2006/12/26

バルトの楽園(’06)  日本

先日DVDリリースの出目昌伸監督作品。これも、「硫黄島・・」「佐賀の・・」同様「SAYURI」の時、チャン・ツィイーの子供時代を演じた大後寿々花の次作品、とのことで春頃チェック、音楽絡みでも興味あった作品。夏W杯ドイツ大会等もあったけれど、スレッドを見直すと書いていたように今年3月までの1年間「日本におけるドイツ年」で、様々な催しが行われた流れも。

第一次大戦時の徳島の俘虜収容所、所長の寛容な姿勢によって、持つ技術を生かし地域の住民と交流するドイツ兵捕虜達の実話ベースの物語。収容所、というには自由で優遇、天国のようでは、とも思え、やはり第二次大戦時の悲壮な軍国主義からは想像し難く、やや御伽噺的な感もするけれど、日露戦争時も、日本でロシア兵との似たような交流もあったようで、人道的でいい話、ではあり

やはり勝利側の心のゆとり、という部分もあるのだろうけれど、会津人としての苦労も経た上での人としての温厚さが滲む所長に松平健(バルト=ドイツ語で髭、で黒々と口髭が)の和やかな豪放さが似合っていたような。

ハーフの少女役大後嬢はやはり”芸達者”な印象で、彼女の存在ゆえ日本兵を撃てなかったドイツ兵の父の逸話も印象的。久方に中山美穂の妹、中山忍もチラッと見かけたり。ドイツ側のブレーノ・ガンツ等もさすがに渋い存在感。

ラストのハイライト、日本での最初の演奏だったという「交響曲第九番 歓喜の歌」シーンに改めて、年末、と。明日は「市川崑物語」に。とりあえずは仕事納め日でも。(http://www.bart-movie.jp/「SAYURI」

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