「Meadowインストール日記1 Netinstall」
PC
GNU Emacsという強力なフリーのテキスト・エディターがあるんですが、そのWindows版のひとつにMeadowというのがある。
http://www.meadowy.org/meadow/
もともとはUNIX系のワークステーション上で開発されたソフトだが、ソースコードが公開されていて、誰でも自由に改良や移植して配布できるので、本家はアメリカ生まれで当初2バイト文字に対応していなかったのを、独自にいち早くWindowsでの多言語環境を実現したものがMeadowだったというわけだ。
今はEmacsも多言語対応しているが、使い勝手も変わらないし、日本語の情報が豊富なのがMeadow を使うメリットと言えるだろう。
編集するファイルの種類によって細かい設定の使い分けができたり、メールやネットニュース(って今時あまり利用されていないみたいだが)やウェブページの閲覧ができたり、ファイルの操作もできたり等々非常に多機能なのだが、その分、使いこなすには、結構細かい設定をしてやらなければならないが、これがかなり面倒で難しい。
以前にインストールしたのはもう何年も前で、変わった部分や当時はPCの性能から断念した機能もあるので、改めての設定作業の備忘録がわりのメモをつけていこうと思う。
早速だが、ダウンロードから。
前はダウンロードして解凍してやらなければならなかったが、今は自動でインストールできるNetinstallというパッケージもある。
ウェブサイトはここ↓
http://www.meadowy.org/meadow/netinstall
古いPCで使っているのはMeadow2 だが、今回はversion 3をインストールする。
日本人なので setup-ja.exe のほうをクリック。
低速回線でなければ、保存しなくても直接開けばOK。
指示にしたがって進める。
規定どおり、C:\meadow にインストールすることにする。
ローカルパッケージはどこでもいいが、後で削除しても構わないので行方不明にならないようにデスクトップに保存する。接続はダイレクトで適当にサーバーを選ぶとダウンロードが始まる。
ホームディレクトリなどの設定はせずにインストールを完了させた。
そのかわり、後で、コントロールパネル→システム→詳細設定タブ(Windows XP の場合)の環境変数を開いて新規にHOMEにc:\usr\homeと、TZにJST-9を設定した。前者は任意だが、ここに起動時の設定ファイルやメールフォルダなどを置くことになる。後者は日本時間はグリニッジの9時間遅れですよ、という意味。
まずはホームディレクトリで起動するように、スタート→すべてのプログラム→Meadow→Meadow3を右クリックして、プロパティの作業フォルダにc:\usr\homeを指定した。
次はいよいよ設定ファイルを書き換えていくということでとりあえずはここまで。

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