2006/10/31

虹の女神(’06) AOLブログトークスレッド  日本

「虹の女神/Rainbow Song」

 スレッドマスター:- BLOG
アクセス数:2255
投稿日時 2006/10/31 9:51:49
更新日時 2006/11/14 6:10:52

先週末公開になった「虹の女神」、いずれ見てきたいと。

この作品は、自分の一昨年ベスト作「花とアリス」の岩井俊二監督が初プロデュース、昨年ベスト作の「ニライカライからの手紙」の熊澤尚人監督作品、出演の上野樹里、市原隼人、蒼井優らの顔ぶれ、が理由で注目作で、とりあえず見には行かなければ、と思っていました。

大学の映画サークルで、ある8ミリ作品の演出に情熱を傾けるヒロインと、それに主演することになる少年、卒業後、映像製作会社で働く彼に、ある知らせが届き・・という、友情、淡く不器用なすれ違いの恋模様、喪失、等を描いた青春ドラマのようで、幻想的な虹が、あるモチーフに。

ご覧になった方、なる予定の方の率直な感想・批評、コメントある方等、ご自由にどうぞ。(投稿でもメールでも結構です)



1 密かな息づかい

投稿者:- 投稿日時 2006/11/9 23:15:06
更新日時 2006/11/9 23:15:06

先日見てきましたが、やはり、映像の中の柔らかな光の加減やカメラワーク等、岩井作品、というテイストに、熊澤作品の情緒、ヒロイン上野樹里の溌剌さ、というか。

以前の岩井作品「Love Letter」のように、多少面映く歯の浮く的なシナリオも、ながら、微妙な距離感での気持の伝え方の難しさ、なし崩し的な接近への憤りの爆発、嫌われまいとついてしまう嘘、その嘘を容認出来ない潔癖さ等、妙にリアルな思春期、恋心等のほとばしる感情の断片は、いつもながらかゆい所に手が届くようで。

大学の映画サークルで、監督として場を仕切り、用具へのこだわりもマニアックな”コダック娘”ヒロインのサバサバしたキャラクターの背後の切ない恋心。鈍感、優柔不断な市原君の受け、の妙、それを理解して見守る盲目の妹役蒼井優の、今回のソフトな繊細さも見もの。

また、劇中流れた南沙織の「春の予感」や「ジュピター」の選曲も、作品色にフィットする渋い所で、昔デビューの際オーディション番組で電話で一票投じ、以前好きな曲もあったシンガー鈴木亜美、が今回映画デビューで登場していたのも、やや意外な顔ぶれ。

今回コンセプトの一つである喪失感、というのは、岩井作品を含む多くの作品を手掛け、一昨年病気で他界した撮影監督の篠田昇氏の影も、というトピックも見かけましたが、恋愛に限らず、あるタイミングを過ぎて伝わらなかった言葉や気持、その代わりがここでの”虹”のような共通の思い出の瞬間のモチーフだったり、という余韻も残る、大作ではないけれど、心の隅で密かに息づくような作品だったでしょうか。
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2006/10/31

クリーブランド美術館展  文化・芸術

気になっていた、六本木森アーツギャラリーの「クリーブランド美術館展」に。アメリカ、オハイオ州にある美術館で、風景画も混じっていたけれど、女性の肖像画に焦点を当てた、印象派〜20世紀美術までの幅広い作品群。

様々な画家がそれぞれの思い入れ、手法で描いた、少女〜女性の表情、服装、髪型、背景等のバリエーションが見もの。後で買ったのはモネの風景画の、珍しい小型のA5サイズのクリアファイルと、そのポストカード、同展のチラシ等でも”顔”となっているルノアールの「ドメーヌ・ラコー嬢」ともう一種類、ベルト・モリゾ(が姉を描いた作品)、モネ、ゴッホの風景画、オディロン・ルドンの花瓶と花のポストカード。(http://roppongihills.com/jp/events/macg_clevelandart.html

