2006/7/10

マゴニア(’01)  ヨーロッパ

オランダの女性監督イネケ・スミツ監督作品。「マゴニア」はヨーロッパに伝わる、不運が空から降ってくる前に一時的に留まる、船の形をしていると言われる想像上の国。

何ともファンタジックで不思議な後味。父が息子に聞かせる3つの物語のオムニバスで、ロケ地はトルコの北のクルジアの街と砂漠、フランス北海岸、オランダの島で、光の反射が風景に独特の味わいを与えるオランダの伸びやかな海とその上に広がる雲が与える”楽園”のイメージ。

1話目のモスクやミナレットが立ち並ぶイスラムの街、2話目の砂漠の中の不思議な構造の黒人の老人と青年が暮らす家、3話目の港町等、舞台自体が御伽の国のようであリ、すれ違う心や漂流中の出会い、希望と失望に揺れ動く人々の、抽象的な拠り所としての美しい場所”マゴニア”。

息子役の少年がキュートで、風に乗る父子の赤い凧や3話目の船の形の凧、漂う雲の浮遊感もあり、どこか懐かしい夢の断片のような作品。(http://www.magonia.jp/

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