2006/4/2

風音(’04)  日本

東陽一監督作品。舞台は沖縄のある島。風葬場に置かれた頭蓋骨の穴を風が吹き抜ける時に起こる”風音”。沖縄舞台ということとタイトルで気になっていた作品です。

戦争もの以外の沖縄舞台の作品は、どことなく突き抜けたのどかさが好ましいですが、ここでは島の子供達の無邪気な日常等も描きつつ、伝承を重んじて暮らす島民の姿と共に、戦争の惨劇の舞台でもあったという歴史が背景に。

夫の暴力から子連れで逃げてきた妻のエピソードは必要?とも思いましたが、その流れも絡まり、特攻隊員だった恋人の面影を追ってきた婦人にようやく聞こえた”風音”。

彼女に形見を渡さず処分した主人公、思い出の手紙をちぎり捨てた婦人の行動に、暗黙の過去への決別が感じられ、そういう様々な思いを黙って見ているような青い空と海の眩しさが残る作品。(http://www.cine.co.jp/fuon/

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