’09年 1/30 移行のお知らせ  分類なし

AOLブログサービス終了にあたって、このダイアリー、及び「英検対策」別ダイアリーは保存のため、記録が自動移行出来るこのAutoPageブログに移行しました。

当ダイアリー「KYOKOU」URL:http://sun.ap.teacup.com/autumn/
(別ダイアリー「英検対策」URL:http://sun.ap.teacup.com/eiken/



記事のTB送受信やコメント受信、その他、何か触れる折もあるかもしれませんが、今後は当面、気分を新たに、下記のブログにマイペースで書いていきたく思っています。

これまでこのダイアリー、またスレッドに投稿、TB、また読んで下さって有難うございました。今後も、何か折あれば宜しくお願いします。

新ブログ名:Something Impressive(KYOKOV)

URL:http://autumnnew.exblog.jp/



1/31追記:ブログトークスレッド「GSワンダーランド」は、作成時近隣で上映終了していた事もあり、削除しました。

2/1追記:ブログトーク新作スレッドは、このAutoPageに内容の移行不可で、ファイル保存はしましたが、現状URL消滅でリンクが効かずリンク集から外しました。前MB分も同様ですが、何故か音楽スレ「About ユーミン」だけは、ファイル名がURLで生きており残しました。 

2/2追記:記事中リンクしたこのダイアリー内記事も、AOLのURLのままで無効になっていて、記事への受信TBはそのままですが、送信TBのURLも無効になっており、各記事もURLごと移行でなかったのは残念、記事内のものは追って少しずつteacupURLに直していきたいと思います。


6/14 修正・補充終了、50音別作品目録再作成

昨日新ブログの方にも書いたのですが(50音別鑑賞作品目録再作成)、一昨日で一通り、記事リンクの、無効になっていたAOLURLからteacupURLへの修正、スレッドの保存ファイルURLへの変更・追加、補充が終わって、一息つきました。

その過程の随時メモ記事は、自分のチェック用だったので削除しました。新ブログのリンクに入れた再作成の50音別作品目録は、こちらのリンク集にも入れ直し、ここでも挙げておこうと思います。


★50音別鑑賞作品目録 (随時追加)

あ行作品(107)か行作品(95)さ行作品(89)た行作品(70)な行作品(35)は行作品(118)ま行作品(37)や行作品(22)ら・わ行作品(51)



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2009/1/29

AOL時代の総括として  分類なし

明後日で終了になりますが、5年間投稿してきた、AOL時代の総括として、色々と具体的に回顧し始めたら、様々な思いも、キリがありませんし、とりあえず、今、振り返って、何らかのインパクトの残り香ある劇場鑑賞した作品を、ベスト〜という事ではないですが、鑑賞順に、感想を書き込んだ現状のスレッドと共に、ここに挙げる形でしておきたいと思います。

私は’04年の2月に、AOL前メッセージボードの映画カテゴリーに「KYOKO」というスレッドを立てて参加して、自分で作品スレッドを立てたり、他の方のスレッドに投稿を始めたのは、その5月頃からでした。以前のものからピックアップしてきて、切りよく30作品にしました。


