2006/10/25

かもめ食堂(’05)  日本

「バーバー吉野」「恋は五・七・五」と好感の先日新作DVDリリース萩上直子監督作品。舞台はフィンランドのヘルシンキ、日本人女手一つで営む日本料理レストランに、旅の途中の熟年日本女性や地元の人々が出入りするようになり、という特にドラマティックな盛り上がりはない淡々としたソフトなドラマ。

丁度昔の一人旅を気分転換に振り返ったりもしていて、ああいう展開はなかったけれど、初めての土地での旅すがらの触れ合い、あの店が一時的な自分の”家”代わりの感覚、がわかる感も。お話的にはうまく行き過ぎな気も、ながら、(店を開くまでの苦労・紆余曲折は省略されているけれど)ポリシーを持って日々客を待つ、清潔で愛着感あるムードのお店が徐々に賑わいを見せたり、という展開もいい後味。

原作は未読だけど、以前いくつかラフな旅行記・エッセイ等読んだ群ようこの作品、とのことで、そう思えばそんな雰囲気も。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの折々スパイスも効いたアンサンブル、穏やかなヘルシンキの海辺や街の風景、やや意外なエンディングの、懐かしい井上陽水の「クレイジーラブ」まで、癒し系・個性派珠玉作。(http://www.kamome-movie.com/http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000ELGLDA

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明日はやっと東京国際映画祭に行けそうで、晩の中国作品「十三の桐」のつもりだったけれど、時間の都合で、昼上映の、これも北欧舞台、デンマーク作品「アート・オブ・クライング」の方予定。あと最終日、明後日昼のアメリカ作品「リトル・ミス・サンシャイン」に行ければ。

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