昨日は5月11日。奇数月の11日でした。2年半前から始まった「祈りと和」の日です。
昨日も多くの方にご参加頂きました。ありがとうございます。
昨日は「東日本大震災と宗教」と言う映画を観賞しました。震災直後の東北の様子が生々しく描写されています。私も震災後、数度訪ねた地域も幾つか出てきました。
復興の遅さを感じる中、胸の詰まる想いをしながら観させていただきました。
震災に対し宗教家たちがどのように役割を果たしていき、今もって関わったいるのか。ドイツ人が制作した映画ですが、とても客観的な立場で捉えています。
いろいろ考えさせられる内容でした。
そしてゲストとして、京都から池口様をお迎えしてのトークライブです。池口様は僧侶です。
当時東北にも入りボランティアもしながら、現地の僧侶仲間の後方支援もされてきました。
私たちがこの祈りと和を始めた当初からご縁をいただき、私たちが、支援してきた、お位牌修復ボランティアにも多いにお力添えをいただいてきました。
その池口様はそのような傍ら、ライフワークとして、超宗派のネットワークを構築し、機関紙を発行されています。
そして、ゴールデンウィーク中にはその仲間たちで開催された、芝、増上寺での「向源」イベントにも深く関与されておられました。
宗教会も変わりつつあると感じます。また、それは決して悪い事ではないと思います。
被災地では、私が訪ねた頃、超宗派の僧侶たちが、一丸となって、仮設住宅の慰問のボランティアをされてました。
素晴らしいと感じました。
しかし、大変な時だから必然的に形成されるものもあれば、想いをもってそれを必然に変えていく試みを行っている人もいます。
ぜひ、今後も期待をもって関わりを持たせていただきたいなぁ。と感じている次第です。


1