〜メッセージボード期(〜’05年11月)〜

花とアリス’04年5月鑑賞:
’04年度個人的ベスト1、蒼井優のバレエシーンや、トーンの柔らかな映像の「宝石箱」のような作品。

タカダワタル的’04年5月鑑賞:
高田渡氏健在の頃、上映後、初めて体験の同氏のライブ付きでした。

スクール・オブ・ロック’04年6月鑑賞:
ジャック・ブラックの破天荒ロック教師が、炸裂はまり役、の可笑しさ。

ジョゼと虎と魚たち’04年6月鑑賞:
ジョゼはサガン作品のヒロイン、池脇千鶴+妻夫木君の、気丈で切ない恋物語でした。

永遠のモータウン’04年7月鑑賞:
チャカカーンの「What’s Going On」等、迫力のモータウンサウンド。

下妻物語’04年7月鑑賞:
ロリータ深田恭子+ヤンキー土屋アンナの、ミスマッチコンビの友情の疾走感。

ロスト・イン・トランスレーション’04年8月鑑賞:
スカーレット・ヨハンソンとビル・マーレイが、まったりと東京を漂うムード、「風をあつめて」も使われました。

千の風になって’04年8月鑑賞:
オムニバスの、天国への手紙、形式作品。歌のブレイク前で、ひっそり上映、という感じでした。

スウィングガールズ’04年9月鑑賞:
ラストのステージに盛り上がっていく、上手くはないけれど、生徒達が楽器に取り組み健気な演奏ぶりでした。

プリンス&プリンセス’04年9月鑑賞:
いまだに壁にパンフレット兼大判ポスターが張ってある、影絵の素朴なタッチのアニメ。

オーバードライヴ’04年10月鑑賞:
柏原収史や、三味線演奏家達の、迫力津軽三味線パフォーマンス。

岸辺のふたり’04年12月鑑賞:
DVDも買いましたが、たった8分間の珠玉の短編アニメ。’07年春、「春のめざめ」と共に再度劇場で見られたのでした。

清河への道’04年12月鑑賞:新井英一が、叩きつけるように歌い上げる、カツ入れ曲でした。

イブラヒムおじさんとコーランの花たち’05年12月鑑賞:
オマー・シャリフの懐深い渋さ+エスニックなトルコ舞台の作品。

ニライカナイからの手紙’05年6月鑑賞:
’05年度個人的ベスト1作品。沖縄発、蒼井優の繊細な魅力と、作品のてらいない優しさでした。

四月の雪’05年10月鑑賞:
ヨン様+ソン・イェジンの抑え目ラブストーリー。時が経って、もう一度見てみたい気もする作品。

春の雪’05年11月鑑賞:
三島由紀夫世界を、大正時代の背景、妻夫木君のナイーブさ+竹内結子の優雅さ、で映像化。


〜ブログトーク期(’05年12月〜現在)〜

「ダ・ヴィンチ・コード」’06年6月鑑賞:
作品、というより、原作に意外にはまり、当時MBにいた方と「映画しりとり」でシリーズ化もありました。

フラガール’06年8月鑑賞:
’06年度個人的ベスト1作品。蒼井優達のフラダンスシーン+人情テイストで、久方の感涙作でした。

リトル・ミス・サンシャイン’06年10月鑑賞:
映画祭で見て、ラストのアビゲイル嬢のパフォーマンスには、やはり久方に可笑しく感涙しました。

ウインターソング’06年12月鑑賞:
これは、見た当時より、時が経って、意外と叙情性が良かったのでは、という気がした作品。

マリー・アントワネット’07年2月鑑賞:
マリー・アントワネットというテーマを、コッポラが華やかに斬った、徹底した絢爛さ。

アズールとアスマール’07年9月鑑賞:
’07年度個人的ベスト1作品。独特なタッチの色彩で描かれた、イスラム世界の渋味アニメでした。

エディット・ピアフ 愛の讃歌’07年10月鑑賞:マリオン・コティヤールが、波乱の歌姫人生を、情感豊かに再現してました。

マイ・ブルーベリー・ナイツ’08年3月鑑賞:やはりアメリカ舞台でも、レトロな味、カーウァイ色、を感じた作品。

タカダワタル的ゼロ’05年逝去、再びライブ映像等でのオーラ。「生活の柄」等、やはりある意味生活テンポの指針、とも。

崖の上のポニョ’08年7月鑑賞:
’08年度個人的ベスト1作品。ポニョ、というコケティッシュなヒロイン、海舞台、絵本タッチ、何にせよ、この宮崎アニメが昨年マイベストになったのでした。

赤い風船’08年9月鑑賞:
意外と余り古さを感じなかった、瑞々しいパリの風船+少年のファンタジーでした。

WALL・E/ウォーリー’08年12月鑑賞:記憶に新しい、ロボットながら(なり)の感情表現、スケール感あるCG映像堪能でした。

ザ・ムーン’09年1月鑑賞:
先日見たばかりで、やはり、この時期の締めの作品、として良かった、とつくづく思う作品でした。


以上、やはり、こうして挙げてみて改めて、嗜好で音楽ものが多い、という事と、’06年冬から並行して、ダイアリーへの旧作感想もしてきたのでしたが、全く個人的な枠のブログとは違うのは、その時々の、メッセージボード、ブログトークの様子が重なって、この作品の時は、ああいう事があった、とか、同時に記憶に残っている場合も、割とあったりする点だったかと思います。


現各自スレッド保存はしましたが、終了後は、ブログトークと共に前MBも、ついに本当に閲覧出来なくなるのか、どうなのか、AOL側からは以前、’05年末ブログトークに移行後、まもなく消滅、とは聞いてましたが、いまだに生きているし、なってみないと判らない、という所で、折に関連作品感想中、リンクしたりもしてきたので、私は残る事を、願いたいのですが。

何にしても、この5年間の私の生活の軌跡の一部、と思います。改めて、ですが、自分のスレッドに投稿、トラックバック下さった方々、他のスレッドマスターだった方々、アクセスして、自なりにしか書けませんでしたが感想を読んで下さった皆さん、どうも有難うございました。

*今日’08年度ベスト10作品スレッド3〜7に記述した分、転記しました。

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2009/1/23

お知らせ  分類なし

思う所もあって、丁度2年前、それまで休止していた英検挑戦を再開して、このダイアリーに’07年8月まで映画・音楽トピック等と共に、その後別ダイアリーに折々勉強・受験記録を書いてきて、結局、合格は果たせないまま、今に至って、ダイアリー期間中、明後日が最後の一次試験日になりました。

ダイアリーもしくはブログトークへの投稿は、ほぼ日課となっており、状況に、私なりの気持もあって、最後まで続けたかったのですが、その受験準備、その他やや多忙もあり、頂いた投稿、TBへのご返答はしますし、記事修正(投稿)等はするかもしれませんが、基本的に書き込みは、それまで休止しようと思います。AOLブログサービスも押し迫り、来週、新作含む鑑賞やその感想投稿、自分のブログの今後への作業、お知らせ、続けてきた投稿活動の整理・総括等したいと思います。

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2009/1/14

銀の街から(’09、1月)  分類なし

昨日の朝日新聞第2火曜の沢木映画コラムは、昨年末公開のドイツ・トルコ合作の「そして、私たちは愛に帰る」で、ドイツとトルコに住む3組の親子、その運命が交錯していく物語のようで。

沢木さんは、この作品でペドロ・アルモドバル作品「トーク・トゥー・ハー」を連想、主人公達の遭遇の構造が似ていて、でも違うのは、「トーク・・」の登場人物がスペインに根を下ろしていたのに対し、この作品のトルコ人もドイツ人も「異邦人」、という感覚を持っていることだ、と。

「トーク・・」は未見だけれど、アルモドバドル監督は先日見た同じスペインの「あなたになら言える・・」初めイザベル・コイシェ作品等のプロデュースもしているようで、「ホルベール(帰郷)」('06)のヒロインだったペネロペ・クルスが、「エレジー」というコイシェ最新作のヒロイン、と。

この「そして、私たち・・」のトルコ系ドイツ人監督ファティ・アキン作品は、旅したトルコ舞台という興味で、音楽ドキュメンタリー「クロッシング・ザ・ブリッジ」、「太陽に恋して」「愛より強く」をDVDで見ていたけれど、いずれも「そして、・・」と同じくハンブルグ、イスタンブールが舞台だった。

イスタンブールは位置的にも、東西世界の中継地点、独特なエキゾチックなイスラム色の土地で、沢木さんも少なくとも「深夜特急」での旅で訪れていたけれど、記事では、そこにはアジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡に橋が架かっていて、そのように、二つの世界で生きる「異邦人」、しかも、愛する人を奪われた者、奪った者、の間に、真の橋を架けることは可能なのだろうか、等とあって、この西も東も受け入れる、という懐ある街舞台で、根なし草的に孤独にさすらう人々の愛憎劇テイスト、かもしれない。

沢木さんと言えば、先日雑誌で見かけ昨年末に「旅する力ー深夜特急ノート」('08)が出ていて、「深夜特急」で書かれていなかったエピソード等の内容、とのことで、これは気になるし、いずれ入手を。(http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/トルコの旅<7>〃<8>〃<9>〃<10>クロッシング・ザ・ブリッジ(’05)太陽に恋して(’00)愛より強く(’04)http://www.amazon.co.jp/%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8A%9B%

