万博ウズベキスタン・デイが近づきました。
オチーロフ駐日ウズベキスタン大使閣下と、こんな会話を交わしたことがあります。
大使「町長さん、9月8日のウズベキスタン・デイをお忘れなく、ぜひ出席してください。」
私 「その日は私の誕生日なので、決して忘れません。」
大使「これは大使館の秘密ですが、実は町長さんの誕生日が9月8日だと聞いていたので、その日をウズベキスタン・デイと定めたのです。」
高度なジョークですね。さすが大使と感心しました。
中山恭子先生、木曽川町で講演!
ウズベキスタンとのお付き合いの一環として、8月6日、
元ウズベキスタン大使・内閣官房参与、現国連改革欧州諸国担当大使中山恭子先生を木曽川町にお招きして、講演をしていただきました。
あの中山さん・・・上品で優しい物言いの中に、外交官としての強い意志を感じさせる・・・そう、拉致問題でのあの中山さんが、木曽川町に来てくださったのです。
私は恐縮するばかりだったのですが、お話をうかがううちに「あ、それで」と、思い当たるところがありました。
今でもかつての赴任先のウズベキスタンの人々に強い愛情を持っておられます。ここがまさに中山さんらしいところと私は感じたのですが、お話によれば、
ウズベキスタンの人々もまた、歴史的に日本人に非常に好ましい気持ちを抱いているとのこと。そこで中山さんは、
こういうウズベキスタンの人たちを、万博で好意を持って迎えてくれる町があれば・・・と思っていらっしゃったそうです。同時にあまり日本人になじみのないこの国を、指名してくれるところはないだろうとも思っておられた。
ところが、それがあった。木曽川町です!
木曽川町出身の法律学者
鮎京正訓先生が、講演で「ウズベキスタンはいいところですよ」とおっしゃった。シルクロードに関心を持っていた私が、
万博フレンドシップ事業でのウズベキスタン相手国に名乗りを上げた。というような経緯があったのですが、
中山先生はそのことを大変喜んでおられたのです。講演後何度もお礼を言われ、私はさらに恐縮してしまいました。
それにしても、ご自分が関わられた国の人々に、何年たっても変わらぬ愛情を注がれる元大使・・・中山さんはTVでお見かけして得た印象どおりの人であることに、改めて感動したものです。
さあ、9月8日のウズベキスタン・デイでは、ウズベキスタンの人々に失礼のないよう、きちんと役割をこなしてこよう・・・キー・ワードは「愛情」です!皆さんも万博会場へ、ぜひおいでください。

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