2008/12/7

私は貝になりたい(’08) AOLブログトークスレッド  日本

アクセス数:666
投稿日時 2008/12/7 10:00:14
更新日時 2008/12/12 12:00:23

公開中の「私は貝になりたい」(←関連サイトです)は、私は特に劇場鑑賞の予定はなかったのですが、今年一杯使える東京テアトル系鑑賞券で見るつもりだった「WALL・E/ウォーリー」が、券が使えるキネカ大森では吹き替え版だけ、と判り、

やはり字幕版の方が見たいので、これは他館で見ることにして、他に券が使える近隣劇場上映中の中で、一番興味あるのがこの作品、という事もあり、いずれ見てきたいと。

原作加藤哲太郎・構成橋本忍の名作ドラマが、橋本氏監督で’59年主演フランキー堺で映画化、’94年再ドラマ化、今回リメイクで、戦地から高知の港町に戻り理髪業を営んでいた主人公が、従軍中上官にアメリカ兵捕虜の処刑を命じられ、銃剣が捕虜の腕をかすめた、というだけで、戦犯として逮捕され、死刑を言い渡される、という不条理を描いた人間ドラマ。

いずれの映画・ドラマ版も未見でしたが、このタイトルは、その内容と相まって、戦争時、人間性そのものが踏みにじられる渦中での、痛みの叫び、というような印象がありました。情報化時代で言葉が氾濫する今日、「貝になりたい」、という搾り出すような重み、も思ったりします。

今回、以前のものより家族愛、夫婦愛、といった要素を強めた、とのことですが、主演清水豊松役が中居正広、妻役仲間由紀恵、その他笑福亭鶴瓶、草なぎ剛、石坂浩二等、音楽担当が久石譲、中居正広とドラマ「白い影」「砂の器」等でタッグを組んできたTVディレクター福澤克雄の初監督作品、とのことで、

このコンビ作品も私は未見、役者としての中居君と言えば、常盤貴子とのドラマ「最後の恋」でのナイーブな医学生役、の印象が残っている位ですが、今回割と熱演とも聞き、それも注目の一つです。

ご覧になった方の率直な批評、感想、コメントある方等、自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)<訂・修正、TB送受信の度に更新に。ダイアリー表示ではコメント欄クリックで感想等投稿欄に。>



3 >2 続き

投稿者:Autumn 投稿日時 2008/12/11 11:00:14
更新日時 2008/12/11 11:00:14

ラストの処刑場シーンの、足の悪い豊松が、ゆっくりとその階段を上っていく場面、私はこの作品は、映画・ドラマ共内容詳細の記憶がなく、未見とばかり思っていたのですが、そのシーンの時、多分モノクロで、やはり階段を上っていき暗闇に消えていく男性の姿と、「私は貝になりたい」というフレーズが重なって、少なくともそのラストシーンだけは、かなり以前、脳裏にある感覚がしました。劇場ではなかったと思いますが、TVで見ていたかも知れません。

物語の舞台として、スタッフが日本中の海岸を探した、との事ですが、高知や隠岐諸島の西ノ島、がロケ地だったそうで、少し日本離れしたような、雄大な緑の崖の海岸沿いの景観、東京の街の荒涼とした戦禍の傷跡、妻房江(仲間由紀恵)が夫のため嘆願書を集めて歩き廻る時の、秋の紅葉や、雪景色、等の自然美の映像+久石譲氏のワルツの曲、

実際処刑に値する罪を何も犯していないのに、という「最後の戦犯」とは違った意味での憤り、理不尽さ、やっと築いた平和な暮らしが砕かれる、やるせない不条理のストーリーと相まって、所詮人間の儚さ、脆さ、というもの、それでも、なおこの世に存在する、夫婦や家族の絆とか、自然とかの、美しいもの、という哀愁的スケール感、の後味でした。(訂正再投稿)



2 不条理と絆と映像美

投稿者:Autumn 投稿日時 2008/12/11 9:55:29
更新日時 2008/12/11 9:55:29

昨日、キネカ大森で見てきましたが、ここは、「ラストサムライ」を見に来て以来の小劇場、観客層は若い人も高齢層も。この加藤哲太郎氏の原作は、事実に基づく訳ではないようですが、自身戦犯容疑で絞首刑判決を受け、かろうじて再審で免れたものの、どう転んでもおかしくなかった、という経験を元に書かれたもの、とのことでした。

先日見たドラマ「最後の戦犯」の主人公と違い、この作品の主人公の清水豊松は、従軍中捕虜の処刑を命令され、実際は銃剣でまともに刺せず、腕を掠っただけ、との事で、その場でそれで済んだ、というのが不可思議でしたが、

そういう成り行きで、上官にかなりの暴行は受けたものの、弱っていた捕虜はその処刑場で自然に息絶えていた、という状況だった、と判り、それにもかかわらず、BC級戦犯として捕えられ極刑を宣告された悲運の若者、と言えばそれまでなのですが、

