2008/3/21

アンナと王様(’99)  アメリカ

先々週と先週に渡って金曜夜放映の録画を見たアンディ・テナント監督作品。原作は英国人女性の手記、「王様と私」('56)のリメイク。19世紀中頃、隣国ビルマとの闘争で不穏な時代、シャム(現タイ)の国王と、その子供達の家庭教師に招かれた英国人女性のロマンス。

アジアのエキゾチックな風景、建物、調度品、衣装等バックに、封建的な風土に、毅然とした英国人女性が摩擦を起こしながらも溶け込み、王の心をつかんでいく物語、やや長かったけれど見応えは。「インサイド・マン」以来のジョディ・フォスター、硬派のイメージで、余りロマンスものの覚えはないけれど、息子を持つ未亡人、包容力ある教師役、王との男女間、というより人間性から信頼を得ていく、純愛テイストは似合っていて、このヒロインとして安心して見ていられた感じ。

史実が元、とのことだけれど、冒頭、一夫多妻制で23人の妻、42人の側室、58人の子供、という王の大家族、の紹介はちょっと圧巻、の光景。王演じたチョウ・ユンファが「中国の皇帝には負けるが・・」と言っていたけれど。当時の自由の抑圧、女側が王の側室にされ、引き離された恋人同士が愛を貫こうとして処刑されるシーン、やや柴崎コウ似の女優の、直前まで凛とした表情が痛ましかった。

一昨日ミンゲラ監督と並んで新聞に訃報があった、英国人SF作家アーサー・C・クラーク氏の記事が今日科学欄に。原作は未読だけれど「2001年宇宙の旅」は、懐かしい。コメントを寄せている教授が、静止通信衛星は氏の予言が現実になった有名なものだけれど、「2001年・・」に登場の、大型コンピューターでの人工知能、は外れ、代わりに小さな無数のコンピュータ−が繋がるインターネット社会、社会の未来は予想出来ない、とのことで、一昔前から見れば、こういう情報の飛び交い方が、驚くべきもの、でもあり使い方によっては、無意味で危険な気がしたりも(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/19/)。(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%81%

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