2007/6/19

薬指の標本(’04)  ヨーロッパ

日本では昨年公開、小川洋子の原作映画化、とのことで興味があった春にDVDリリースのフランス女性監督ディアーヌ・ベルトラン作品。工場で作業中、薬指の先を失くすケガを負い、見知らぬ町で標本製作の仕事をすることになった少女、そこの技術士との時間を描いた物語。

植物、音楽、ペットの遺骨等様々な人々の”思い出”を標本にする、という閉じられた世界、少女と技術士の間に生まれる官能的な雰囲気、終盤ややサスペンス的な匂いもしつつ、研究所、ヒロイン役の、モデル出身のオルガ・キュリレンコの、物語が進むにつれて美しさが発散されていく変化、彼女が住む港町の部屋等、シックな色調、ピアノの調べをバックにした、一息つくような静かな珠玉作、の感。

昨年原作共に味わった「博士の愛した数式」以来の小川洋子作品、原作の舞台は多分日本のようで、「博士・・」とは作風が違うようだけれど、手元の本もそろそろ返却、借り直しで図書館へ行かなければいけないし、これも折あれば読んでみたい。(http://www.kusuriyubi-movie.com/「博士の愛した数式」

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