今更ですが、今年、初めて東大寺のお水取りに行ける機会を頂きました。
いつもテレビや新聞では拝見しておりましたが、実際に参加することが出来るとは思っていませんでした。
1259回目のお水取りです。戦中も一度も休むことなく毎年行われてきたそうです。
二月堂で松明がたかれ、本堂内を走る光景は皆さんもご存知だと思います。
80kgもあるそうです。
その大松明から始まる一連の作法・所作はとても感銘を受けました。
基本的に行です。朝方4時まで、本堂内では行が行われています。
私も、夜中まで本堂内で拝見いたしました。全て初めての体験で、緊張も致しましたが、お香水授与で運がよく賜ることが出来ました。1259年間のお水取りのお水が一つの瓶に足されていきます。お香水とは、その瓶の中の水。それを一般の方が賜るのは運しかありませんが、その運に恵まれたようです。
お水取りも夜中の2時過ぎに行われるものです。お寺でも永い歴史がある行事は神仏が一体になっているようで、神事のごとくでした。
そんなご縁をいただいた早春です。


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