2008/3/18

めがね(’07)  日本

先日新作DVDリリースの「バーバー吉野」から追っていた萩上直子監督作品。これも旅もの、リゾート地でもない海辺の宿を訪れたヒロイン、そこに集う人々の姿を描いた作品。テーマ曲が大貫妙子だったとは見て知った。

顔ぶれも小林、もたいで「かもめ食堂」のムードかと思ったら、もっと脱力系、最低限のそっけなく、折に抽象的科白、登場人物の背景も謎、ただ美しい海辺(ロケ地は与論島と)で、毎朝不思議な「メルシー体操」をしたり、何気なく精根入れた自前の食事やカキ氷を食べたり、「黄昏」たりしながらの暮らし。「黄昏る」という動詞は馴染みなく辞書にも見当たらないけれど、劇中の使い方では”感傷にふける”意味のよう。出番は少なかったけれど、やはり謎の宿の主薬師丸ひろ子は怪演。ある種桃源郷のような世界。もしどこでもドア式に行けるなら、一時滞在したいような。

旅人小林聡美の、まったりした周囲へのあからさまな違和感、という壁が、進むにつれて溶けていく様子。今の自分の波長にはフィットしたけれど何が起こる、と言う訳でなく、「かもめ・・」の旅の風景から、食卓、景色にしても何だかそぎ落とせるだけ落としてシンプルにした感で、好みは分かれていそうでも。「ダメジン」を途中まで見たけれど、中断。(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%81%E3%81%8C%E3%81%AD-3%E6%9E%9A%

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