来日中ということで明日28日のライヴを見に行く人。
何年か前に、ジャケットに惹かれて中古で手にした『Phenomenal Ruthie Foster』というアルバムがきっかけで知って、フォーキーなソウルという印象でかなり良いなと思っていたものの、それきりになっていたのが、Kelly Joe Phelpsの来日情報をチェックしていたらこの人も来日すると知り、チケットを購入した次第だ。
で、その気に入っていたPhenomenal...のアルバムだったのだが、しっかり聞きなおしてみて更に見直した。
悪魔を哀れむ歌を思わせるような(歌詞はぜんぜん違うけど)自作の「Heal Yourself」とかドスの効いたSon Houseカバー「People grinnin' in your face」、ロゼッタ・サープの「Up above my head」なんかが並ぶソウルフルでファンキーな前半も素晴らしいが、終盤は荘厳と言いたいくらいに感動的。
Eric Bibb作品の「Friend like you」 はほんと名曲!
「私の望みはあなたの友達でいること、私にとってのあなたのような」なんて歌っていて単純な私は見事に泣かされる。
「Phenomenal woman」はカバーだが、あちらでは有名な詩に曲をつけたもののようで、力強い女性賛歌で感動的。ぜひとも明日もやってほしいところだ。
ストリングスをフィーチュアして傷心を歌うラスト「I don't know what to do with my heart」も美しい。
新作を携えてのツアーということで、豪華ゲストも加わって制作したというニューアルバムの方も楽しみだな。
余談だけど、Allman Brothersなんかとも交流があるみたいね。

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