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2009/1/4

新作スレッド・TB、コメントについて  分類なし

★先日’08年ベスト10スレッドにも、お知らせとして書いたのですが、このダイアリー(ブログ)と別に、新作を書き感想募ってきたスレッド(例:崖の上のポニョ)のAOLブログトークが、1月末でサービス終了、という事になり、投稿は期限まで出来ますが、スレッドの編集機能が年末で終了、新たなダイアリー表示、こちらからのTB送信等が不能になってしまいました。

それは予定外だったのですが、スレッドを作った「ブロードウェイ♪ブロードウェイ」「ザ・ムーン」(「GSワンダーランド」は年末終了していましたが、何か関連事項・作品があればと)については、鑑賞後、こちらにも掲載してダイアリー記事にもしようかと思っています。

★トラックバック、コメントについて:昨年中このダイアリー(ブログ)、新作スレッドにTB、コメント投稿頂いた皆さん、どうも有難うございました。このAOLブログサービスも今月一杯でサービス終了、との事になり、2月以降、何らかの形でブログは続けるつもりではありますが、まだ新たな場所等未定です。

当面、5年ばかり続けてきた、掲示板としての映画ブログトークと、その延長としてきた感のこのダイアリーを、期限まで全うしたい、という気持ちで手一杯という事もあり、近頃自分からのTB、コメントは、定期的なTB欄登録以外は控えており、受信分にはお返し、というパターンにさせて頂いてます。また、新作スレッドについては、上記のように、こちらからTB送信出来なくなったので、基本的に当面、受信記事のURL欄に当スレッド分を入れてコメントでの形でご返答を、と思っており、宜しく了承下さい。(http://diary.jp.aol.com/vz9fmp6/306.html

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2009/1/4

’08年DVD・ビデオ・放映鑑賞  分類なし

昨年ここに書き込んだDVD・ビデオ・放映・映画祭での鑑賞作品感想は、単発ドラマ含めて102作品、’07年は95、’06年は119だった。昨年イラン作品鑑賞は、東京国際映画祭で「ハムーンとダーリャ」、DVDで「オフサイドガールズ」。例年のように、新作とは別に、その中の何らかの形でインパクト残った10作品を、今回鑑賞順で挙げておくと、

記載日
4/18 草の上の昼食(’59 フランス)
5/11 殯(もがり)の森(’07 日本)
6/27 ONCE ダブリンの街角で(’06 アイルランド)
7/6  シルク(’04 カナダ・イタリア・日本)
7/16 世界はときどき美しい(’06 日本)
7/20  エコール(’04 フランス・ベルギー)
7/26  雪の女王<新訳版>(’57 ロシア)
9/23  BU・SU(’87 日本)
10/13 病院で死ぬということ(’93 日本)
11/30 いちご白書(’70 アメリカ)

本数には入れていないけれど、久方に秋〜冬に連続ドラマ「風のガーデン」(11回分+特番)も追った。特番は映画、北京五輪関連、追悼、紀行等11本。AOLサービス終了の変遷期の中、起こる事に、何かと思う所はある。でも日々戻らないのだから、とは。昨夜「HERO」録画。(’06年DVD・ビデオ・放映鑑賞’07年DVD・ビデオ・放映鑑賞

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2008/12/29

チャン・イーモウ 北京五輪を語る  分類なし

昨夜放映の一部録画一部オンタイムで見た番組。北京五輪開会式について、映像を交えながら、チャン・イーモウ監督に香川照之がインタビュー。

当時見たのはダイジェストだったので、今回初見の演目もあり、最初の方に映った、最もこだわった、という、昔紙代わりだった「竹簡」という竹の用具を持った、大きな羽のついた髪飾り、古風なチャコールの長い裾の着物姿の人々が掛け声と共に踊る演目、も新たに見たかもしれない。

イーモウ監督と香川照之は初対面のようで、中国映画で主演した事もある、と紹介され、多分「故郷の香り」('03)ではなく「鬼が来た!」('00)の事かと思うけれど、そういう経験もあってインタビュアーに起用されたのか、思えばイーモウ作品には日本人では高倉健が出たのみだけれど、香川照之にはあなたの作品を見た事がある、と言っていた。

香川氏が、五輪開会式、というより、イーモウ監督のフィルモグラフィーに加えるべき1本の映画、として堪能した、と語り、同監督は、自分のバレエやオペラ演出の仕事の経験も役立ったけれど、映画100本分の困難があった、悠久の歴史を、古いやり方でなく最新技術で表現したかった、等とコメント。

1万5千人の出演者皆が、耳にイヤホーンを付けていて、そこからは、音楽でなく号令が流れ、それに合わせて動いていた、と、多くの生の”人”を使った、あたかもコンピューターグラフィックのようなプログラムの裏話も。

一番印象的だった、活版印刷の文字が躍動する演目では、それぞれの漢字の四角のプレートの下に、人が入って動かしていたのだったけれど、2人共最も好きな演目だった、とのことで、香川氏は、機械で動かしているかグラフィックだと思い、人が入っていたとは思わず、そう判った時、思わず鳥肌が立った、と語り、

同監督は、あの演目だけで1年半練習、一人で千回の動作を絶え間なく続け、号令はかけるけれど、中の人間は何も見えないし、とても複雑な演出だった、と。演じたのは人民解放軍兵士達で、1つの活字の重さは18キロあり、波がうねる様な動きは至難の技、とナレーション。やはりあのダイナミックな演目の裏話でちょっと興味深かった。

子供時代、国民党員の父は満足な仕事がなく、家族は迫害され、文化大革命で「下放」され、18才の時から3年間農村で働き、貿易工場で働いた後、28才で国立の映画学校(北京電影学院)に入学、ようやくチャンスを得た、等の略歴の紹介。

この、自分の主張を持てず、個性の許されなかった10年間の苦い時代、人間や社会の悲劇を体験した事が、自分の財産で、人生の考え方が変わった、やはり自分の映画作りの原点は、農村での体験、とのことで、「あの子を探して」('99)の映像も少し出たけれど、

その頃のモノクロの青春、の反動で、今カラフルな色彩に満ちた作品を作っている、失った個性を取り戻そうとしている、等の「HERO」「LOVERS」等のテイストに関するコメントもあり、この五輪イベントがその凝縮ハイライト、になったかもしれない、とも改めて。