それまでの、流れ着いた高知の小さな街で、苦労して妻と築いた小さな理髪店、子供も生まれ、ささやかな幸せの中、届いた徴集礼状、中居君が演じた豊松は、余り硬派な潔癖さ、というよりは人当たりのいいナイーブな青年、というキャラクターに感じられ、

処刑を命じられた時の動揺の大きさや、妻や子供への優しい物腰だけでなく、拘置所での同室の囚人や、元上官、見回るアメリカ兵とさえ、自然と友好的なムードを漂わす感。

一晩だけでしたが、草薙君演じる若者と同室になった時は、一瞬SMAPが、と思いましたが、草薙君もどこか達観したようなクールな物腰、次に同室になった笑福亭鶴瓶は、そのキャラクターが唯一作品でラフなムードを漂わしてました。

そしてそういう主人公だからこそ、てっきり減刑、とばかり自分も周囲も喜びいさんだ、収容場代えが、宣告通りの絞首刑執行、と判った時の、落差の衝撃、ショックの大きさ。呆然とした中居君の表情、と対比しての、独房のただ滴り落ちる蛇口からの水滴、が何とも言えず悲壮な虚無感、として目に残りました。



1 「最後の戦犯」

投稿者:Autumn 投稿日時 2008/12/9 11:47:56
更新日時 2008/12/9 11:47:56

一昨夜(7日(日))NHKで放映のドラマで、直接本作に関係ありませんが、同じ戦犯裁判にかけられた若者が主人公のストーリー、とのことでも気になり、一部録画、一部オンタイムで見て感想はダイアリーに書きました。

終戦の直前に、上官の命令でアメリカ人捕虜を処刑、国内で最後の戦犯裁判にかけられた、佐田修さんの手記を元に、鄭義信が脚本、作られた物語、主人公の見習仕官を演じたのはARATAで、

自分は従軍中の背けない命令に従わざるを得なかっただけなのに、という理不尽さへの憤り、でも実際犯してしまった殺人、という罪への罪悪感、で揺れ動く、当時の若者の、純粋な性質ゆえに追い詰められていく苦しい心情、家族との絆、当時の風潮での波乱・摩擦、が描かれていて、地味な作品ですが、私は割と見応えあったかと思いました。

このドラマも、ご覧になった方の感想、「私は貝に・・」との比較、コメント等あれば伺えれば嬉しいです、自由にどうぞ!(投稿、ダイアリーコメント、メールでも結構です)(修正再投稿)
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2008/12/7

SONGS 稲垣潤一  音楽

先週の「SONGS]は稲垣潤一、一時期割と馴染んだシンガー。歌ったのは「ドラマティック・レイン」、メドレーで「ロング・バージョン」「夏のクラクション」「バチェラー・ガール」、「1ダースの言い訳」「クリスマスキャロルの頃には」、小柳ゆきとのデュエットで「悲しみがとまらない」。

数々詞を提供してきた秋元康と、六本木辺りから夜の都内をドライブしながらトーク。タイマーずれで録画の最初が少し切れていて、途中からの映像だけだと2人が車のセットに座っているようにも見えたけれど、You tubeで見かけると、実際秋元康が運転の車の助手席に座って、の収録のようだった。

「ドラマティック・レイン」は作詞家としての秋元康の出世作、でもあって、稲垣潤一の声が、都会のネオンやイルミネーションに似合う、また、「クリスマス・・」は同じフレーズが8回繰り返され、稲垣側がちょっとくどいのでは?と意見したけれど、そのくどさが良かったし、稲垣潤一の声には”温度”があって変化し、繰り返しも違って聞こえた、等のコメント。

角松敏生等の系列で馴染みアルバム何枚か録音、マイベストはやはり「ロング・バージョン」、次がユーミン曲の「オーシャン・ブルー」。「ロング・・」は久方だけど、やはりドラマティックでややほろ苦い感触、の名曲、詞は湯川れい子だったのだった。「オーシャン・・」は「Faces」('93)で本人もセルフカバー、バラード版と2バージョンあり気に入った曲だったのかも。稲垣潤一は角松・杏里のように特に海系ではないけれど、疾走感あるイントロも独特、海の広がりも似合う、と思った曲だった。

徳永英明のようにデュエットアルバム「TWO HEARTS TWO VOICES」を出したそうで、「Hello my friend」「あの日にかえりたい」、大貫妙子との「サイレント・イブ」、中森明菜との「ドラマティック・・」、山本潤子との「秋の気配」等気になる所。その中から杏里曲「悲しみが・・」だったけれど、小柳ゆき、デビュー時に「あなたのキスを数えましょう」で、その声量とか個性とか、ちょっと注目だったけれど、見かけたのは久方だった。

稲垣潤一は、割と好感だった忍足亜希子の「アイ・ラブ・ユー」('99)音楽担当だったのだった。「SONGS」その前は槙原敬之、あみんで録画は見たけれど割愛。昨夜「あなたになら言える秘密のこと」録画。(http://www.nhk.or.jp/songs/archive/index.html

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