一昨日東京国際映画祭が閉幕、グランプリは「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」、先週末見た「リトル・ミス・サンシャイン」が最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞に選ばれたとのことで、インパクトあったアビゲイル嬢が受賞、で嬉しい気も。AOLからの券を使っての2作品のみで、時間の関係で当初興味あったものとは違う作品鑑賞になったけれど、どちらも見応えあり、まあ満足。(http://www.tiff-jp.net/ja/information/updates/sakura_awards.html

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2006/10/30

日本映画切手  日本

前にどこかで書いた今月10日に発売の、歴代の邦画20作品の2種類の切手シートが、東京国際映画祭記念としても会場で販売されており、やや迷った末、折々切手収集もしてきたし、購入。作品は、

日本映画T(懐かしの名作):「丹下左膳余話 百万両の壷」(’35)、「雨月物語」(’53)、「七人の侍」(’54)、「眠狂四郎 円月斬り」(’64)、「宮本武蔵 厳流島の決斗」(’65)、「カルメン故郷に帰る」(’51)、「東京物語」(’53)、「ハワイの夜」(’53)、「ギターを持った渡り鳥」(’59)、「キューポラのある街」(’62)

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日本映画U(現代の名作):「セーラー服と機関銃」(’81)、「蒲田行進曲」(’82)、「瀬戸内少年野球団」(’84)、「失楽園」(’97)、「たそがれ清兵衛」(’02)、「男はつらいよ」(’69)、「蘇える金狼」(’79)、「HANA−BI」(’97)、「ガメラ3邪神(イリス)覚醒」(’99)、「ゴジラ FINAL WARS」(’04)

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Tで見た覚えがあるのは多分「雨月物語」「七人の侍」「東京物語」位。Uではやはり「セーラー・・」の薬師丸嬢や「HANA−BI」のたけし氏のショットが懐かしい。故夏目雅子の面差しも。

この企画実現までに色々過程もあったようで、ある基準での邦画歴代人気作品、なのだろうけれど、各ファンの切手化希望作品、もあるはずで自分が独断と偏見で選ぶとしたら、「ふたり」「夢」「KYOKO」「時をかける少女」「花とアリス」「旅の重さ」「挽歌」(秋吉久美子版)「魔女の宅急便」「復活の日」「Shall We ダンス?」等のシートが、あれば嬉しい?かも。(http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsui/20060812_01.htm

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2006/10/29

リトル・ミス・サンシャイン(’06)  アメリカ

続けて東京国際映画祭、ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督作品。週末でもあってか、当映画祭始まって以来らしい3階まで満員、最初全米で7館だけの公開でスタート、口コミで人気が広まりロングランヒットに、とのことで、これはなかなか気に入り、日本でもお正月に公開作品のようだけれど、スレッドに書くには時期が早いのでとりあえずここに。

美少女コンテストに出場する娘を会場に連れて行くため、オンボロバスで、個々に色々経済的、メンタル的問題を抱えた一家が旅をすることに。それぞれ個性的な面々の絆や確執が、道中てんやわんやなアクシデントも起りつつ、コメディタッチで描かれ、家族、の象徴として、ひたすら走る黄色いバス。荒野や広い風景の中、ともかくひた走るラフなムードは味わいが。

特に有名な俳優もでていないけれど、広く英語圏から募ったらしいヒロイン、いい味出してたアビゲイル・プレスリン(ポストダコタ・ファニング、とも言われながら、獣医志望、とか)初め、グレッグ・ギニア&トニ・コレットの夫妻役、不良老人アラン・アーキン等、はまり役、の面々。

(実際のコンテスト参加少女や家族がエキストラだったらしく)高度なダンス、パフォーマンスを披露するこなれた美少女群の中、幼児体系、素朴なムードのヒロインが、会場を唖然とさせた、祖父の振り付けによる過激なダンスには、久方に、可笑しくて涙が。全く種類は違うけれど、近年では、「バレエ・カンパニー」のネーヴ・キャンベル、「花とアリス」「フラガール」の蒼井優に続き、記憶に残るダンスシーン、の一つ。