農村や学校での友人談で、よく働いていた、とても勉強家で普通の人より数倍努力しており、いつ眠っているのか不思議だった、等の話。本人は、この五輪でも、これだけ条件が良ければ成功するのは簡単、等と言われたけれど、3年間携わってきて1日たりともリラックス出来た事はなく、常に努力が必要だった、自分は中国で一番優れた監督、などと言う勇気はないが、一番勤勉だとは自信を持って言える、等と語っていた。

批判があった、少女の口パクの件については、それぞれ演技、歌の上手い2人の少女と5ヶ月練習を共にして、どちらかだけを選ぶ、という事はしたくなかった、というやや口を濁したようなコメント。CG花火については、当日、スタジアムまでの足型花火は打ち上げたのだけれど、それをヘリコプターで追う映像が、追いつかないため、一部リハーサルの時の映像を使った、等という説明。

何らかの事情はあったのかも知れないけれど、ヘリコプターを本番で1機しか使えない、という制限があったとも思いにくいけれど、実際花火は打ち上げたものの、伝えられる映像には手が加えられていた、という真相。やはり見る側にすれば、TV通してであっても、映画とは違い掛け値なしの一度きりの本番セレモニー、のつもりではあって、やや微妙、に思えたコメントだった。何にしても今年のビッグイベントの一つだった、と思い出された番組だった。(http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/k/20081228/北京五輪開会式ハイライト報道ステーション イーモウ監督インタビュー故郷の香り(’03)王妃の紋章単騎、千里を走る

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2008/12/14

銀の街から(’08、12月)  分類なし

先日の朝日新聞第2火曜の沢木映画コラムは、今週末公開らしい「ラースと、その彼女」で、今回アカデミー脚本賞ノミネートのアメリカ作品。

アメリカ中西部の小さな町が舞台、生まれた時母が死に、気難しくなってしまった父との暮らし、というトラウマを抱え、孤立して暮らす若者ラースが、兄夫婦の元へ連れて来た”彼女”は、等身大の「ラブドール」、そこから流れていく「奇跡の物語」だと。ラース役は「きみに読む物語」のライアン・ゴズリング。

別コラムで、この物語が、フランソワ・オゾンの「まぼろし」('01)を思い出させる、と書いていたコメントも見かけ、これは夫が海岸で突然失踪、シャーロット・ランプリング演じるヒロインは、喪失、という現実をにわかには受け入れられず、その夫の幻影と共に過ごしていく、という割と印象に残っている作品、そこでは彼女一人だけの孤独な幻覚、だったけれど、

沢木さんは、この作品では、町の女医の「ラースと話を合わせなさい」という助言もあって、町の人々が、そのラブドールを恋人「ビアンカ」として認めようとする、「受容」の態度によって、不思議な流れが出来、心理学的テキストの枠に押し込めて、強引に物語を作っていこうとはせず、ラースの心のわだかまる何かがうっすらと消えかかるプロセスを優しく描いている、と。

そういう風に、自分の心を守るための幻影は、繊細な感受性の賜物、ではあっても、下手に現実に晒されると、ただ嘲笑され傷つくだけの極めて個人的な実体のないもので、「まぼろし」の幻影は、ヒロインだけの内面の密かな世界だったけれど、この作品では、周囲の人々がそれを知り認め、付き合って、ゆっくり見守る、というのは、忙しない現代社会の中のおとぎ話的、ではあるけれど人間味あるストーリー、とは思った。昨夜「ミューズの晩餐 中村あゆみ」録画。(http://lars-movie.com/

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2008/11/19

風のガーデン 感動の後半突入SP  分類なし

先週土曜放映録画を見た番組。前半6話のダイジェストと、出演者や倉本聰氏のコメントの内容。杖をついて歩く姿もあった倉本氏、この作品に込めた思いは、人間が命があと何ケ月と言われた時、どういう行動をとるか、何処ににいたいか(帰っていきたいか)、という事で、

今回苦心したのは、医学、ガーデニング、養蜂、ファンド等調べる事が多く、取材に時間がかかり、俳優さん達にも現場に行って勉強してもらった、と。俳優達も本物になる努力を惜しまなかった、とナレーションで、医者の服装で中井貴一が医療現場で説明を受けていたり、黒木メイサが踊りの稽古をしているシーンもあり、

ダイジェストの中で再度見た、札幌の「よさこいソーラン祭り」のシーンは、実際の催しに黒木メイサが参加して踊るのを撮影、数ヶ月前から折に北海道に行って、練習していた、と前にサイトで見かけ、あの大掛かりな場面だけはドキュメンタリー、だったのだった。

番組冒頭、撮影中闘病中である事は一切明かさず俳優として生き抜き、これが遺作になった緒形拳さんの思いとは、とのナレーションで、ご本人のコメントが流れ、なかなか歯ごたえあり、ヘビーだった、倉本ドラマはそういうのが多いけれど、孤独って何だろう、とか、内容的にも役柄的にも結構苦労した、等。

ダイジェストは途中飛ばしたりもしたけれど、改めて最初の方の回での、白鳥のキャグというのか、仏語の歌を歌っていた茜(平原綾香)への、仏語で「百姓」=モンペトクワ(もんぺと鍬)、とか、内山(伊藤蘭)に、天国に行ったら大天使ガブリエルが最初に言う言葉は、「あのよ〜」だとか、の軽口等、やはり劇中でアクセントのような浮いているような微妙な味わい。

録画を消してしまい未見だった第3話での、白鳥(中井貴一)の妻が自殺、父(緒形拳)に親子の縁切りを言い渡されるシーンがあり、断絶の具体的な部分を初めて見たけれど、

家族の問題からずっと逃げていた、人の痛みを除いてやるのが、麻酔科医の仕事ではないか、母の死の時も、耐えられない、と向きあわず、やはり女の所にいた、ただの臆病な弱虫だ、お前のような人格破綻者にそもそも医者である資格も、親である資格も、自分の息子である資格もない、二度と富良野に足を踏み入れるな!等と、涙ぐむ息子に言い渡す姿は、緒形さんのこの作品での一番激しく毅然とした姿勢、また中井貴一の、一言も返せない、一番弱々しい姿だった。

その妻の事件の時も、会っていたのが内山(伊藤蘭)のようで、6年位経っているようとはいえ、2人の今のやり取りの様子よりは、思ったよりも因縁深い過去、のようではあるけれど。

