2007/7/22

マルホランド・ドライブ(’01)  その他

1週間前、昨夜と2回に渡って深夜放映のデイヴィッド・リンチ監督のアメリカ・フランス合作。昨夜は録画し損ねてしまい、途中まで見て半端だったのでDVDで。ある夜ロスの”マルホランドドライブ”で衝突事故が起こり、乗車していた女性が街まで辿り着き高級アパートに忍び込んだことから展開する現実と幻想が交錯するストーリー。

昨日新作も公開になったようだけれど、はっきり記憶あるリンチ作品は劇場で見た「エレファントマン」位、苦手意識のイメージが。今回久方で、場所や小道具の伏線が不意に絡んだり、特に後半、登場人物の身元自体倒錯していくまさに抽象的な夢の中の断片のような、後味。

特典映像で監督インタビューがあり、テーマは語らない主義で、完成した映画以上の説得力のある言葉はない、この作品で一番言いたかった事は、まず作りたいという気持、見所は、全編、解釈の難しい作品だがコメントを、との要請に、音楽の様に捉え映画を理屈抜きに体感して欲しい、見た時に自分が感じた事をもっと信用して欲しい、等の談。

ある意味自己陶酔的作風の感も、ながら、この作品自体殺伐としたシーンも一部ありつつ意外とさしたる抵抗なくラストまで見て、印象に残ったのは、クラブで本名で出演のシンガーレベッカ・デル・リオが切々と歌った「ジョランドー(ロサンゼルスの泣き女)」に、ナオミ・ワッツとローラ・ハリングが涙する、さ迷う人々への癒しのニュアンスのようなシーン。

やはり好み、とは言い難いものの、先日触れていたように詩人銀色夏生がエッセイで、ストーリーはよくわからないけれど好き、とあったのがどことなく判る様な気も。今日は曇り、新聞では相変わらず梅雨前線が本州に停滞、と。(http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%8ストレイト・ストーリー(’99)ストレイト・ストーリー(’00)

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