2007/10/1

男鹿和雄展  文化・芸術・映画

先週金曜、今日まで現代美術館での、ジプリ中心に多くのアニメ作品の背景を手がけてきた男鹿氏の展示会に。気になりつつ期限も迫り休日は3時間待ち、と聞いていて、行くならこの日しか、と出かけ、正味掲示通りの80分待ち。

とにかく一人の画家の展示としては、余り記憶にない量、600点以上の数々の作品の背景画。改めて、個性(アク、癖)の無さが個性の圧巻、というか、1枚1枚破綻の無い写真のような水彩画で、まさに職人芸。アニメの中では脇役、でもじっくり見ると、改めて緑の細かな色の多彩さ、折に航空写真のような、家々の細かい描写は先日の山下清の貼絵作業が重なったりも。

「おもひでぽろぽろ」('91)の絵が結構多く、この作品は、公開時、故郷の職場で同僚だった友人が上京した時、一緒に新宿で見た。特にそのテーマに強い共感という訳ではなかったのだけれど、当時の自分や友人の微妙な心境とも重なった作品で、たまたま募集があって詳細は忘れたけれどそういう事を交えて書いて、今までで唯一雑誌(多分月刊カドカワ)に映画感想を投稿、思いがけず掲載されたという思い出の作品。

部屋、街、田舎の風景の数々に、ストーリーはさておき、あの作品のおぼろげな匂いや空気感が蘇えって懐かしかった。その友人とは故郷への感覚の違いもあって、徐々に疎遠にはなったけれど、どうしているのだろう、とは。そういう各作品の残片が呼び覚まされるような催し、でもあった。

カードを買ったのは「となりのトトロ」からの「夏の畦道」「トトロの寝床」、それと、屋根の上の猫バスが表紙、各ページ下に2種類の「・・トトロ」からの田園風景入りのA5ノートを。昨夜「みゅーじん 夏木マリ」録画、「Mラバ YUI」はし損ねた。(http://www.ntv.co.jp/oga/

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