番組最後の出演者のコメントは、黒木メイサは、死に対して前向きに向き合っている作品、神木君は、人それぞれの中で家族の存在が凄く大きい、と思える作品、緒形さんは、じっくり中井貴一をご覧下さい、それと、孫の黒木さん、神木さんがなかなかいいので、ご覧下さい、中井貴一は、これは倉本さんとの勝負、だと思っていて、必ず記録や記憶に残るドラマになる、と思って演じている、旨。

連ドラを追うのも久方、もう後半に、と早い気もしたけれど、思えば放映開始から1ヶ月半、3ヶ月クルーの半分過ぎたのだった。視聴率は当初の20%から、最近は13%位のよう。後半舞台は前半以上に北海道中心かとは思うけれど、やはり一家の成り行きと共に、各回のモチーフの花と花言葉も気になる所。(http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/081115gardenhttp://wwwz.fujitv.co.jp/garden/index.html風のガーデン(’08)〜第1話スノードロップ風のガーデン(’08)〜第2話エゾエンゴサク風のガーデン(’08)〜第4話ゲルニウム風のガーデン(’08)〜第5話カンパニュラ風のガーデン(’08)〜第6話デルフィニウム

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2008/11/13

銀の街から(’08、11月)  分類なし

一昨日の朝日新聞第2火曜の沢木映画コラムは今週末公開らしい「BOY A」、イギリスインディーズ作品で、主人公は、ある施設から保護観察つきで保釈された若者ジャック。その過去は謎のまま、仕事、友人、恋人と新たな生活を送るものの、秘密を抱えている事に苦しくなり、見る側も疑問を抱きながらもその秘密の露見を恐れるようになる、と。

ジャック役はアンドリュー・ガーフィールドで、沢木さんは、小動物のような脅え、汚れを知らない天上人の清らかさ、世界で一番深い穴を見てしまったような虚無を、見事に瞬時に演じ分けている、と賞賛しているけれど、この俳優は、「大いなる陰謀」でレッドフォードと議論していた学生、だったのだった。授業で疑問を投げかけたり、矛盾を突く、多感さを含んだシャープさというか、割と印象に残ったけれど、あれがデビュー作で、レッドフォードが「大変な掘り出し物」と言っている、とも見かけた。

この原作は若手作家ジョナサン・トリゲルの小説らしいけれど、この内容に、今年冬頃読んだ、沢木小説「血の味」も重なったりした。唯一のフィクション作で、殺人事件を犯した少年側からの経緯を描いていたのだった。沢木さんは、このタイトルが日本で起きた事件報道の一つに触発されたものと知り、一挙にジャックという少年が遠い国の存在ではなくなり、「尋常でない」ことをした者は、永遠に追われ続けなければいけないのかと、考えざるを得なくなる、と、締めているけれど、

その「少年A」として神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇少年、が浮かび、また、「血の味」を読んだ時も、あの事件が浮かんで、書いていたけれど、この本は現代の事件の影響はあったにしても、カミュの「異邦人」のように古典的、との評も見かけたけれど、実際の少年の内面は、もっとずっと無機的だったのではないかと思えた。

そういう意味では、全く因果のない他人の将来を無謀に奪った、その人物の周囲の人々の人生にも、消えない傷を負わした、という罪には、若年故に極刑は逃れても、生き長らえている以上は、永遠に追われて、当然では、と思えるし、そういう他人の存在への意識自体薄まっている不気味な時代、という流れもあるとは思うし、

このタイトルの触発になったというのが、必ずしもあの事件とは限らないし、そうであったとしても多分、原作なり作品なりが、あの事件自体をモチーフ、という訳ではないのだろうけれど、それが”無垢”という鎧を持っていたとしても、ただそうしてみたかった、という動機のみの、無機的な殺人を叙情、娯楽的に扱ったもの、というのは個人的には芸術性がどうであれ辟易、というか積極的な鑑賞は敬遠で、正直、あの事件題材作品は出来たとして見たくはないと思う。

殺人という行為の正当化、に筋も何も、と言ってしまえばそれまでだけれど、この「BOY A」も、「血の味」とも相まって、興味は引かれたのだけれど、フィクションにせよ何らかの、主人公をそういう袋小路に追い詰めた、周囲(の人間)の罪、というものも、あるとすれば同等に説得力を持って描かれたものであれば、と願い、思えたりはした。(http://www.boy-a.jp/「大いなる陰謀」血の味(’00)

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2008/11/3

秋の北海道縦断!ローカル路線バス乗り継ぎ ふれあい旅  分類なし

先日「風のガーデン」に付け足した、北海道の路線バスで函館〜宗谷岬の旅番組録画、途中の岩見沢からの分を見終えた。おそらく前調べしてのヤラセ的ではないと思うけれど、行き着くターミナル毎に、3人が、北上する便があるか確かめながら、宿も飛び込みでの風まかせ的な旅。旭川辺りから、一旦日本海側ルートを探りながらも、行き止まりのようで変更してオホーツク海沿岸ルートにしたり、二転三転。

蛭子能収の言動が、ターミナル職員に問い合わせや2人との会話も、地名や時間等、やはりほとんどフィーリングだけ的天然ぶりでの和み感覚。こういう番組の旅女性にしては、やや大人的だけれど、伊藤かずえは賑やかしタイプというよりマイペースな物腰で、「BU・SU」の時は20才位、今は40過ぎなのだった。太川陽介もこういう番組にもよく出ているようだけれど、久方。

各地のターミナル近くでの食事も、ゴージャスではないけれどそこそこの値段で海の幸中心、海鮮丼や、北海道でそば、というのは余り聞かないけれど、名寄の店で太川陽介と伊藤かずえが食べていた「旬菜そばサラダ」というのが美味しそうではあった。旭川では待ち時間に、伊藤かずえが足のむくみにたまらず目についた看板のビルにマッサージに行って、時間ギリギリに駆けて来たりも。

以前2度の北海道旅で私は一番北部に行ったのはサロマ湖沿岸、道北というのは未踏、この番組も余り各地で観光、という趣ではなかったけれど、枝幸という所で3人が時間待ちの間、タクシーで10分程の三笠山展望閣という展望台に行って、そこのロビーからの、緑の平地から海へ続く眺めが、広々と絶景だった。

