飲酒運転して事故を起こした場合、いったん現場から逃走し酔いを冷ましてから出頭するというケースが多くなっているそうだが、そもそも轢き逃げ、当て逃げほど卑劣な行動もない、というのが一般的な認識のはず、と思っていたらそれを論じた記事が。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2440586/detail
(livedoorニュースより)
悲惨な犠牲が相次いで、飲酒運転の悪質さについてより厳しい対応=社会的制裁を求める声が高くなってきたが、
実はすでに酒気帯び/酒酔い運転の罰則自体は道交法改正とともにけっこう重くなっていることによるねじれ現象とはいえ、これは被害者の手当てと言う実利的観点からもまずいだろう。
罪の重さが「飲酒していなくて逃げなかった人<飲酒していて逃げなかった人と<飲酒していなくて逃げた人<飲酒していて逃げた人」というのは全く正論だ。
この素朴な感覚を反映した罰則を実現する法整備を望みたいところである。
話は横道にそれるが、これほど新聞やテレビで飲酒運転の悪質さについて声高に叫ばれているのに、警察の一斉取り締まりで捕まる人が後を絶たず、しかも検問現場周辺では仕方なくなのか駐車場の車内で眠る「予備軍」も多数というのはどういうことなのだろう。
そういう人はきっと新聞はもちろんテレビのニュースも見ないし世間の雰囲気なんか知ったこっちゃないんだろうと思いきや、事故を起こせば逃げて素面で自首するほうがいいなんて知恵はある(私は最近まで知らなかった)っていうんだから全く理解に苦しむ。
事故の危険性ばかりが云々されるが、それはもちろんとしても、だいたいそうまでして
酒を飲まないと楽しめないというのはとても格好悪いことだ、と思うのだがいかがだろう。

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