2007/2/12

ポンピドー・センター所蔵作品展  文化・芸術

昨日、先月六本木にオープンした国立新美術館で開催中の、パリの近代美術の殿堂ポンピドー・センターの展示会「異邦人たちのパリ1900−2005」へ母と。20世紀初頭から現代まで、芸術の都パリに集った外国人芸術家の作品約200点の展示。

今までにエコール・ド・パリ展、のような展示会には何度か行ったけれど、今回、淡い緑のガラスのレースの波のような曲線の外観、吹き抜けの明るい広いテラスのようなロビー、というやや日本離れした雰囲気も漂う、新美術館自体も見もの。

カードを買ったのは、一番印象的だったシャガールの「エッフェル塔の新郎新婦」と「墓地の門」、モディリアーニの「デディーの肖像」、カンディンスキーの「相互和音」、この人は初めて知ったけれどウィリー・マイワルドというカメラマンの「ディオール」初め6作品組み込まれたもの。

その他目に留まったのは、いつか展示会に行ったパスキンや、キスリング、マン・レイの写真、残念ながらカード類はなかったけれど、ユトリロの影響を受けた、という萩須高徳のパリの街並みを描いた作品群等。隣のコーナーでの、この美術館を手掛けた建築家、黒川紀章氏の図面や建物の模型の数々の展示も立ち寄った。

また、一昨年文化大使として1年間パリに在住した芥川賞作家、平野啓一郎氏の講演会があり、ルーブルやオルセー美術館は既知の作品の確認、という惰性が出来て、ポンピドーは新鮮だったという旨や、バックにスライドがあったカンディンスキーの作品を例に、抽象的な作品を、あえて言葉で分かる必要はない旨、等の1時間程の話。確かに言葉の氾濫によって遠ざかってしまう本質、というのは何の芸術にしてもあると思うけれど、言葉が武器の作家の人の話として、少し興味深かった。

カンディンスキーは、ただ色や形の取り合わせのセンスが好ましい感で、以前から何枚かカードを集めている画家の一人で、徐々に抽象画への変遷を経たらしくルーツはモネの「積みわら」を見て受けた衝撃だった、とのことも。

六本木に来た折に、都内ではここでのみ上映の「不都合な真実」も見て、と思ったけれど、ぴあ等の情報では日曜\500というせいもあってか、昼前の時点で昨日の上映回全て満席で出直すことに。日曜\500は昨日で終わりとのことで。

日比谷線最寄の六本木ヒルズから新国立美術館までは、徒歩でやや時間がかかったけれど、美術館の最寄は千代田線乃木坂駅だった。チラシでは4月に「モネ大回顧展」もあるようでモネ展自体目新しくはないけれど楽しみの1つ。(http://www.asahi.com/pompidou/intro/index.htmlhttp://www.nact.jp/

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