余り道北舞台の映画やドラマも浮かばないけれど、稚内映画で検索したら「稚内発学び座ソーランの歌が聞こえる」('98)という渡瀬恒彦、ガッツ石松、安達裕美等出ている作品があったのだった。歌ではやはりダ・カーポの「宗谷岬」が浮かぶ。ダ・カーポ、「結婚するって本当ですか」はシングルを買ったような覚え、思い浮かぶのはこの2曲位だけれど、結婚して夫婦デュオになっていて、今+娘の新ユニットで現役なのだった。

4日目夕方、ようやく宗谷岬到着、全行程970Km、乗り換え23回、交通費22、910円、だそうで、まあ宿や食事にそう贅沢しなかったら、体力はいるけれど現地で一人5万円程の旅なのかも。こういう先の見えないバス乗り継ぎ旅は、「深夜特急」等のイメージもあって規定ルート旅より面白い時も。北海道のテンポには合っている気もする。(http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/081004.htmlhttp://www10.ocn.ne.jp/~kankou/tenbouind.htm

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2008/11/2

追悼・これでいいのだ!!赤塚不二夫伝説  分類なし

昨夜一部録画一部オンタイムで見た、8月に他界した赤塚不二夫氏特集。再現ドラマ、漫画やアニメ作品、ゆかりの人々のインタビュー等での構成。

再現ドラマは「トキワ荘」にやって来た時から始まり、周りの漫画家、赤塚氏のギャグ漫画が認められるまでの苦労の日々等、市川作品「トキワ荘の青春」('96)と重なる流れ。今回のアパートの方が質素な建物、赤塚役水橋研二と「トキワ荘・・」での大森嘉之はややシャイそうな雰囲気が、似ていた気がしたけれど、

「トキワ荘・・」では、その他大勢の漫画家の一人の脇役。藤子不二雄や石森章太郎等にしても、こういう、ドラマも作りやすい、後の大スターでなく、あえて寺田ヒロオという温厚なまとめ役を主人公にしていたのも、市川作品らしさ、だろうかとも今回改めて思った。

当時、手塚治虫の影響でストーリー漫画主流、赤塚氏もギャグ漫画の個性を発揮出来ず少女漫画を描いていたり、石森のアシスタント的な立場をこなして、トキワ荘でもひっそりした存在だった、というのも、引けをとらない才能を持ちながら、身を切られるような辛さ、というのが、「トキワ荘・・」での赤塚よりも詳しく描かれていて、空腹で倒れた事も、等というくだりもあったけれど、

「トキワ荘・・」では登場しなかった母の上京、同居での二人三脚の様子。狭い部屋での同居は、煩わしい時もあって当然かと思うけれど、満州から引き上げて来て、妹を栄養失調で亡くしたり、生死の境の波乱を経てきた家族、という背景も、母の辛さを肌身で知る無言の絆となっていたようでも。

また、そういう苦難を見てきたからこそ、ギャグ漫画という発想が、というくだりもあり、独自のユーモアセンスは、ある種の幼少期の反動、とも。丁度満州時代回顧シーンから常盤貴子のナレーションが入ったけれど、常盤主演だった「赤い月」+なかにし礼の原作での当時満州の日本人の命からがらの脱出劇、を思い出した。

才能に加えて、人の良さ、単にそれだけでなく漫画への執念、という粘り、もあっての事とは思うけれど、腐らず石森を手伝ったりしていた事が、雑誌で空きが出来た時、石森が彼を推薦、という飛躍のチャンスに繋がった、というくだりが、

「トキワ荘・・」でも、石森が担当者に、「こういう所は赤塚の方が上手い」と推薦するシーンが印象的だったけれど、今回も、本来ライバルという意識を超えた、漫画に打ち込む者同士の人間味、が感じられたシーンだった。

そこから花開いていった個性、私は漫画よりアニメでの記憶で、数々の作品映像も懐かしく、番組中紹介あった、人気キャラクターベスト10は、

1、バカボンのパパ(天才バカボン)
2、アッコちゃん(ひみつのアッコちゃん)
3、ニャロメ(もーれつア太郎)
4、ウナギイヌ(天才バカボン)
5、おそ松くん(おそ松くん)
6、本官(天才バカボン)
7、イヤミ(おそ松くん)
8、ケムンパス(もーれつア太郎)
9、ハジメちゃん(天才バカボン)
10、レレレのおじさん(天才バカボン)

だったけれど、やはり一番インパクトは、他界時も挙げていた「ひみつのアッコちゃん」。軽やかなテーマ曲、再放送でだったか、余り具体的ストーリーは覚えてないけれど、「テクマクマヤコン・・」で様々に変身するファンタジックさが、何とも甘酸っぱく平和だった幼少時の郷愁。

その他覚えあるキャラクターもないものもあるけれど、泉麻人が、昔のお笑い番組は今見るとどうしてもリズム感が落ちているけれど、赤塚作品は落ちていない、と言っていたけれど、「天才バカボン」「もーれつア太郎」等、今垣間見ても余り古臭い、感がしない気も。

赤塚氏は映画好きでもあり、少年期映画の看板描きの見習いもしていたり、「モダンタイムス」が映ったけれど、チャップリンに心酔、そのコミカルさの影響や、6つ子の「おそ松くん」は、「1ダースなら安くなる」('50)という、11人子供のいる家庭を描いた作品がヒント、さすがに原稿用紙のコマに12人入らないので半分にしたのだった、等というエピソードも。

やはり具体的には覚えていないけれど、同じ服装でドタバタわいわいとした賑やさ、は今より家族の絆の密度があった、昭和ののどかな残り香、という気も。「シェーッ」ポーズのイヤミ氏はこの作品だったのだった。当時来日したジョン・レノンや、「怪獣大戦争」('65)のゴジラまで、このポーズをとっていたのだった。

私生活は、そのキャラクターもあってか交友も幅広く、山下洋輔、坂田明等音楽畑の人々や、美空ひばりと飲み友達だった、とか、タモリを見出し上京させたのがこの人で、タモリが自分は赤塚作品の一つ、等と述べていたけれど、フジオプロでのアシスタント達とのパチンコ鉄砲遊びや、ラフな雑談の中からアイデアが出たり、