終了後、やはりティーチ・インがあり、監督夫妻が、このバスは家族の象徴であり、ロードムービーとして、旅が人生を表わしており、美少女コンテスト、という題材で、映画界でも競争は付いて廻るけれど、ヒロインのダンスにしても、あえて競争せず、楽しむ、というあり方も、云々との話も。穏やかな物腰で答える夫妻ではあったけれど、コンテストへの痛烈な風刺、のようなスパイスも効いた、これもほのぼの感もある怪作?!の香りも。(http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=17http://movies.foxjapan.com/lms/「リトル・ミス・サンシャイン」

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2006/10/27

アート・オブ・クライング(’06)  ヨーロッパ

東京国際映画祭、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで上映、デンマークのペーター・ショーナウ・フォー監督作品。雰囲気自体、のどかな北欧の街の自然の背景、子供や老人の着ているセーターの色合いや模様等も北欧らしい・・などと序盤で思っていたら、なかなかシビアな、ある家族に潜む問題を子供目線でえぐり、展開していく、一筋縄でいかない、という作品。

心が弱く妻に見放されており、その代償に娘にスキンシップの慰めを求め、交際相手に嫉妬する父。心を病んでいく娘。そんな父と姉を見つめ、”彼なりに”彼らを個々に励まそう、救おうとする11才の息子。幼い顔に黒ぶちメガネをかけた彼の容貌、その恐れを知らぬ純粋さゆえの行為が、何ともシニカルな空気も生み、家族間の距離、というものの危うさが、淡々と描かれていく。

上映後、監督、ディレクター、父役のイェスパー・アスホルト出席でのティーチ・インがあり、その流れもあってか、上映終了後、結構な数の拍手が起こり、ある意味鑑賞し応えのあった作品、であったのは確かながら、拍手、というのは、どこか違和感を感じてしまったりも。

ティーチ・インでは、これはデンマークの”ドグマ”という撮影方法には則らなかった作品であること、自伝的原作があり、それを(ラストは脚色したものの)忠実に再現したかった旨等の監督談、イェスパー氏はデンマーク作品「ミフネ」(’99)にも出演しており、折あれば日本映画出演への意気込みも、というような話も。

ここでも、質問に対して監督が語っていた、愛を受けてこなかった者が、家族に独断的に振舞い、その子供が自我を育てる時間がないまま成長して、家族を持った際に同じ事を無意識に繰り返してしまう、という悪循環。この作品では、子供にとって性的虐待、という形でも。

親子間の愛着と自我との衝突、という複雑さは、折に仕事でも間接的に関わる問題で、そのための距離、というのはなかなか計りがたいけれど、外から見えにくく介入し難い、いわば家族という密室でのエスカレート具合は危険性を含み、言葉にするのは容易いけれど、子供(周囲の人間)を自分のはけ口にしない大人のエスプリが必要、と、改めて。

明日予定の「リトル・ミス・サンシャイン」も家族の物語のようで、アリゾナ〜カリフォルニアのロードムービー、とのことでも楽しみ。(http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=1リトル・ミス・サンシャイン(’06)

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2006/10/26

アメリカの旅U<4>  旅行

'96.3.7〜3.10 サンフランシスコ(3)

バスで、サウスオブマーケットという地域へ。サンフランシスコでは、ミュニ・バスという市バス、ケーブルカー、路線は多くないけれどバートという地下・地上を走る高速電車等で移動。乗り物的にバリエーションがあり利用し応えがあったかも。

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目当ての、好きな写真家の一人、アンセル・アダムスのギャラリーのアンセル・アダムス・センターへ。モノクロの雄大な自然のショットの作品群で、この旅の前だったか後だったか、日本での展示会で買った2冊のポストカード集の一つの表紙にもなっている、月光が墓地の十字架群を照らす絶妙のタイミングを待ったショットの「月の出」が、馴染みある作品の一つでもあり、印象的で、これを一番長く眺めていたかと。ここは’01年に閉館になってしまった、とか。

