松坂屋の岡崎店が今日閉店になりました。
38年前に岡崎にでき、以来あるのが当たり前と思っていましたが、無くなる時がくるなんて思っても見ませんでした。
物心ついた頃から、遊び場のひとつ。本当にすぐ近くにあったので、母に連れられて行ったものでした。
小学生の頃はここの屋上にあったゲームコーナーへも毎日出入りしていました。
大人になり、ここ10年は、何度もお呼び頂き、催事で松坂屋さん側でお仕事をさせていただいておりました。地元で、かつ私ども店が近所なので、実際は名古屋店の時のが出店しやすかったのですが、岡崎でもちょくちょく出店させていただいておりました。
本当に無くなるなんて・・・。
百貨店自体が再編をしています。東京でも有楽町あたりでなくなる百貨店があります。
小売業界全体に、何か今までと違う流れが出来ているようにも感じます。
百貨店が、岡崎から離れたのか。岡崎が百貨店を追いやったのか。これから先、何年かたってわかる時が来ると思います。
百貨店の存在は、今までから言えば、百貨店側の売上だけの問題ではなく、街を形成する核でした。社会的存在意義は計り知れぬほど大きいと思います。
岡崎の中心部は今後どうなるのか。少なくとも行政の目算が全く無いとは思いたくありませんが、松坂屋に変わる、核となる施設は本当にできるのだろうか・・・。

閉店ギリギリまで、めちゃくちゃな人の数でした。

閉店時に店長さんからのご挨拶がありました。悲しくなりました。

報道陣の数の多かったこと。これ程の報道陣はここら辺りではあまり見たことも無いです。

挨拶の後、ゆっくりとシャッターが閉まっていきました。
最後まで、多くの人がご挨拶を聞いて、惜しんでいました。
大きな店が無くなっていくのを初めて見ました。


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