2006/12/25

DOGORA(’04)  ヨーロッパ

パトリス・ルコント監督作品。「列車に乗った男」以来、百人程の子供とオーケストラによるシンフォニー音楽「DOGORA」の演奏+同監督の弟が住むカンボジアの映像の合体。「役者、科白、言葉もない、ただ純粋に感情だけに訴えかける音楽映画を撮るのが長年の夢だった」そうで。

ドキュメンタリーでもなく、ミュージックビデオでもない、濃厚さは全く違うけれど、以前、外国の様々な場所を、佐伯伽耶というシンガー兼女優がただ歩くシーンのバックに、洋楽や彼女の歌が流れるだけの、結構いつも見ていた深夜番組があったのを思い出した。

風景に音楽が被る事によって、最高6人!乗りのバイクや荷台に溢れそうな人を乗せて走る車、自分の背丈には大きい自転車をこぐ少女らの姿に、躍動感、子供や人々の何気ない表情に、ドラマティックさが生まれたり。カンボジアという場所の、太陽の光線、生活、混沌、貧困、息吹等、そういうシュールな断片に”情感”を与える、映画音楽の効果、を端的に示す作品、という感も。

これはクリスマスらしい作品、というわけではなかったけれど、個人的ベストクリスマス映画、といえば洋画では「34丁目の奇蹟」(オリジナル’47、リメイク版’94)、邦画では「大統領のクリスマスツリー」(’96)という所。(http://www.rosalba.ne.jp/culture/backnumber/03/index.html

クリックすると元のサイズで表示します
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