近くのレストランで、オーダー後かなり時間が経ってからきた、適当に選んだやたらスパイシーだったメキシコ料理を水を飲みながら何とか片付け(ウエイターかウエイトレスが、大丈夫?と気遣ってくれたような)、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)へ。駆け足だったけれど近代美術の作品が多く、ここで印象に残っているのは、ジョージア・オキーフの花の作品。

この旅の行程と出費のメモ帳発見で、やはり書いてきたのとは多少順番が違う。出費は飛行機代省いて800ドル位、これもトータルで安いツアー並、だったのかもしれない。

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アメリカの旅U<3><5>
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2006/10/26

あの歌がきこえる「雨の物語」  音楽

今夜の「あの歌がきこえる」は、これも懐かしいイルカの「雨の物語」(’77)。伊勢正三作詞・作曲作品。視聴者は、家に下宿していた年上の女性との思い出のある人。

イルカは、本人自体はオーバーオールがトレードマーク、本人のイラスト含めほのぼのしたムード、包み込むようなボーカル、中性的キャラクターで”僕”君”と歌う歌詞に違和感がなく、今余り見当たらない個性のシンガー、の印象で、超ファン、ではないけれど、シングルで買った私のイルカベストの「風にのせて」(’75)や、この「雨の物語」、「君は悲しみの」「FOLLOW ME」「夜明けのグッドバイ」「もう海には帰れない」等ドラマティックさを感じ好きな曲も結構あった。

伊勢正三、というのも、かぐや姫、風、という名と共に、理屈抜きの郷愁を感じる響きで、イルカの伊勢作品、「海岸通」も良かったけれど、一番メジャーな「なごり雪」(’74)、この曲がモチーフの大林作品「なごり雪」(’02)も見た。でも、これも懐かしい名曲、「22才の別れ」(’74)も、同様にモチーフとされ大林作品に(「22才の別れ」)、というのは最近知り、昨日東京国際映画祭で上映され、ティーチ・インもあったようで。

AOLからの鑑賞券がコンペティション部門限定でなかったら、使いたかった、という所。今、再び30年前のこの曲をモチーフに?というのも、「ALWAYS・・」等懐古ブームの流れの一環、かもしれないけれど、その真意についての話を聞いてみたかった気も。(http://www.nhk.or.jp/anouta/

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2006/10/25

かもめ食堂(’05)  日本

「バーバー吉野」「恋は五・七・五」と好感の先日新作DVDリリース萩上直子監督作品。舞台はフィンランドのヘルシンキ、日本人女手一つで営む日本料理レストランに、旅の途中の熟年日本女性や地元の人々が出入りするようになり、という特にドラマティックな盛り上がりはない淡々としたソフトなドラマ。

丁度昔の一人旅を気分転換に振り返ったりもしていて、ああいう展開はなかったけれど、初めての土地での旅すがらの触れ合い、あの店が一時的な自分の”家”代わりの感覚、がわかる感も。お話的にはうまく行き過ぎな気も、ながら、(店を開くまでの苦労・紆余曲折は省略されているけれど)ポリシーを持って日々客を待つ、清潔で愛着感あるムードのお店が徐々に賑わいを見せたり、という展開もいい後味。

原作は未読だけど、以前いくつかラフな旅行記・エッセイ等読んだ群ようこの作品、とのことで、そう思えばそんな雰囲気も。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの折々スパイスも効いたアンサンブル、穏やかなヘルシンキの海辺や街の風景、やや意外なエンディングの、懐かしい井上陽水の「クレイジーラブ」まで、癒し系・個性派珠玉作。(http://www.kamome-movie.com/http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000ELGLDA

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明日はやっと東京国際映画祭に行けそうで、晩の中国作品「十三の桐」のつもりだったけれど、時間の都合で、昼上映の、これも北欧舞台、デンマーク作品「アート・オブ・クライング」の方予定。あと最終日、明後日昼のアメリカ作品「リトル・ミス・サンシャイン」に行ければ。

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2006/10/24

アメリカの旅U<3>  旅行

’96.3.7〜3.10 サンフランシスコ(2)

