2007/11/18

椿山課長の七日間(’06)  日本

先週木曜に放映録画を見た河野圭太監督作品。原作は未読だけれど浅田次郎の小説。脳溢血のため突然死した中年サラリーマンが、美女になって3日間だけ家族の元へ舞い戻る、というファンタジードラマ。

”黄泉がえり”ストーリー自体さして珍しくないけれど、西田敏行→伊東美咲というミスマッチペアの合体がコミカルで、伊東美咲は「Life 天国で・・」以来、この人情系コメディが意外に、今まで見てきた中一番躍動感あったかも。妻と部下の関係を知り、詰め寄るシーン等、切なくも可笑しさが。死後皆が集うホールのような場所の空気は、様相は違ったと思うけれど「ワンダフルライフ」を思い出したりも。課長のエピソードに、一緒に姿を変えてよみがえった少年、ヤクザの話も絡み、その少年や複雑な状況の自分の息子を気遣う、美女姿での課長の優しさ、が印象的。

突っ込み所はあるけれど、前触れなく突然逝った者、遺された人々に、こういう形でのメッセージ期間があれば、ややシニカルではあるけれど、知らなくても済む事まで知ってしまう辛さ、もあったとしても、どんなにか双方の心も穏やかに、という余韻の癒し系浅田ファンタジー。椿山課長の父役桂子金治、元恋人役余貴美子等がいい味だった。(http://www.amazon.co.jp/%E6%A4%BF%E5%B1%B1%E8%AA%B2%E9%95%B7%「Life 天国で君に逢えたら」

「映画」を書いてスレッドにもして、何だかずっとモヤモヤ胸が塞がっていたのが少し、スッキリした。他の事に時間を使うのが好きでその事を語ったり共感を求めたければ、場所は他に幾らでもあるけれど、私は映画・音楽が好きで時間を過ごしてきて、今こういう風にここに書いている、という事、自分の足元の確認になったとは。

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