2006/8/30

NOEL ノエル(’04)  アメリカ

俳優、脚本家としても活動してきたチャズ・パルミンテリ初監督作品。昨年末公開の、クリスマスイヴのNYが舞台、派手さはないもののしみじみとした群像劇。

アルツハイマーの母親の看病に明け暮れる独身女性のヒロイン。気丈で思いやりを持ちながら、近づく相手から人生を楽しめば、と言われても身を固めてしまうぎこちない彼女をスーザン・サランドンが毅然、かつ繊細に熱演。彼女にクリスマスに起こった奇跡はファンタジーながら救いと温か味が。

見栄えも麗しいポールとペネロペのカップルは、結婚目前ながら互いを傷つけるギクシャクさ。切ない過去を持っていた老人の出現。彼への思いやりがポールを変え、彼らを救う。そういう話が一夜で絡みながら進む構成で、イルミネーションも華やかなNYのクリスマスが舞台ながら、痛みを持つ登場人物達が行き交う静かな流れ。

特典映像で監督が「見た後人を内面から心地よくさせ、(故人を含め)愛する人に伝えるべき言葉を思い出さす、9.11以降こういう映画が必要だ」等という旨語ってましたが、そういう希望と奇跡を描いた珠玉作。(http://c.gyao.jp/movie/noel/

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