2008/2/4

ドルフィンブルー、フジもういちど宙へ(’07)  日本

昨年公開の前田哲監督作品。先日「アース」を見て思い出した、やや気になっていたイルカと人間の物語。沖縄の沖縄美ら(ちゅら)海水族館の、病気で尾びれを失ったバンドウイルカ、フジの再生を描いた実話ベースの作品。

主人公役、松山ケンイチは「蒼き狼・・」以来、何というか余り色のない、脇を固める青年役が似合って、余り主演タイプ、というイメージは持ってなかったけれど、今回の獣医青年、というのは割と淡々としていつつ芯のある物腰に似合っていた気が。ラブストーリーの要素はなく、東京の恋人との接触シーンは、別に不要だった気も。

そっとフジを見守っていた、祖父と暮す無口な子供は、名がミチル、ではあったけれど、ずっと少年だと思っていたら、ラスト近くでワンピースらしき姿、「私が・・」という科白で、高畑充希演じる少女だった、と。少し「子ぎつね・・」の深澤嵐君似、主題歌も歌っていて、線太そうなキャラクターでちょっと印象に。余り本筋に絡まず浮いた感もあったけれど、目力ある表情、フジの再生で離れた母の元へ、という心境の転機になって間接的な絆、というか。

ただ一頭のイルカの再生に向け、ブリジストンが人工ひれ製作に協力、水族館員と意見の衝突もありつつ、山崎努ら見守る人々の沖縄らしいのどかさ。泳げるようになってからも、なかなか紆余曲折、ハッピーエンドに向けて、丁寧といえば丁寧なのかもしれないけれど、やや冗長な後味も。サーフ作品のように、海や、プールのブルー、滑るように泳ぐイルカ達の姿が、目や神経にソフトだった。(http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%)

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