2006/12/14

あの歌がきこえる「生まれ来る子供たちのために」  音楽

昨夜のNHK「あの歌がきこえる」はオフコースの「生まれ来る子供たちのために」(’79)。この番組では「言葉にできない」に続いてのオフコースの曲。これはチェックしていない「Three and Two」というアルバムの中の曲で、シングルカットもされたようだけれど、馴染みない曲だった。

今回の視聴者は産婦人科の医師で、自分が初めて主治医を務めた、卵巣のガンに冒されていた若い女性の患者さんとの思い出の曲。オフコースのテープを患者さんが持っていたことで話題が出来、その時の、グループ名の綴りが"Of Course(もちろん)"ではなく”Off Course(道を外れて)”だという会話に、私もいつの頃までか前者だと思っていたのを思い出す。

その患者さんが「でもオフコースの歌は、道を外れていない、正しい道を行く曲が多いですね」と言っていて、こういう普遍的な愛や、やや硬派の歌、甘めのラブソングにしろ”正道”、と言えばそうかもしれない、と。

「生まれ来る・・」が好きで、病院で日々生まれる子供の様子を見るのを楽しみにしていたその患者さんが、ある深夜息を引き取り、その明け方、その医師の方が担当して難産の末生まれた赤ちゃんにつける名前が、奇しくもその患者さんと同じ、と聞き、彼はこの赤ちゃんはまさに彼女(の生まれ変わり)、と直感、命が受け継がれていく、という感触を覚え、逐一感傷に浸る暇のない医師生活の中、この曲がそういう思い出になっている、とのことで

わざわざ脚色した話、とも思えないけれど、そういう単なる偶然、がタイミングによっては特別なニュアンスを人にもたらしてくれる場合も、というちょっと印象に残るエピソード。「生まれ来る・・」は、映画では「火垂るの墓」(’88高畑勲監督)のエンディングテーマ曲として使われていた、とのことで。(http://www.nhk.or.jp/anouta/あの歌がきこえる「言葉にできない」

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