2006/9/7

時をかける少女(’97)  日本

今続編的アニメ版が上映中で、何度か映像化されてきた筒井康隆原作のこの作品、やはり原田知世主演の「時をかける少女」(’83大林宣彦監督)が神聖で敬意を表して、ではないけれど他バージョンはどうも見る気がしなかったものの、先日「14番目の月」使用の「さよなら・・」を見て、やはりユーミン作品関連のこのリメイクも丁度ビデオも発見したので見てみる気に。色々あった後の角川春樹監督作品だったとは借りて気付いた次第。

派手目の予想に反して全編モノクロ、舞台は尾道でなく長野や岐阜のようで、興行的にはどうだったのか?何だか余り真剣に大々的ヒットを狙ったとも思えない、「大林版を強く意識したゆえ別のことをしようとしたが、影響から抜けられなかった」旨の評を見かけたけれど、私にはどこか作り手のオリジナルへのオマージュ的な意識が漂っているように感じられた”かげろう”のような作品。

音楽も正隆氏担当、使われていた曲は「スユアの波」(’97)からの「夢の中で〜We are not alone forever」と「時のカンツォーネ」。後者はオリジナルで原田知世が歌ったタイトル同名のユーミン提供曲と同じ歌詞で、「VOYAGER」(’83)でセルフカバー。「スユア・・」は余り気合を入れて聞いていなかった頃ながら、劇中オルゴールから流れた「時の・・」の旋律等聞くと、結構往年の繊細で感情の震えが響く感のメロディ、と改めて。

ヒロイン中本奈奈は他作品には余り出ていないようで、どこか声のトーンが原田知世的にも思えるやや硬いムードの正統派美人。相手役の一見ジャニーズ系中村俊介は主にTVで活動のようで。倍賞美津子、榎木孝明といった脇役陣の中でも、オリジナルには登場しなかったヒロインの祖母役の久我美子がおっとり優しい物腰で味があったり。(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FZDLGK

またオリジナルより前、’72〜のNHKでのドラマ化「タイムトラベラー」も、続編の方のタイムスリップ空間の宇宙の映像や神秘的なテーマ曲(が聞けるサイト発見↑で懐かしく複製・転載は遠慮を、という記述ながらリンクなら、と)等子供心に印象深く(今見たらどうか?ながら)、これは少年ドラマシリーズとして一部復元されDVDが出ているようで、折あればチェックしたい気も。(http://www.amazon.co.jp/NHK%5c11%5e74%30c9%30e9%30de%30fb%30a2%30f3%30bd%30ed%30b8%30fc1/dp/B00005HVBJ/ref=pd_sim_d_1/503-8392503-3191137?ie=UTF8時をかける少女(’06)

クリックすると元のサイズで表示します
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