アシスタントからメジャーになった漫画家も多く、「釣りバカ日誌」の北見けんいちや、ドラマには登場しなかったけれど、「土田よしこ」の名等も出て、懐かしいものが。

売れっ子故家庭生活は希薄だったようで、アシスタントだった元奥さんと結婚、娘さんも出来ながら離婚、そして創作意欲をなくした時代を支えた新たなアシスタント女性と、元奥さんがお膳立てしての再婚、両側に元・現妻と娘さんを従えての結婚会見も、何処か浮世離れ、憎めない純真さを残した人柄故、というのか。

10年来食道がんと闘ってきて、現奥さんが数年前病気で亡くなり、元奥さんも亡くなった3日後に他界、同時に両親を亡くし遺された娘りえ子さんの、そういう呆然とした状況でも、赤塚作品に笑ってしまい、生きなければ、と勇気付けられる、旨訥々と涙で語る姿が、華やかな赤塚伝説の裏側で、印象的だった。

再現ドラマは、「トキワ荘・・」のような、映像や音楽での詩情、カメラワークの意識、等は特に感じられなかったけれど、ある意味そのスピンオフ、とも言えそうで、郷愁+何処かナイーブ、柔らかく、したたかにパワフルだった伝説の人物像を垣間見た、という余韻の番組だった。(http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2008/08-292.htmlトキワ荘の青春(’96)−追悼・市川準監督ー

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2008/10/28

東京国際映画祭で気になった作品  分類なし

東京国際映画祭が一昨日閉幕、今回の上映作で、見には行けなかったけれど、目に付いて気になった作品は、

「ザ・ムーン」:来年1月16日公開、NASAの世界初公開という月の蔵出し映像、が気になるドキュメンタリー。
「コトバのない冬」:渡部篤郎の初監督作品、高岡早紀主演+北海道の街舞台という興味。
「櫻の園ーさくらのそのー」:来月8日公開、割と好ましかった「櫻の園」('90)の中原監督によるセルフリメイク。
「少女ライダー」:遊園地の曲乗りオートバイライダーを目指す少女ヒロインのイラン作品。
「私のマーロンとブランド」:イスタンブールの少女がイラクの恋人に会いに行く、ロードムービーのトルコ作品。
「夏休みの宿題」:田舎町舞台、10才の少年の夏休みの様々な体験を描いたトルコ作品。
「親密」:印象的だった「ラヴソング」('96)の脚本家だったアイヴィ・ホー初監督作品、切ない社内恋愛の物語。
「WALL・E/ウォーリー」:12月5日公開、孤独なゴミ処理ロボット主人公の「ファインディング・ニモ」のスタントン監督新作。
「ブーリン家の姉妹」:先週末公開、ナタリー・ポートマンと姉妹役でスカーレット・ヨハンソン出演の歴史もの。
「モーツァルトの街」:音楽ものではなさそうだけれど、ソウル舞台に、様々な背景の人生が交差する物語。
「その日のまえに」:来月1日公開、大林宣彦監督新作、峰岸徹さん遺作ともなり、余命を宣告された妻、その夫の物語。

すでに公開中、公開予定・未定のものもあるけれど、折に触れチェック出来れば、と。最終日のデイリーニュース新聞の、コンペ部門の新聞社ジャーナリスト星取表では、「ダンフールのために歌え」「パブリックエナミー・ナンバー1(Part1&2)」が同数トップだったけれど、サクラグランプリはカザフスタン舞台の「トルパン」だった。先日新聞で指摘あったように、今回も余り興行成績に結びつく、という大衆にアピール的受賞作、ではなさそうだけれど、

大草原舞台で遊牧民の暮らしを描いている、とのモンゴル作品のイメージのような素朴なスケール感は少し興味引かれ、今の所公開情報は見かけないけれど、昨年受賞の「迷子の警察音楽隊」は沢木映画コラムで挙げていた事もあってDVDで見、割と好感だったのだったけれど、これはどうなのだろうか、とは。

10/29追記:昨日の朝日新聞文化面に、「同映画祭を振り返る/監督多彩 作品粒ぞろい」というタイトルの記事、それを読んで「buy a suit・・」スレッドに書いた分にも少し加え修正したけれど、「トルパン」についてはその他、ワールドプレミアでなく残念、という事や、主人公の若者が羊の出産を成功させる場面は、本物の迫力で強い感銘を与えた、等書いており、やはりモンゴルの「らくだの涙」等とイメージが重なったりするけれど、フィクション作品とはいえ、そういう日々自然と生きる遊牧民の、ドキュメンタリー的なテイストもありそうでも。(http://www.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=873http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=25迷子の警察音楽隊(’07)

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2008/10/25

プロフェッショナル 宮崎駿のすべて<2>  分類なし

8月に放映分が不手際で最初の30分だけ録画だった特集、先週金曜に再放送があったのでチェック、でも放映時間がTV欄より15分程ずれていて、タイマーでやはり最後の10分位は再び切れてしまったけれど、再放送あったのは良かった。前回書いた分の続きで。

やはり自分の病弱さ、母の病もあって、家にこもって手塚治の漫画を読んだり、自分で描く事に没頭、高3の時見た日本の初カラーアニメ「白蛇伝」に感銘、大学卒業後そのスタジオに就職して、想像力溢れる絵で頭角を現し、劣等感の塊だった自分の居場所がようやく出来た、と実感。

高畑勲監督との「アルプスの少女ハイジ」で、カメラを低く構えて子供の目線を大事にして、アルプスの起伏を生かし、躍動感溢れる画面を創り上げた、等の解説。どうもこのアニメ版「・・ハイジ」は記憶おぼろげだけれど、「口笛はなぜ・・」の主題歌はやはり馴染みあった。

「カリオストロの城」で映画デビューするものの、SFブームの波の中、企画を持ち込んでも取り上げられず、行き詰っていた中、アニメ雑誌編集者だった鈴木敏夫氏が漫画を連載しないかと誘い、それが「風の谷のナウシカ」で、1年後映画化、これが宮崎アニメブレイクに繋がっていったようで、プロデューサー鈴木氏との出会いが、そういう状況だったのだったと。

その時点で既に「となりのトトロ」「もののけ姫」等の企画が出来ていて、「・・トトロ」は13年お蔵入り、だったという状況、も改めて、で、怒りもあり辛かったけれど、企画を取り上げられないという恨みを抱いていても、つまらない人生になるし、さっさとしまっておいて、その間に風景シーンが引き出しに溜まっていって、13年後に創った方が内容豊富になっている、と。