ケーブルカーで終点のフィッシャーマンズ・ワーフへ。大きなヨットハーバーで、埠頭にギフト店やレストランが延々と並ぶ賑やかな所で、シーフード屋台も多く、店を見て周り、ここのトレードマークのカニ、SFの家並み、ケーブルカー等のデザインの小さなマグネットを土産、自分用に幾つか買ったり。

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また、そこからサンフランシスコの対岸にあるサウサリートへ2、30分でフェリーで。穏やかなヨーロッパ的ムードの所で、船着場近辺の、画廊やアンティークの店、ギフト店をぶらぶら散策。アンティークの店でナプキンセットか何か買ったような。帰りのフェリーの時間が半端になり、暮れて暗くなっていく中、対岸のSFの街の灯りを見ながらじっと待っていた覚えが。

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東京国際映画祭で、考えていた土曜の「クロイツェル・ソナタ」も、行けそうになくなり、せっかくの2枚、とりあえず中国作品「十三の桐」とアメリカ作品「リトル・ミス・サンシャイン」辺り行ければ。

アメリカの旅U<2><4>

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2006/10/23

つきせぬ想い(’93)  アジア

先日見た「忘れえぬ想い」のイー・トンシン監督作。内容ははっきり知らずに見て、パターン的には純愛・難病ものではあったけれど、結末がわかり、その上でもう一度見た作品。

スランプのミュージシャン(ラウ・チンワン)と、母の一座で歌う天真爛漫な少女(アニタ・ユン)との出会い。野外での歌や、小屋での京劇、安アパートの鉢植え、夜店の熱帯魚や指輪、棒に刺した饅頭アメ、花火、山頂、水上の屋台等そういう2人が過す香港の街の日常の断片が、終わってみると、輝きを持っていたような、珠玉作。

キュートなアニタ・ユンの放つテンポ感が基調で、最近では「2046」で見かけたカリーナ・ラウや、元歌手の母(フォン・ボー・ボー?)らの重厚な女性陣、彼女らの歌の哀切感も絡み、独特な風味。行くつもりだった東京国際映画祭の今日上映の「考試」は都合で断念。晩の「ナチョ・リブレ・・」試写会には。(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00018GY1A忘れえぬ想い(’03)

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2006/10/22

アメリカの旅U<2>  旅行

’96.3.7〜3.10 サンフランシスコ(1)

市バスでゴールデン・ゲート・ブリッジふもとに。巨大スケールの橋、というか建造物として、美しく壮大な眺め。渡りはしなかったけれど、橋の下をくぐるフェリーに。

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途中、元監獄島、映画の舞台にもなってきたアルカトラズ島も見え、ここへの小ツアーもあり、後で行っておいてもよかったかも、と。この頃の作品だったここに立てこもるテロ犯の「ザ・ロック」はSFの街舞台、とのことで後でビデオで見た。ツアー発着場の近くの土産店で「アルカトラズからの脱出」等ビデオも販売。ダウンタウンのこじんまりしたゲートホテル、という所に宿変え。

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テレグラフ・ヒルという所の頂上の見晴らしのいいコイト・タワーへ。この時、なかなかバスが来ず、待っている間、隣にいた中年の婦人が、英語と日本語混じりで話しかけてきて、詳細覚えていないけれど、東京に何年か滞在経験ある人で日本を懐かしがっており、共にタワー観光して写真を取り合ったりして別れた。

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開催中の、東京国際映画祭のコンペティション部門の鑑賞券2枚がAOLから届き、スケジュールの都合もあり考え中で、今の所中国作品「考試」と、原作がトルストイの小説のイタリア作品「クロイツェル・ソナタ」にしようかと。(http://www.tiff-jp.net/ja/

アメリカの旅U<1><3>


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2006/10/22

アメリカの旅U<1>  旅行

昔のアメリカの旅を、写真を見直しながら辿ることで、ある種リフレッシュ効果があったので、ついでに6年後に再度フリーの一人旅したサンフランシスコ+近郊の旅も辿ってみようかと。これは一息ついてまとめて仕事も休みの時期、前の旅で訪れておらず行ってみたかった街の一つサンフランシスコに10日間、内3日間はモンタレー半島に足を伸ばした旅。

