2005/1/1

理由(’04) AOLメッセージボードスレッド  日本

「理由」大林監督×宮部サスペンス

東京都 スレッドマスター:Autumnroom 投稿日時 2005/1/1 11:39
アクセス数:184 更新日時 2005/1/1 11:55

新年おめでとうございます!年末多忙で書き込み遅れましたが、合間に時間帯が合ったこともあって大林宣彦監督の「理由」(←関連サイトです)見てきました。

原作読んだのは結構前で詳細はおぼろげで、見ていくうちに、ああそうだった・・という感じでしたが、やたら登場人物が多くジグゾーパズルのように入り組んだこの宮部みゆきサスペンス、大林監督の手で料理されるとこうなるか!というか。

セリフある役だけで107人の登場人物は普段の大林作品の役10倍・・とのことで、ベテラン〜新人様々な顔ぶれが登場し、何人かがそれぞれの一家4人殺人事件への関わりをドキュメンタリー風に語っていく手法で、映像化困難と言われていたらしい当作品を”わかりやすく斬った”気がしました。

主役不在、キャスト紹介も登場順・・というあまり記憶にないパターンで、”勝野洋の眉”の線以外は全員ノーメイクでの演技だったそうですが、印象に残ったのは最近では「雨鱒の川」でも見かけた伊藤歩・・そういえば大林作品「水の旅人」でのデビューでしたが、重要人物の一人であるシングルマザーの役を力むことなく体現してさりげなく実力派、の雰囲気が。

下町のノスタルジックな色彩等大林作品っぽかったですが、ドキュメンタリータッチでずっと進行していながら、ラスト近く「時をかける少女」風ファンタジックCG映像があり、それは自分はちょっとガクっときた感じでしたが、良くも悪くも大林テイスト!という場面、ありました。

後味的には、都会の人間関係というものの浅薄さが引き起こす闇、を描いていながら、読後感よりは暖かみが残ったのは大林作品だったからなのかも・・という所でした。



6再度鑑賞

投稿者:Autumnroom 投稿日時 2005/2/1 22:34:08
更新日時 2005/2/1 22:34:29

新宿では今週金曜までで、あの登場人物のボリューム魅力的だし、未消化な気がして再度見てきましたが、コメントにもいただいたように、あらためて、ああいう証言中心の構成のユニークさ、贅沢すぎるようなキャスティング、印象的な寂寥感ある場面転換の夕景etc宮部&大林ワールドの融合、見ごたえありました。

当作品は本も話題の直木賞受賞作でしたが、原作、映画共鑑賞の場合、個人のお好みによるかと思いますが、原作→映画の場合、複雑な人間関係をある程度把握してから鑑賞できるので”わかりやすい”という点ではいい気がしますし、映画→原作の方が、大林監督が構成した宮部ワールドを純粋に堪能の後小説の描写で細部確認できる楽しみがあるのでは・・と思いました。

また、いい加減なことを書いていては・・と部長さんが反転でご指摘の一部の片岡鶴太郎場面、留意して確かめましたがめまぐるしい展開ではありましたが一応回想シーンのようでした。(でも何というか、せっかくレスいただいて、もし5のような返答の仕方で万一お気を悪くされたら失礼しました)



5>3

投稿者:Autumnroom 投稿日時 2005/1/10 11:31:49
更新日時 2005/1/10 11:31:49

部長さん、レスありがとうございます。

「eiko」はDVDで沢田老人の”占有屋”見ました。色んな場所に他人として送り込まれる”アリバイ屋”とかいう職業もあるらしいですが・・そんな匿名性の中での惨劇のこのドラマ、そういう現代だからこそ信頼や絆が大切、という警告を含んだ作品かと自分も思います。反転文字でご指摘の部分ですが、片岡鶴太郎登場シーンは、インタビューではなく妻役の南田洋子の回想シーンだったかと思うのですが・・。(それにしてもちょっとした脇役陣も本当に豪華な顔ぶれでした。)撮影シーンについては、書かれているように少々不必要に大儀すぎた感受けました。



4>2

投稿者:Autumnroom 投稿日時 2005/1/10 11:25:36
更新日時 2005/1/10 11:25:36

AKさん、レスありがとうございます。

ホントあのファンタスティックCG、あそこだけ妙に浮いててあらら?という感じでした。



3疲れました。

投稿者:Eigabuchou 投稿日時 2005/1/4 01:43:02
更新日時 2005/1/4 01:44:22

キャスティングがすごい。監督が言われるには、登場人物107名の役の名前を覚えるのは実に大変なことなので、慣れ親しんだ顔で覚えてもらった方がいいということで、ぜいたくなキャスティングになったそうです。インタビュー形式で物語が進むのですが、ぐいぐい引き込まれ、時間がたつのを、忘れてしまいました。セリフを聞き漏らすと前後のつながりが、わからなくなるという緊張感があります。それでも2時間40分は長い。さいごはぐったり。疲れました。
 場面転換に夕陽の風景がつかわれました。ものがなしさが感じられます。しかしラストは青空の景色、ストーリーの結末同様、少しは気が晴れたようです。
 人と人とのきずな。まったくの他人が殺人事件でつながっていく。奇妙な関係がこの社会に存在する事実。お互い助け合って、信頼しあって生きていこうというメッセージがあるのでしょう。
 いくつか気に入らない点です。まず片岡鶴太郎などの故人に対するインタビューが成立するという不思議さ。最後に大林監督の後姿もでますが、あの撮影シーンは映画という大所帯じゃなくて、テレビ・レポート程度の少人数スタッフでよかったのではないかと。いきなり超現実を見せられたようで、気まずい思いをしました。
 占有屋の話は「eiko」に出ていた沢田研二を思い出しました。この「eiko」でも麻生久美子と沢田研二との奇妙な関係がありました。



2証言フィルム

投稿者:AK0906 投稿日時 2005/1/3 21:43:39
更新日時 2005/1/3 21:43:39

最後のファンタジックCG&説明文は親切すぎて余計な気はしましたが、証言フィルムで進行する独特なつくりは面白かったです。
今度原作を呼んでみようと思います。
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