2006/12/19

佐賀のがばいばあちゃん(’05)  日本

先日DVDリリースの倉内均監督作品。原作島田洋七、「SAYURI」で工藤夕貴の次作品として春頃チェックしていた作品。昭和30年代、佐賀の祖母の元へ預けられた少年と”がばい”=凄いおばあちゃんの、コメディ、というわけでもないけれど、軽妙な音楽をバックに、貧しくてもほのぼのした生活。

堂々”明るい貧乏”実践、のおおらかな祖母の元、親元を離れた淋しさも薄れ日々を過す少年。「歴史も苦手?(テストに)僕は過去には興味ありません、と書いときなさい」等、数々の名言を放ち続けるおばあちゃんを、吉行和子がどこか品良く、線太に熱演。工藤夕貴は「風の絨毯」に続き母親役、この話にしてはやや”綺麗なお母さん”という印象。

特典映像の監督インタビューで、「物よりも人で時代を表現したかった」旨の監督談があり、佐賀の街自体が昭和の面影を残しており、CGの必要もなかったようで。

同じような時代舞台でも、CGも駆使、小道具にこだわりのあるやや”人工的レトロ感”の作品に対して、当時の質素な普段着、素朴な方言の効果もあるかもしれないけれど、物質的に豊か、とは言えない時代での力強さ、薄れつつある人同士の何気ない思いやりが根底に流れる快作(怪作?)。明日は映画に。(http://www.gabai-baachan.com/「SAYURI」

クリックすると元のサイズで表示します
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