前の旅に比べ、一箇所滞在型で、宿泊施設もホテルだったけれど、これも、もう余り再度しにくい類の旅、かと。詳細に行程、順番等覚えてないけれど、坂の街とは思っていたものの、予想以上にまるでスキー場的な急勾配の傾斜だらけの中心部、ケーブルカーによく乗り、ロスよりは動きやすく全体に雰囲気に好感持てた街。

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’96. 3. 7 成田〜サンゼホ国際空港 

ノースウエスト航空、だったか、着陸数時間位前に結構揺れ、手を合わせてお祈りしていた乗客も。到着後やや右往左往しながらダウンタウン行きの市バスに。着いた場所から、意外な坂の傾斜に戸惑いながらもスーツケースを引きずって登り下り、2泊位予約しておいたホテルに。

アメリカの旅U<2>
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2006/10/20

アメリカの旅<12>  旅行

’90.5.23〜6.1 ロサンゼルス

ロスではサンタモニカを拠点にしたいと思い、市バスでバスターミナルから1時間半位だったか揺られて着き、長距離バスの長旅の疲れもあり、ユースにチェックイン後、熟睡。翌日からビーチ、桟橋をぶらついたり、ヨットハーバーのマリナ・デル・ベイ、ビーチ=ローラースケート発祥の地で、様々な店やパフォーマンスで賑わうヴェニス・ビーチ等へ市バスで。本当に西海岸のカラッとした気候の日々。

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ダウンタウンでは、日本人街リトル東京で、久方の日本食。チャイナタウンで安上がりの土産の一つとして、中国製の石鹸等を買う。ユニバーサルスタジオは行かなかったけれど、チャイニーズ・シアター前でジャック・ニコルソン、ヘンリー・フォンダの名が見えるサインと足型、手形、またウォーク・オブ・フェイムと呼ばれるらしい、スターの名の星型メダルの中のバーブラ・ストライサンドの星の写真。

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また、蒼井優の写真集の所でも触れていた、スペインからの移民が開拓したらしい、バスで北へ数時間のサンタ・バーバラへ半日足を伸ばし、改めて写真を見直しても、画廊もちらほらあった、オレンジの屋根と白い壁に統一された南欧風の街並み、ボート、ヨットが多く停泊していた眺めの開けた美しい浜辺、何をしたという覚えもないけれど、絵画の中のような街。

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サンタモニカでは、メイン通りを少し入った所に、若い日本人夫婦が経営の小さなお寿司屋を発見、値段も良心的で、カリフォルニア巻等目当てに何度か通った。ロスは裾野が広い街で、もっと精力的に色々観光し応えもあったのだろうけれど、結構、サンタモニカの浜辺や桟橋をブラブラして過した。最後の数日はやや奮発で近くの見晴らし良さそうな中堅位のホテルに。

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あと5日位、パスを延長して、憧れの地の一つでもあったグランド・キャニオンにもこの際、という思いも頭を過ぎりつつ、潮時かも、とも思い帰国することに。今思えば、踏ん張って行っておいても良かった、とも。WTCスレッドにアップの写真をきっかけに思い立ち、この以前の旅の記憶を辿ってきて、少しリフレッシュ効果が。

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アメリカの旅<11>アメリカの旅U<1>
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2006/10/19

アメリカの旅<11>  旅行

’90.5.21〜5.23 ニューオリンズ〜ロサンゼルス

ニューオリンズのユースで知り合った、ボーイッシュなスイス人女性が、やはりロスに行くつもり、ということで、一緒にバスに乗ることに。ロスへはこの旅で最長の約丸2日間程の行程で、ルイジアナ〜テキサス〜ニューメキシコ〜アリゾナ〜カリフォルニア州と、ほとんどひたすら荒野を走りどおし。今年6月頃見たオダギリ・ジョー主演の「BIG RIVER」も、アリゾナ州北のモニュメント・バレーが舞台で、やはりこのルート経験のために興味引かれた部分も。

