2008/1/6

鬼龍院花子の生涯(’82)  日本

木曜夜放映の五社英雄監督作品。同時間帯放映「アビエイター」を保存録画したので、オンタイムで。先日「SONGS」ゴダイゴの時少し映った夏目雅子が出ていて、「なめたらいかんぜよ!」の科白だけインパクトのまま未見だったのでこの機会に。大正〜昭和の時代、土佐の侠客とその周辺の女達の人生ドラマ。

前に見たのはいつ、何だったのか、久方の任侠もの。宮尾登美子の原作ではどうなのか、花子よりも、仲代達也演じる鬼龍院政五郎、また夏目雅子演じる養女松恵にスポット、の感が。松恵の子供時代役は利発そうな仙道敦子で、夏目雅子系統の女優は、なかなかいない、小雪とか少し雰囲気あるかと思っていた位だけれど、今回、仙道敦子が、そう言えば、と。緒方直人と結婚の報の後、見かけた覚えはないけれど。

世間の裏道で生きる政五郎の、破天荒な殿様的暮らしぶり、彼を巡る女達の確執と悲しみ、貫禄の岩下志麻、刺青の刻まれた体、病床での化粧シーンが物悲しい女としての切なさ。裸身を晒して熱演していたのは夏木マリ。犬の決闘場とか、時代を漂わす風物。誘拐された花子の元へ政五郎が行く、裸電球が連なって揺れる夜の橋のシーンが印象的。

「なめたら・・」は、夫の仏前での、ああいう状況だったのだった、と。政五郎に所有物として襲われた時も自害しようとして身を守り、教師をしつつ理知的に生きてきた生涯、でも人生の苦難を経て、育った境遇で染み付いていたものの噴出があの啖呵、の意外性。派手な決闘シーンは仕方ないけれど、放映前後に「不適当な表現がありますが、時代背景を考慮してそのまま放映します」旨のテロップ。良くも悪くも久方の生々しい濃い口だった。昨夜「鹿鳴館」「8 Mile」録画。(http://www.amazon.co.jp/%E9%AC%BC%E9%BE%8D%E9%99%A2%E8%8A%B1%E5%AD%

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