2006/10/29

リトル・ミス・サンシャイン(’06)  アメリカ

続けて東京国際映画祭、ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督作品。週末でもあってか、当映画祭始まって以来らしい3階まで満員、最初全米で7館だけの公開でスタート、口コミで人気が広まりロングランヒットに、とのことで、これはなかなか気に入り、日本でもお正月に公開作品のようだけれど、スレッドに書くには時期が早いのでとりあえずここに。

美少女コンテストに出場する娘を会場に連れて行くため、オンボロバスで、個々に色々経済的、メンタル的問題を抱えた一家が旅をすることに。それぞれ個性的な面々の絆や確執が、道中てんやわんやなアクシデントも起りつつ、コメディタッチで描かれ、家族、の象徴として、ひたすら走る黄色いバス。荒野や広い風景の中、ともかくひた走るラフなムードは味わいが。

特に有名な俳優もでていないけれど、広く英語圏から募ったらしいヒロイン、いい味出してたアビゲイル・プレスリン(ポストダコタ・ファニング、とも言われながら、獣医志望、とか)初め、グレッグ・ギニア&トニ・コレットの夫妻役、不良老人アラン・アーキン等、はまり役、の面々。

(実際のコンテスト参加少女や家族がエキストラだったらしく)高度なダンス、パフォーマンスを披露するこなれた美少女群の中、幼児体系、素朴なムードのヒロインが、会場を唖然とさせた、祖父の振り付けによる過激なダンスには、久方に、可笑しくて涙が。全く種類は違うけれど、近年では、「バレエ・カンパニー」のネーヴ・キャンベル、「花とアリス」「フラガール」の蒼井優に続き、記憶に残るダンスシーン、の一つ。

終了後、やはりティーチ・インがあり、監督夫妻が、このバスは家族の象徴であり、ロードムービーとして、旅が人生を表わしており、美少女コンテスト、という題材で、映画界でも競争は付いて廻るけれど、ヒロインのダンスにしても、あえて競争せず、楽しむ、というあり方も、云々との話も。穏やかな物腰で答える夫妻ではあったけれど、コンテストへの痛烈な風刺、のようなスパイスも効いた、これもほのぼの感もある怪作?!の香りも。(http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=17http://movies.foxjapan.com/lms/「リトル・ミス・サンシャイン」

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