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どこでだか、途中でバスがパンクするアクシデントがあり、荒野の中に立ち往生。何時間か経って代わりのバスが到着して乗り換えたのだった気が。その待ち時間に、暇だし、降り立ってスイスの彼女(確か25才位、名前はスーザン、だったような↓)と写真を取り合ったり。

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この旅通して、英語に関しては、ユース等での宿泊受付の際の決まり文句、同室の宿泊客との「どこから来た?」「今日はどこへ行った?」「明日はどこへ行く?」等のパターン+共通の訪問名所の話とか程度で、じっくり話し合う、という機会はほとんどなかった。

私の当時の英会話経験は、大学時代の余り実質記憶のない会話の授業、塾講師・家庭教師を始めてから興味を持ち断片的に友人の紹介等で外人さんに会話のレッスンを受けていただけで、グアム島旅行でも日本語でOKだったし、ほとんどこの旅がぶっつけ本番。

出発前はどうにかなるだろう、という感だったけれど、話す分には中2程度の文法までで、とりあえず大方の用は済んだのでは、と思う。ただ、その後ラジオ、テープ、専門学校会話授業、サークル等でそれなりに勉強して場数は踏んできても、いまだにヒアリングは苦手で、当時も早口でまくしたてられた際や、電話での早口のヒアリングはお手上げで、コンプレックスを感じたことも。

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スーザンは、やはり国の環境柄、英語・フランス語・独語が学校の必修だったとかで、無論日本語は全くわからず、車中彼女に、片岡義男のエッセイに載っていた、漢字を外人に説明する際の、口を単位に1ブロックにして、日=2ブロック、月=2+未完の1ブロック、目=3ブロック、田=4ブロック、囲=9ブロック、とかをメモに書きながら説明を試み、不思議そうな面白がっていそうな感じではあったけれど。

エッセイでは、形的に口が単位のそれらの漢字群になんらかの意味の関連があるはずだが?という考えの外人に、象形文字について説明した、という成り行きで、勿論そこまでの話の展開にはならなかったけれど、とにかくこれが、旅でとりあえず一番懸命に、一応自分の語彙力で伝えようとした時の一つ。

活発な彼女通して、長旅中、ちょっとくだけた感じの中年男性2人組、結構高齢の一人旅の老婦人(日本では、余り見かけない光景、と)等、バスの近くの席の人々ともそれとなく輪が出来、何を話したかは余り覚えていないけれど、人の話によく笑っていた老婦人が、グランド・キャ二オンを見て来たいから、と途中で乗り換え別れる際には、どことなく寂しそうで。

彼女とは住所を交換し合ってロスで別れ、帰国後カナダからだったか、絵葉書が届き、元気そうだった。その後ポツリポツリと通信し合ったような。まあ、バス旅行ならではの交流、の思い出。

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アメリカの旅<10><12>
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2006/10/18

忘れえぬ想い(’03)  アジア

香港のイー・トンシン監督作品。事故で亡くなったミニバス運転手だった婚約者の子供を引き取り、自分も修理した彼のバスの運転手になって暮らしていこうとするヒロイン。

定番的ストーリーながら、雰囲気がどこか常盤貴子似、という気もする一途、気丈なセシリア・チャンと、残された子供(日中ハーフの原島大地君)、いつしか彼女らに寄り添う事故現場に居合わせた運転手(ラウ・チンワン)のバランスが、ラウの朴訥な人柄もあってほのぼのとした感触。

見守ってくれる次の相手に自然にシフトした感もあって、それはそれで特に小賢しい流れでもなかったものの、「忘れえぬ・・」というタイトルとはややニュアンスが異なる気もするけれど、特定の停留所はなく、タクシー感覚のミニバス、やや込み入った香港の街の交通事情など、街のゴチャゴチャした混沌さの中の熱気、息吹を背景にした、悲しみから未来へ歩を進める物語。AOLからジャック・ブラック主演「ナチョ・リブレ覆面の神様」の試写会招待券が。(http://www.wasureenu-omoi.com/http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FTRW2K)

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