やはり、その矢先に亡くなったお母さんの面影、というのが、宮崎作品に結構多く現れている、というのもこの特集で改めて、で、「天空の城ラピュタ」のド−ラ、「・・トトロ」の母、「ハウルの動く城」のソフィー、そして「崖の上のポニョ」のトキおばあさん等、でも写真での優しそうな面差し、ずっと病気だった、というイメージに合うのは「・・トトロ」の母位で、

その他は元気で男勝り、やや辛辣、というキャラクターなのが意外ではあるけれど、実際はそういう人だった、という思い出や、元気だった頃のお母さんへの思慕から、という感も。録画は「・・ポニョ」の製作追い込み中、宮崎監督が、宗介とトキばあさんとのやり取りを苦心して描いている所で切れた。

宮崎監督とって映画を創るというのは、どういう経験、どういう事なのか、という茂木氏の質問に、人を楽しませられなければ、自分の存在価値がない、というコメントで、そういう負からの視点の部分は幼少期の影響もありそうで、そういうスタンスもナイーブに作品に滲み出て訴える部分も、と。

机に向かう時間は昔の3分の1に減った、とマッサージを受けながら、の製作風景、「・・ポニョ」が最後の長編、とは前回も仄めかしていたけれど、再度、なるべく長い活躍を願いたくは思う。木曜夜「風のガーデン」録画。(http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080805/index.htmlプロフェッショナル 宮崎駿スペシャル「崖の上のポニョ」プロフェッショナル 宮崎駿のすべて<1>

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2008/10/22

東京国際映画祭で会った映画ファン  分類なし

一昨日東京国際映画祭に「buy a suit スーツを買う」を見に行き、インターネットで当日券予約はしていたけれど、会場での自動発券器でチケット購入、という手続きもあったし、早めに出、会場を間違えたりしつつ、TOHOシネマズ六本木ヒルズで無事チケット入手、一息ついてアイスコーヒーを買ってロビー脇に座り、会場にあった映画祭デイリーニュース新聞を見ていた。

開場まで40分程あるし、「クライマーズ・ハイ」も持っては来ていたけれど、隣に座っていた、(舛添要一+デーブ大久保)÷2という感の40〜50代位らしき男性が「何かいいのありますか?」と話しかけてきたので、「buy a suit・・」を見に来たんですけれど、と答え、それを機に、映画の話が続き、

結構エスニックな作品はじめ、幅広くご覧になっているようで、映画祭のパンフを持って、作品に○、△、×等つけ、今回の一押しは、コンペ部門のインドネシア作品「アンダー・ザ・ツリー」で、そのガリン・ヌグロフ監督は、私は初耳だったけれど、本来コンペ部門に出る自体おかしい、等と熱心に言っていた。

「buy a suit・・」は余り興味がなさそうで、市川作品は「BU・SU」が、今娘持ちだけど当時富田靖子のポスターも貼っていたし、良かった、「さびしんぼう」はもう少し出番が多ければ、と。気になっていたイラン作品(「ハムーンとダーリャ」)はどうですか?と聞いたら、年をとった監督だけど、映像は綺麗なのは確かだと思う、等。このエブラヒム・フルゼシュ監督も初耳、後で検索したら、キアロスタミ監督より1才上で69才、同監督と映画スタジオを創設した盟友だった、と。

イラン映画では「桜桃の味」がお気に入りらしく、「友だちのうちはどこ?」等は知らなかったようで、一応お勧めはしておいた。デイリーニュース新聞に載っていた「コトバのない冬」は、高岡早紀はお好きなようで、作品自体は意外と良さそうだ、と。

最近見た新作では「パコと魔法の絵本」が面白かった、旧作では「愛のコリーダ」的だけれど杉本彩の「定の愛」が映像も魅惑的で良かった、等。黒沢清作品が好みのようで、「崖の上のポニョ」は、聞かれたので見たし良かったと思う、と言ったらそうでしょうね、と言われ、作品については賛否半々でまあ好意的、という感だった。

途中、今「櫻の園」の監督が通った、と言われ、昨夜「櫻の園ーさくらのそのー」上映の関係か中原俊監督が来ていたようで、「櫻の園」「苺の破片」は見たけれど、本人はTVでも画像でも見かけた覚えなく、見逃してしまった。「桜の園」は割と好きな作品、先日夜放映があったけれど「プロフェッショナル 宮崎駿」再放送と重なり保存録画出来なかった。

少し緒形拳さんの話になり、その人は「風のガーデン」は見てないようだけれど、「あつもの」が良かった、と言い、初耳だったけれど、菊の花が結構出てくる話のようで、後でチェックしたら「厚物」という菊の種類があり、それを咲かそうとする老人が主人公の話のようで、菊と言えばどうも「犬神家・・」のおどろおどろしさが思い浮かぶけれど、こういう作品もあったのだった。

そういう話をしている内に「buy a suit・・」開場時間になり、またもし見かけたら声かけて下さい、と言われ有難うございました、と別れたのだったけれど、私はごくたまに、友人と電話で映画の話になったり、一緒に見に行ったらその後食事しながら作品の話したりはするものの、そう日常に見ている映画好きの友人、知人は身近におらず、ああいう風に映画ファンと直に四方山話、というのは、思えばかなり珍しい事だった。

その人は、初日から毎日来て、インド映画等は見た、と言っていたけれど、映画祭ではこういう風にブラブラして人と話すのも好き、と。そう趣味が一致、という訳でもなかったけれど、通常の上映の劇場だったら、ちょっとありにくいケース、私にとっては久方に出かけた、映画祭ならでは、というムードも手伝って、という一期一会のちょっとした遭遇だった。

「コトバ・・」は渡部篤郎が初監督、という事ではそう気にならないけれど、高岡早紀と北海道舞台、での興味、渡部+高岡というのは、それで知り合ったかどうか不明だけれど、以前ストーカーのドラマ(「ストーカー 逃げきれぬ愛」('97)だった)で共演していた覚え。公開未定だそうで、後日DVD化確定でもないし、今日上映、気にはなりつつやや忙しなさもあり見送った。北海道と言えば松山千春の自伝映画化「旅立ち 足寄より」が明後日、好きな曲はあるけれど、人物的に興味今一つ。ずっと見ていないイラン映画の機会、「ハムーンとダーリャ」は明日か明後日だけれど、考慮中。(http://www.tiff-jp.net/ja/http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works9http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works5

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