2006/5/11

世界は「使われなかった人生」であふれてる(’02)  本・映画

図書館に行った折映画コーナーに未読の沢木耕太郎氏の本を発見、沢木さんはやはり「深夜特急」でハマり、本の虫だった亡き妹がかなりファンだった影響もあり、ありきたりな言い方ですが、人や事物に対する距離感を保ったあっさりした文体が好ましく、そこそこに読んでいましたが最近はご無沙汰。

最後に読んだのは文庫「勉強はそれからだー象が空を(3)」でしょうか。一度「オリンピア ナチスの森で」のサイン会でお会いし握手。広い手でした。

映画とペアで原作読書パターンも「春の雪」以来食指の動くものがなく、読書自体ご無沙汰でしたが、これは「暮しの手帳」に連載していたものらしく、1編7、8ページで30編の映画評の構成。

その中にイラン映画について述べた「貧しさと高貴さと」という文章があり、それから入りましたが、キアロスタミ作品「友だちのうちはどこ?」とマジッド・マジディ作品「運動靴と赤い金魚」を取り上げており、まあオーソドックスな選択かもしれませんが、冒頭前者について”ノート1冊でこれだけのサスペンスが・・という素朴な驚きから衝撃が発した”というのは私も同様だったので、改めて親しみが。

「運動靴・・」についても”貧しさが不幸を呼ぶとは限らず家族が家族として結びつけられる・・”旨のくだりなど的確な目線。その他ざっと見た所「偶然の旅行者」「バグダット・カフェ」「髪結いの亭主」「グレイスランド」「ダンス・ウイズ・ウルブズ」「ムトゥ踊るマハラジャ」「ペイ・フォワード」等の自分の鑑賞作品含め、多彩な作品が取りあげられているようでまあ1日1,2編読んでいこうかと。(http://pliocene.exblog.jp/i6

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