンやジェシカ・ラングら各自の背景を持つ女性達の個性で、ジャームッシュらしいオムニバスのような色合いも。

さしてドラマティックな展開はないものの、空港・近所で見かけた青年が、密かに誕生していた自分の息子かも、という微妙な感情のほとばしり等、さりげなく人情の機微を突いた見せ場も。旅のプランを立てた隣人の好み、ということで全編に流れるやや気だるげなエチオピア音楽も、作品のゆるいムードにフィット。(http://www.brokenflowers.jp

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